セルダム シーンへの道のり

雨の土曜日 家で音楽を聞くのに最適です  こちらもどんどん更新
しましょう 今回取り上げるのは70年代のブルーグラス シーンで活躍
したセルダム シーンです 彼らが結成15周年を祝して86年の11月10日
に行ったライヴ二枚組が『Live At The Keneddy Center』(Sugar Hill 88年)
なのですが これをじっくり聞いてみましょう

もともと私がセルダム シーンのことを知ったのはオリジナル メンバーだった
ジョン スターリング(g)がリンダ ロンシュタットのアルバムに参加していたから
でした その曲はポール クラフト作の「Keep Me From Blowing Away」という
ワルツ ナンバーで 淡々としながらも祈りのような情感を込めたその曲に惚れた
からでした 所収アルバムはリンダの74年作『Heart Like A Wheel』です

さらにセルダムシーン脱退後のジョンスターリングが発表したソロ作『Long Time
Gone』(Sugar Hill 80年)のプロデュースがローウェルジョージとオウディアッシュ
ワース(J.Jケイルでお馴染みですね)だったことも私のようなロック小僧の
興味を引きつけました  ちなみにアルバム表題曲の「Long Time Gone」の
作者はあのディッキー ベッツ先生なのでした

前置きが長くなりましたがセルダムシーンのこのライヴ盤は まず選曲がとてもいい
です マールトラヴィスの「Dark As A Dungeon」もあれば 前述した「Keep Me~」
もゲストのリンダをメインヴォーカルに収録されています  ジョン フォガティの
「Big Train From Memphis」やヒルマン/パーソンズの「Wheels」の選曲
はロックファンには親しみやすいですし 後者にはパーソンズゆかりのエミルーハリス
が招かれているといった心憎さ! テキサスフォークの神話的な存在であるタウン
ズ ヴァン ザントの「If I Needed You」も何気にセレクトされています

アルバムには伝承歌「Working On A Buiding」(これまたジョン フォガティが
ブルーグラス/カントリ−アルバムで取り上げていました)もありますし リンダも
吹き込みを残したジョンコーツ「The Sweetest Gift」も登場します むろんリンダと
エミルーがヴォーカルなのでした セルダムシーンのメンバーではジョンダーフィ
のマンドリンとマイクオールドリッジのドブロが何とも言えない陰影を醸し出していき
ます

リンダもボニー レイット同様に原曲を聞く楽しみを与えてくれた人です
リンダ版を聞いてから長い歳月を経てやっとセルダムシーンが演奏してリンダが歌う
「Keep Me From Blowing Away」を聞くことが出来たのです
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by obinborn | 2010-10-30 18:07 | one day i walk | Comments(0)  

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