ジャンル別では見えてこない音楽の光景

たとえばトニー ジョー ホワイトとロリー ギャラガーが
ロリーとリンク レイが繋がっているということは
ジャンルに特化して聞いていると意識出来ないことかもしれません

トニー ジョーはスワンプ ロック  ロリーはブルーズロック
リンク レイはガレージロックという括りで語られがちですが
当人同士は案外もっと自由な交流をしているからです

ロリーはトニー ジョー「カラスが飛ぶように」をカヴァーする一方で
レイの「トゥーソン、アリゾナ」も演奏(『タトゥー』アルバム
のアウトテイクでCD時代になって発掘された)していました
現実的にはロリーとレイは当時同じポリドールのレーベル メイトだった
というのも大きいでしょう

タビアス ウッド ヘンダーソンなんかも プロデュースしたハロルド
バティステ ジュニアがニューオーリンズR&Bシーンの牽引者であること
を知っていれば もっと広い見方が出来ます
つまりドクタージョン同様にニューオーリンズを追われて西海岸に移った
流れの一環としてニューオーリンズR&Bを捉えるということなんですね

そんな匂いみたいなものを感じ取っていくと
本当にいろいろなものが見えてきます
それもまた音楽の楽しさだと思います

本来の好奇心みたいなものを失わないようにしたいものですね

以前トニー ジョーに取材したとき嬉しかったのは
こんな言葉でした
「ロリー ギャラガー、、、彼は浮ついたところがなく 南部気質のような
ものを持っていて 本物だと思ったよ」

e0199046_19421864.jpg

[PR]

by obinborn | 2010-11-08 19:33 | one day i walk | Comments(0)  

<< 1968年という重い宿題 news from elect... >>