ブルーズ・バラディーアの至宝

エル・テッチさんのblog『部屋を整理していたら、忘れていたものが出て来た』
にはいつも刺激を受けています

ぼくは現在の家にあるストック以外にも所沢の実家にレコードを保管しているのですが
今日は さっきまで実家のレコード棚を漁っていたのです
まさに「忘れていたものが出て来た」状態なのでした

チャールズ ブラウンの90年作『All My Life』(Rounder~Bullseye Blues)も
そんな一枚です
1922年にテキサスで生まれた彼は言わずもがなブルーズ ピアニスト/シンガーとして
膨大な録音を残してきましたがこの作品は元ルームフルオブザブルーズの鍵盤
奏者ロン リヴィが制作し ゲストにドクタージョンやルース ブラウンを迎えたもの

やはりこの人のブルーズ・バラードは豊潤な味わいがあります
このようなタイプにはあの偉大なレイ・チャールズもいます 彼と同じくナット
キング コールのジャズに憧れて初期のキャリアを積み上げていったのがチャールズ
なのです

エル・テッチさんが思い起こしてくれたことには ドクター ジョンが彼の『In A sentimental Mood』
(Warner Bros 89年)に記載したコメントのこともありました
それは 以下のようなものです

「私がこのアルバムを作るために 真にインスパイアされたのはレイ チャールズと
チャールズ ブラウンです 彼らに特別な謝辞を捧げます」

ちょうど制作時期も前後したドクターの盤とチャールズの盤  ドクターが
思い切りムーディなブルーズ・バラードに焦点を当てた音楽を作ったことも やはり
チャールズから何らかの刺激を受けたのでしょう さらにこの三人はともに鍵盤奏者だ
という共通点でもしっかりと結びついているのでした

秋の夜長を こんな二枚のアルバムとともに過ごすのもいいかもしれません

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by obinborn | 2010-11-09 17:47 | one day i walk | Comments(2)  

Commented by エル・テッチ at 2010-11-10 00:15 x
 obinさん、こんばんは
 obinさんのような方が、私のいたずら書きを読んでいただいていること、望外の喜びです。ありがとうございます。
 私は、obinさんの著書、「Somgs」をいつも手の届く場所に置いているのですが、つい先日まで、私が持っているobinさんの本は、これ1冊きりだと思っていました。 
 私は、1年ほど前、本の整理をしたのですが、その時に「きちんとした収納場所が決まるまで、一旦仕舞っておこう」と、箱詰めにしてそのままになっている本が、ダンボール箱でいくつかあります。
 ところが、先日のことです。
 ある本を探すため、ダンボール箱のひとつを開けたところ、分厚くて、版型もイレギュラーで、いかにも収納しづらい、重い本が出てきました。
 その本の表紙には、「my favorrite og US Records  小尾隆」と記されていました。
 しおりがわりのハガキが、182pのザ・バンドに関する文章に、はさんでありました。
Commented by obinborn at 2010-11-10 14:53
いえいえ、こちらこそ エル・テッチさんとは重なる音楽が多くていつも驚いて
います きっと同じような音楽体験をしてきたんでしょうね
50~60年代のオリジナルR&B/ロックンロールはまだまだ探求の余地が
ありそうです!

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