11月20日

今日のウォーキングは朝と夕方の2回行い 計18,676歩でした
というのも昼にダイエットの天敵ともいうべきラーメンを久しぶりに食べて
しまい(美味いっすね〜涙) その仇を夕方果たさなければならなかったか
らです  それでもこういうリベンジの習慣が付いたことはいいこととだと思っ
ています かつて会社員時代に飲み会〜バー〜締めのラーメン〜就寝とい
った行為を繰り返していたことが今振り返ると恐ろしい(笑)

さて 今日もしつこくダグ サーム3連発といきましょう
つい聞き惚れてしまうのは彼の音楽が奇抜であったり実験精神に富んでい
るからでもなく 何気に南部音楽の核心を捉えているからでしょう
そしてあえて言えば批評家のえじきに成りにくい音楽だとも感じています

本日取り上げるのは73年の『Texas Tornado』(atlantic)です
前年に行われたニューヨーク セッション『Doug Sahm&Band』は言わずと
知れた名盤ですが そのセッションの残りと新たに行われたサンフランシスコ
での録音4曲との折衷となるのがこのLPです もしかしたらその中途半端さ
がこのアルバムの立場をやや弱くしているのかもしれません

しかしながら内容は流石!   ダグのアイドルであるボビー”ブルー”ブランド
の「Ain't That Loving You」ではデューク/ピーコック サウンドを再現する
かのような分厚いホーンズ(3管)に乗ってダグの歌の上手さが際立ちます
し パンチョ モラレスのパーカッションを活かしたジャジーな「Blue Horizon」
もダグの意外な側面といったところ のちにファビュラス サンダーバーズが
未発表曲集で取り上げていた「Someday」は メロディメイカーとしてのダグ
の才能が遺憾なく発揮されている、、、そんな塩梅です

ニック ロウやジョン”キャメロン”フォガティもカヴァーしたカントリー古典「I'll
Be There」(レイ・プライス)やボビー チャールズの「Tennessee Blues」も
悪くありません そしてシングル カットされた「Nitty Gritty」ではオーギー
マイヤーズならではのピーピーオルガンも効果的なリフを奏でていて これは
60年代のサー ダグラス クィンテットを蘇らせたような力強さで迫ってくるの
です フラーコ ヒメネスのアコーディオンが舞うノルテーニャ「Chicano」も
ダグが育った土地〜環境への敬意に溢れているのでした

かつて河村要助さんの名言に「お勉強しなくても ピンと来るのが本物のポ
ピュラー音楽だ」というものがありましたが そんな言葉を思い起こしてくれる
のがダグ サームです

なおこの時期のダグを未発表曲/アウトテイクも満載にコンパイルした
『the genuine texas groover』(03年 rhinohandmade)にも驚愕させら
れましたが やはりベースとなるLPをきちんと聞き込んでからのご褒美といった
ところでしょうか

あと1,5Kg減の目標に半ばおののき畏怖さえする今日この頃ですが
焦らずに体重計と遊ぶような感覚でこれからもウォーキングの続行を誓う
11月の終わりのオビンでした(笑)

e0199046_23502718.jpg


90年代の名盤が『The Last Texas Blues Band』(antones 94年)のライヴだ
ジャック バーバー&ジョージ レインズという旧友のリズムセクションに支えられて
ダグはまるで昨日と同じように歌を届けていく  ロッキーモラレスのサキソフォ
ーンにも友情の証しが溢れ出す
[PR]

by obinborn | 2010-11-20 23:48 | one day i walk | Comments(4)  

Commented by エル・テッチ at 2010-11-21 03:46 x
 obinさん、こんばんは
 3日連続でダグを取り上げられるとは感激です。
 寝る前に、obinさんの日誌を読んで刺激を受け、今Texas Tonadoを聴いています。
 全て好きですが、初めて聴いたときから、ダグとしては珍しい、ベイ・エリア・ファンク調の「サンフランシスコFMブルース」がお気に入りです。
 ホーン陣に粘っこくからみつくギターがもまりません。
 そして、タイトル曲でのギターのオブリガードが大好きなんですが、このギターは、オルテガかも知れませんね。
 また、Genuine Texas Grooverですが、こちらも久々に聴きたくなってます。
 ブックレットをパラパラと見ていたら、未発表曲の「さよならサンフランシスコ、こんにちはアムステルダム」が、既に72年に録音されていたことに改めて驚きました。
 スウェーデンのソネットと契約したのは83年ですが、既にこのころから、ヨーロッパに想いを馳せる事情があったのでしょうか?
 ジャン・レイドの「ダグ・サームの人生と音楽」は、私には手に負えませんが、詳細で見やすいバイオやディスコグラフィーが掲載されているのなら、見てみたいです。
Commented by obinborn at 2010-11-21 07:59
エル・テッチさん、おはようございます
確かに「サンフランシスコ FMブルーズ」はファンク調で新鮮でしたね
「texas tornadeo」は今パーソネルを確認したらバリーゴールドバーグ
が鍵盤で参加していて驚きました
フライング ブリトーズがオランダで人気があったように 第一期SDQが
解散したあとのダグにとってヨーロッパは心休まる土地だったのかも
しれないです
Commented by エル・テッチ at 2010-11-21 12:16 x
 obinさん、こんにちは
 オランダは、米国ルーツ・ミュージックに好意的なんでしょうか?
 72~74年ころは、シェイキン・スティーヴンスもオランダへ渡り、成功への道をさぐっていました。
 ところで、バリー・ゴールドバーグはいいですね。
 私は、74年のソロ作を紙ジャケ日本盤で初めて聴きましたが、冒頭のミンストレル・ショウが始まるやいなや、うきうきするような高揚感と併せ、安らぎをも感じます。
 タイトルのせいもあって、ザ・バンドを連想したりもします。
 今は、レシーブ次郎さんが紹介されていた、ジェリー・ゴフィンの「エンタメじゃない」が猛烈に気になっています。
 ただ、小さい人間のようですが、2,500円以上のCDの購入には抵抗があります。
 ランチは1,000円まで、というのと同じレベルの感覚なんですが…。
Commented by obinborn at 2010-11-21 16:49
バリーのATCO盤は最高ですね! ゴフィンとの共演作もよく聞きました
今度リイシューされたCDも気になるところですが ぼくもまだ購入して
いません ともにマスル産の語り継がれてきた名作ですね

<< 11月21日 11月19日 >>