12月3日〜平易な言葉の豊かな連なり

3日は東京ローカル・ホンクのライヴを渋谷BYGにて

すっかり馴れ親しみつつあるいい会場での それも年末恒例の演奏には
やはり特別な感慨が湧く
そんな気持ちは今晩集まった一人一人が抱いていたのだろう
ノンポリ的な態度のなかにシニカルなものが混ざってくる「社会のワレメちゃん」
では途中にスライの「I Want Take You Higher」を挟むという鮮烈さ
なかでも本編の最終曲「生きものについて」は熱演であり
それに対する惜しみない拍手が会場を包み込んでいった

誰もが邪悪なものを抱えている
誰もが美しいものを持っている

終演後の打ち上げでドラムスの田中クニオと漠然と話したことも
そんなこと
その心持ちのようなものが しいて言えばぼくがホンクを好きな理由かもしれない

ソングライティングを担当する木下弦二にしても
(一見)平易で陽気なリリックに辿り着くまえには 相当な屈折があったのでは
とぼくは想像する
そう、その迂回がたぶん聞き手たちを捉えるのではないだろうか

新曲となる「はじまりのうた」でクニオが叩くハイハットの繊細なニュアンス
それと光となり影となりながらシンクロしていく新井健太のベースは
いつもぼくに”バンドの匂い”を運び込んでくるし
井上文貴の抑制された故に多くのことを伝えるギターには叡智すら感じる
この人の語法はどこか俳句的でもある

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アンコールの1曲めは「サンダル鳴らしの名人」
美しいコーラスとハンド・クラッピングが笑みを交わす
ホンクを聞いてきて良かったと思える瞬間が ここに

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クニオのマレットを持つアラケンこと新井健太
アラケン:「オビさんの最初の音楽体験は何だったんですか?」
オビ:「ぼくはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバルとビートルズです」

「最初にベースの裏メロというのを意識したのはビートルズの「Something」
の演奏だったんです」とぼくが言ったら
「あれは本当に素晴らしいですね」と応えてくれたアラケンさん
バンドの心臓部ともいえる彼と話せたことも昨日は収穫でした
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by obinborn | 2010-12-04 03:10 | one day i walk | Comments(5)  

Commented at 2010-12-04 12:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by obinborn at 2010-12-04 13:42
昨日はお疲れ様でした(終電ギリで間に合いました^0^)
Twitterにログインしたのですが今まで見れていた方のページを
逆に閲覧出来なくなってしまいました(二重登録でもしてしまった
のでしょうか?) 以上現状報告です いろいろすみません
Commented by obinborn at 2010-12-04 20:07
お手数をお掛けします
電話番号をひかえさせて頂きました 
もう少し自分でやってみて駄目でしたらお電話差し上げますね
Commented by フミカ at 2010-12-05 08:56 x
はっやーくー!(笑)
待ってますよ〜。
Commented by obinborn at 2010-12-05 09:13
お嬢さん、「チョトマテクダサイ」(^0^)

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