12月6日

今日は15,099歩

かつては商店のウィンドウに映る自分の姿も無様なものでしたが
最近は自分の目でもだいぶすっきりしたと思えるようになりました
いっ、一体どこに肉付けていたんねん(苦笑)

60年代の学生運動に対してぼくがシニカルな気持ちにならざるを得ないのは
ちょうど多感な青年期に彼らが崩壊していく樣をテレビや新聞で見てきたこと
もあるし ぼくの時代にはまだその余塵が残っていてキャンパスにはヘルメット
を被った活動家がいたり セクトに引っ張られそうになったせいもあるのかもし
れません

いま読んでいる角田光代の『ツリーハウス』(家族年代記のようなもの)にも
ちょうど60年代の学生運動の様子が背景として描かれているのですが
角田さんが(登場人物に言わせる)距離感も実に素直なもので共感を覚えます

よくいるでしょう 飲み屋であの時代の闘士だった風を吹かせる輩が(苦笑)
そういう意味でぼくはかつての反戦フォークも生理的にダメだったのです
何の音楽的スキルもないくせにお題目ばかり唱えるその姿は ある意味
愛やら平和やらとかを平べったい言葉で歌う昨今のJ-Popと同じだなあという
奇妙な符合(時代的には二回り?)を感じたりもしています

人は権威や権力に弱いものです
従来の競争社会を否定したはずのカルト教団がその組織をヒヘラルキー(階層)
化していったことが端的に彼らの”弱さ”をアイロニックに物語っています

固定的な人間関係に依存せず 基本的には一人でいること
そこから柔らかい心で人々や暮らしの営為を見つめること
そういえば今は亡きサンディ・デニーもそんな女性でした

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長らく待たれたサンディ・デニーのBBCライヴ音源完全版ボックス(07年)
その凛とした歌声は未だにブリテン諸島のシンガーにとって大いなる規範であり
遙かな旅路を指し示している

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by obinborn | 2010-12-06 19:14 | one day i walk | Comments(0)  

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