1月9日その2
2枚めがブルース ボトニック(ドアーズ!)の制作
その問いにすぐ反応した人、流石です!
そう、ジョー ペリーのファースト(80年)とセカンド(81年)が
まさにそれだったのでした
思えばこの時代のエアロスミスは最初の迷走が始まった頃で
清く正しく『闇夜のヘヴィロック』からあの『ロックス』へと聞き進めてきた
高校生にとっても 突然の暗雲のようだったのです
そんな暗い影を見事に吹き飛ばしてくれたのが
まさにジョーのソロ活動であり その孤軍奮闘の姿は
80年代中盤 暗礁に乗り上げたストーンズとキースの関係を
今となっては暗示させてもいたのでした
専任ヴォーカリストがいて それとタメを張るギタリストがいる
そんな両刀バンドにいつか亀裂が生じるのは
きっと歳月がもたらす甘えや虚栄であり かつての自分が思ってもいなかっ
た悪魔との葛藤でもあっただろう
ジョーのソロ アルバムは まさにロックンロールだらけ!(笑)
いい感じのリフも随所にあるし スライドギターの”だらしない味”は
例えばスワンプ ロックの聞き手にも優しいのではないだろうか?
けっして旨くはないジョーの歌が かえって聞き手に信頼の感情をもたらす
ぼくの言う意味を理解してもらえるだろうか?
ジョー ペリーのその姿に 僕はニルス ロフグレンと同じ匂いを感じる
by obinborn | 2011-01-10 02:30 | rock'n roll | Comments(0)