旅立とう、ぼくの友だちたちよ

同じくらい正しく公平にルールを設けたとしても
きみときたら また負け戦に興じている

誰かさんは険しい道のりだねと言うだろう
他の誰かさんはきみに親しみを感じるかもね
あるいは人によっては きみをバッサリと切り捨てるはずさ
「もう来ないでくれ!」って

奴らは言うのさ
ぼくのあらゆる友だちたちは いつか見知らぬ他人になる、 と
奴らは言うのさ
ぼくのすべての友だちたちは いつか死に絶えるだろう、 と

旅立ちたまえ 旅立ちたまえ

名声を得た時代の英雄という奴は
いつも完璧な美女を追い求めている
そう、名前すら覚束ない綺麗な歯並びだけを残しながら

果たしてこの飢えのなかで誰が着飾るのだろう?
血塗れの人が泣き叫ぶ暴動なかで
一体誰が着飾るのだろう?
ああ、ぼくはせめてぼくを必要とする彼女だけを探したい

きみがたとえ見知らぬ人だとしても
きみはぼくの友だちかもね
ぼくたちのような人生の探求者たちは 二度と上がれない
ハイウェイへと今日も乗り出していくんだ

ぼくらは笑みを交わしながらも 驚き跪く
果たしてぼくらの誰が豊かになるのだろう、と
ぼくたちは互いに見知らぬ人でもいられたのだろうけどね

ぼくの全ての友だちよ
旅立とう
旅立とう

ぼくら人類が死に絶えるその日まで

(ダニー・オキーフ/オール・マイ・フレンズ)

77年のアルバム『アメリカン・ルーレット』に所収するほか
グレンダ・グリフィスの優れたカヴァーでも親しまれた
ちなみにオキーフは99年のカムバック作『悪魔から逃れて』
でも久しぶりに同曲を取り上げたが その思索的な態度や
静謐で味わい深いプロダクトは この人を聞いてきて良かった
と思わせる価値あるものだった

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by obinborn | 2011-01-14 19:55 | one day i walk | Comments(0)  

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