2月23日

先日 東横線の学芸大学駅に行ったとき
”弦克”ライヴ開始よりだいぶ早く着いてしまったので 
久しぶりに立ち寄ったのが知る人ぞ知る中古レコード店の
「サテライト・レコード」
店主の日高くんも元気そうで良かった

洋楽マニアからネタ探しのDJまでこのお店はいつも盛況!
店舗を訪れるお客さんのほうが多くって
ネット通販が逆に煩雑で出来ないというお店も今時珍しいのでは?

答えはとても簡単
音楽をきちんと知っていて安価で還元しているから
ただ それだけ
でも そのことがいかに尊いことだろうか

その日の収穫はヴァン・モリソン『Magic Time』(05年)のLP盤
むろんCDで愛聴してきたが ヴァンに関しては今もアナログを収集しているから

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ヴァン・モリソンの05年作は穏やかな境地のなかに秘めた情熱を伝える傑作
パディ・モロニーのウィッスルによるアイリッシュ風味とブルーズへと振り切った
ヴァンの”がなり節”とが自然に同居する
参加メンバーには元アンドウェラのデイヴ・ルイス(kbd)も
なおパイレーツのミック・グリーンは屈強なギター・リックで2曲に参加したが
惜しむべくも 彼にとっては最晩年のプレイとなってしまった

70年代以来ヴァンの新作が出るたびに ぼくは彼のアルバムを買い求めてきた
そんな関係を築けるのも ある意味ものすごく幸せなことだとしみじみ思える
彼とともに春を迎え 夏を見つめながら1年を終えていくこと自体が
途方もなく幸せなのだ

そういえば”若さ”ということに関して さほど関心を持たなくなったのは
そうしたことに頓着している人がむしろ滑稽に思えてきたのは
ヴァン・モリソンという大河を知ったからだったのかもしれない

           目のなかの驚きを隠してはいけないよ
           きみが微笑むとき 私にはそれが正しく思える
           しばらく そこにいたい
           しばらくの間 そこにいたい
           その魔法のような時のなかに

           きみはそれを郷愁と呼ぶ
           でも構わないさ
           風にさらされた丘の麓に立って
           教会の鐘が鳴るのを聞こう
           その魔法のような時に紛れながら

           ヴァン・モリソン「マジック・タイム」より

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by obinborn | 2011-02-23 19:07 | one day i walk | Comments(0)  

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