3月28日/そしてラクーンからの便り
いろいろなことが試されている
あの日を境に何だか位相が歪み
見える光景が違ってきてしまった
昨日までそこにあった町や人が
今は瓦礫のなかというのはどんな気がするのだろう
自分が育ち子供の頃の記憶と分け難く結びついている光景が
一瞬にして奪われるのはどんな気がするのだろう
自分の家や店や学校が跡形もなく流されてしまったというのは
一体どんな気がするのだろう
持っていたものをすべて失うというのは
一体どんな気がするのだろう
帰るべき家はもうない 会うべき人たちはもういない
それは一体どんな気がするのだろう
追記:その後ラクーンより掲示板のほうに連絡がありましたので
こちらに転載させていただきます
大変な状況のなか よくぞ書いてくれたと思う
ラクーン、負けるなよ!
* * *
だんまりですみません
投稿者:raccoon 投稿日:2011年 4月 1日(金)16時45分42秒
被災地へのおこころづかいありがとうございます。
先日やっと故郷・陸前高田で家族と対面できました。
それまでは毎日映像を見るたび泣いて暮らしていましたが
行く道の、自衛隊の皆さんやタンクローリー、
救援物資を運ぶトラックの逞しい姿に何度勇気づけられたことか。
皆さんの善意のライン。
そうでした、心が折れたなんていっている場合ではないのでした。
頭は冷たく心は熱く。やることは山積みです。
まだ音楽などを楽しめる余裕はありませんが
もう少し経って、気持ちをくんでくれるのも
傍にいてくれるのも必ず音楽だと思っています。
それぞれの思いを胸に前へ
どんなに厳しいときも生き抜いてゆきましょう。
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_43.html
ラクーンが大好きなヤングブラッズ
写真は彼らの71年作『Good And Dusty』の裏ジャケットから
「これならオレでも演奏出来るんじゃないか?」と思わせる鷹揚
な響き ヘタレの極北のような親近感が魅力のグループだった
ジェシ・コリン・ヤングの名曲「light shine」が愛でるような余韻を残しながら
アルバムは終わる
ちなみにレコード番号はraccoon#9
by obinborn | 2011-03-29 02:19 | rock'n roll | Comments(5)
もし、少しでも被災地やその人々に(想像することだけでも)近づけられたら、不必要な買占めや哀しいデマや噂など流すこともないだろうに。
書いてみました 人様のblogを読んでいて温度差や違和感を
覚えることもしばしばです(逆もまた真なり)が 今は揚げ足を
取り合っている場合ではないでしょうね
かもんみねこさんが描いてくれた絵とその直裁なメッセージ
がこういう時は一番訴えるような気がしてなりません
お久しぶりです。
しばらくブログの更新が無いので心配しております。
私もやっと現実を受け止められるようになってきました。
今日は弦二さんのソロを聴きに行きます。
近いうち小尾さんの弦二さんのロングインタビューリンクはらせて頂きますのでよろしくお願い致します。
16日お会い出来るのを楽しみにしております。