4月22日

久々に宮本望と江古田で呑む

実は夕方近くのスーパーでばったり彼と会い
ならば今夜にしましょう、と即刻話がまとまった次第
「いつか、また」と社交辞令や空手形を繰り返す輩よりずっと気持ちいい
さすがである

宮本くんはぼくより15年くらい年下だが ある意味シビアに現在の
音楽状況を正確に把握していて ぼくも彼のハナシを聞いていて
頷く部分は多い
また2000年頃の彼は多くの記事やライナーノーツを書いていたのだが
思うところがあってか現在は筆を休めている様子
ぼくは彼のそんなナイーヴな部分が好きなのである

職業的ライターさんのなかには何でもソツなくこなすタイプも多いけれど
ぼくはそういう人の文章を面白いと思ったことは一度もないし
いっしょに酒を酌み交わしたいとも思わない

だいいち一人の音楽家や一つのバンドを理解するには少なくとも数年はかかるはず

やはり宮本くんのように自分の審美眼なり文体をしっかりと持っている人
がもっとどんどん表に出て来て欲しいと思う
そして編集者の方々は御用ライターにお願いするのではなく
原石のダイヤモンドを見つけ育てるよう努力していただきたい

ちなみに一軒目は焼き鳥屋、二軒目はイタリア料理店とまったく脈絡の
ない飲み会であった 何考えとるんやねん(笑)
ぼくはビール1、麦焼酎4、白ワイン2
そんな具合に傷を舐め合いながら江古田の夜は更けていった

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70年の前半に録音されながらお蔵入りとなり73年の秋に突如リリース
されたのが『ディラン』だった
他人の曲を歌うことが自分の証し
そんな心持ちがナッシュヴィルの包み込むような音のなかに映えた傑作
現在唯一ディランの公式カタログから外されているのが残念でならない
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by obinborn | 2011-04-23 12:41 | one day i walk | Comments(0)  

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