5月27日
今に始まったことではないが その原因は音楽の実感と書かれた文章とが
あまりにもかけ離れているからだと思う
一番陥りがちなのは自分ならではの見解を打ち出さんとするあまり
音楽を紹介する以前に自分を語ってしまったり もっともらしい修辞
で自己満足してしまうパターンかな
ありていに言えば素直じゃない
ひとつのグループや一人のアーティストのライヴに通い詰めていると
悪い意味でギョーカイがよく見渡せることがある
そう、普段ライヴに来ていないような輩に限ってサクサクとその音楽家
の新作などにレベル7級のどん引きレビューを書いているのでした
ロイ・オービソン曰く「不思議なことだけど ぼくはチャック・ベリーの
ロックンロールにカントリーを感じるんだ」
そんな感想はリトル・リチャードの火の玉ロック「Rip It Up」のベリー・
ヴァージョンを聞けば何となく解ろうというもの
ストーンズでお馴染みの「アイム・トーキング・アバウト・ユー」や
ライ・クーダーが80年代に取り上げた「13の質問事項」を収録した
偉大なるベリー、59年の5枚目のアルバム
by obinborn | 2011-05-27 18:06 | rock'n roll | Comments(0)