ラクーンへ
ぼくの毎日といったら午前中のバイトが終わると昼飯を食べ
原稿依頼がある時は原稿を書き ない時はなにもせず
夕方になったらウォーキングを60~90分ほどこなし
それから入浴しお酒を飲み始め やがて眠るというもので
まったく変わりばえがありません
たまにテレビを見ても馬鹿な政治家たちが馬鹿なことを言っているだけなので
途中でスイッチを切ってしまいます
実家とお店がすべて津波で流されてしまったのですね
東京に住み 都市生活を享受しているぼくも いつかそんな日が来ることを
覚悟しなければいけないのかもしれません
震災のことで最も胸を締め付けられたのは 突然断ち切られた日常です
ある作家による現地のルポに タワー・オブ・パワーのCDが泥まみれになって
瓦礫のなかにあった というものがありました
そういう卑近なところからぼくはやっと想像していけるのかもしれません
昨日までそこにあったことが今はもうない そんな残酷さのことを
こうして毎日を暮らしていて ぼくも楽しかったり塞ぎ込んだりの連続です
ことさら大袈裟に3・11と表現するよりは もっとさまざまな局面でその傷は
これからも生々しく噴き出していくのでしょう
またいつか 大好きなラクーンへ
どうかお元気で
だんまりですみません
投稿者:raccoon 投稿日:2011年 4月 1日(金)16時45分42秒
被災地へのおこころづかいありがとうございます。
先日やっと故郷・陸前高田で家族と対面できました。
それまでは毎日映像を見るたび泣いて暮らしていましたが
行く道の、自衛隊の皆さんやタンクローリー、
救援物資を運ぶトラックの逞しい姿に何度勇気づけられたことか。
皆さんの善意のライン。
そうでした、心が折れたなんていっている場合ではないのでした。
頭は冷たく心は熱く。やることは山積みです。
まだ音楽などを楽しめる余裕はありませんが
もう少し経って、気持ちをくんでくれるのも
傍にいてくれるのも必ず音楽だと思っています。
それぞれの思いを胸に前へ
どんなに厳しいときも生き抜いてゆきましょう。
http://www3.nhk.or.jp/news/jishin0311/movie/chapter_43.html
by obinborn | 2011-07-07 19:50 | one day i walk | Comments(2)