マスル・メンを探せ!

ジェリー・ウェクスラー〜atlantic/atcoのスワンプ・ロック戦略の一環として
ルルの『new routes』(70年)とともに先駆となったのがシェール『3614
jackson highway』(69年)だったように思う

アラバマ圏外の歌手をマスルに呼び フェイム・スタジオから枝分かれしたマスル・
ショールズ・サウンド・スタジオの白人チームによる演奏でR&Bのアルバムを作る

そんな目見論は『boz scaggs』(69年)でまずは試されたわけだが ボズの盤には
何故かウェクスラー/ダウドは関わっていない それでも『ronnie hawkins』(70年)
などを制作しながら ロック界のマスル出張はトラフィックやバリー・ゴールドバーグ
またはトニー・ジョー・ホワイトやオーリアンズなどによって活況を呈することになった

そんなことを念頭に置きながら 改めてシェール『3614』を聞いてみたい

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タイトルはマスルの住所をそのまま言い表すものであるし この集合写真はそのまま
当時のマスル・チームである 一部推測も含めながらメンバーを言い当ててみたい

まず前列中央が言わずと知れたシェール
二列めが左から エディ・ヒントン、デヴィッド・フッド、ソニー・ボノ、ウェクスラー、
ジニー・グリーン、ドナ・ザッチャー、トム・ダウド
三列めも左からジミー・ジョンソン、アリフ・マーディン、ロジャー・ホウキンズ、
バリー・バケットの順

どうでしょう? あながち間違ってはいないと思うのだが 異論がある方はぜひコメント
して欲しいと思う(集合写真の種あかしは『Eric Clapton』(70年)のようにはされて
いないのだ)

音楽(選曲)のメニューはバッファロー、ディラン、ドクター・ジョン、オーティスらに
ペン=オールダム、エディ・ヒントンら地元組が混ざるというもの
アン・ピーブルズの名唱で知られる「(just enough to keep me)hangin'on」も
なかなかの出来映えだ

フェイム・ギャングとはまた違ういい意味での折衷主義がこうしてマスル産のホワイト・
ソウルを数多く生み出していくことになったのである
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by obinborn | 2011-07-21 15:25 | one day i walk | Comments(0)  

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