3月4日

つまらない悩みなのですが、自分は果たして「音楽ライター」なのかどうか、時折
自問します。大抵の同業者は音楽出版社の編集者やレコード会社勤務の経験を経ながら
少しずつノウハウを掴んでいく場合が多いのですが、私の場合、音楽とはまったく
縁がない会社勤めをしながらたまたま書く機会を頂き、あれやこれや試行錯誤を
繰り返しながら何とか20年以上続けてきたからなのです。だから人様から音楽ラ
イターと紹介されることに、嬉しさの反面戸惑いが今も正直あるのです。

むろん原稿を書いてお金を頂いている以上、プロとしての自覚を持たなければいけま
せんし、読むに値する文章を書いてきたとは思っていますが、いわゆる職業的なラ
イターとは言い難い自分を振り返ってみれば、足下がぐらついたりして(2月
下旬から弊logが停滞していたのはそんなことも関係していました)。

それでも心あるミュージシャンや音楽ファンの方々から声を掛けて頂けるのですから、
もっとしっかりしなくては! と思います。押しが強くなければ生き残っていけ
ない浮き沈みの激しい世界のなかでも、私のことを解ってくれる方々がいらっしゃる
というのは大変ありがたいことです。

グチはこれくらいにして、たまには営業しましょう(笑)。
以下、3月〜4月に発売されるCDのライナー・ノーツを書かせて頂きました。
もしよろしければ購入してくださいね^0^

e0199046_1382123.jpg


e0199046_1385727.jpg


e0199046_13432968.jpg


発売元は3点ともにクリンク(芽瑠璃堂)さんです。

また今後の予定としては、とある雑誌の『20世紀のギタリスト、100人』のアンケート
に参加します。また4月にはさる大物のシンガー/ギタリストへのインタヴューがどうやら
実現しそうです(詳細は追ってご報告致します)。

それでは皆さん、お元気で。
この件に関するコメントも頂ければとても嬉しいなあ〜。
[PR]

by obinborn | 2012-03-04 13:39 | one day i walk | Comments(6)  

Commented by 240_8 at 2012-03-04 15:52
こんにちは。
obinbornさん、兼業ライターだったんですね。羨ましいです。
しかも今度の3作共、興味ある作品。こんな作品のライナーノーツが書けるなんて、羨ましいです。
書かれていらっしゃるとおり、自分が書いて、それを評価する方がいらっしゃる状況自体が素敵なことですね。それで十分だと思います。
私も音楽に関する仕事に従事したいです(笑)。
Commented by obinborn at 2012-03-04 18:06
240_8さん、コメントありがとうございます。貴logはときどき拝見させて
頂いてます。二十数年勤めた会社とは結局意見が対立して辞めてしまったので、正確には元:兼業ライターと言わなければなりませんが、現実を冷静に見た場合、働き盛りの30~40代を身を粉にして働き、それなりの貯蓄をしてから自分の身の丈にあった生活を考えるのが一番いいかもしれませんね。自分の場合アルバイトの身になってからやっとインディの音楽家の
方々と同じ目線に立てたかな、という実感があります。そしてたとえ実入
りが少なくとも、自分の書いた文章を読んでくれる方が少なからずいらっしゃって、「あれは今も印象に残っています」とか「視野が広がりました」とか言って頂ける時は、もう本当に嬉しいです。”武士は喰わねど高楊枝”この心意気でいきます^0^

Commented by NARU at 2012-03-04 22:19 x
こんばんは!

業界のバックグラウンドは分かりませんが、いち音楽リスナーとして、小尾さんには最も信頼を置いています。

小尾さん繋がりで、どれだけの作品に出会えた事でしょう。中村まりさんと話しました。小尾さんの耳は確かですよね…って(笑)

いつか、グラスを傾けながら、音楽の話を聞きたいです!!
Commented by obinborn at 2012-03-04 22:31
NARUさん、お久し振りです。佐野さんの会場で声を掛けて頂いたり、こうしてコメントを書いて頂けたり、本当に嬉しいです。ありがとうございます。いつか酒席にご一緒させてください^0^
Commented by CAKE at 2012-03-05 08:35 x
職業的なライターかどうかということ以前に、読むに値する文章を書こうとする自覚や姿勢が重要だと感じますし、それを常に抱えた上で執筆されてる小尾さんは、誠意ある書き手だと思っています。

多分、自覚的なミュージシャンなら、似たようなことを常に自問してると思いますよ。
Commented by obinborn at 2012-03-05 12:04
Cakeくん、ありがとうございます。演奏する側と書き手と立場は違えど
互いに精進あるのみですね〜。まあ私の場合マイペースでポツポツやるし
かないのですが、プレイヤーも書き手も結局”自分の語法”を持っている
人はやはり強いし、流されない耐久性があるのだなあ〜、などとヒシヒシ
感じるこの頃です。出張が多くお忙しそうですが、また飲みましょう!
ギターのほうもがんばってください!

<< 3月3日 3月2日 >>