3月9日

しかしいくら可視化の時代でtwitterやfacebookがもて囃されたとしても、
空はひとつだし太陽もひとつ。取り巻く自然や脅威が変わることはありません。
そこら辺の基礎的な部分を忘れて、あたかも万能のツールみたいに触れ込ま
れると昭和の人間としては少々違和感を覚えてしまいます(笑)。

そりゃtwitterを放置したままの私もナンですが、リアルの私を知らないのに
こちらの反応がないとすぐにフォロー外しをする人たちには何だかな〜と思って
しまうのです。網羅的にフォロウやフォロワーを増殖していく人もあまり好きく
ない。平たく言えば中味がない。ヴァン・モリソンの言を借りればゼロだ(笑)。

今日は昨日の反省もあってPCに向かい合う時間を減らしたら原稿が進みました。
新聞も読めるし、読書も出来る。そういう意味で山本智志さんが言われた
「新しいメディアの登場はいつも便利さと不便さがセットになっている」というのは
まさに至言ですね。

という訳でロッド・スチュワートの”下町エレジー”が解る人は一緒にお酒を飲み
ましょう。お前は新しい音楽を聞かないのかとかいう輩はこの際無視して(笑)。


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ほんとワシは平穏な暮らしが出来ればそれでいいのじゃ。それプラス好きなレコード
を今晩も聞いて、素晴らしいライヴ演奏(本当に価値あるものはライブハウスのシーン
にいくらでも転がっている)に接し、本を読む。そうしたシンプルな彩りに大きな価値
を見いだしているんじゃ。

当該アルバムの情報をサクサクと検索することは今の時代誰でも出来る。でもその作品
を理解し把握することとはまったく違うはず。そこら辺のボーダーがあまりにも
曖昧になってしまっている。やはり罠なんですよ、それは。

この一年、多くの音楽家たちから聞かれたのが「意図せず書いた歌詞が震災後の状況
にも当てはまっていく」といった旨でした。解釈の自由や言語の多義性のことにも関係
するでしょう。そう、私が今いるこの場所もまた”積み木の部屋”なのかもしれません。


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by obinborn | 2012-03-10 00:03 | one day i walk | Comments(0)  

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