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イルカ漁から国家まで

映画『ザ・コーヴ』(09年)をめぐる民族派市民団体(上映反対派)と一水会顧問の
鈴木邦男との対立。
まあ、同じ右サイドでもこういうねじれがあるわけです。



『ザ・コーヴ』の内容や問題点などはご存知の方も多いと思いますので、ここでは
省略します(調べたい方はウィキなどを)。
むしろ私がここで着目したいのは右翼どうしの対立です。

映像の後半で鈴木氏は、近年増殖してきたいわゆるネットウヨと呼ばれる感情的右翼
が(この上映反対のような)言論弾圧に加担していることを憂慮しています。
ところが逆に団体は鈴木氏を「朝日新聞の座敷犬」呼ばわり(渋谷編パート1で確認
出来ます。私がUPしたのは横浜編パート2のほうです)しています。

一水会の存在は結局三島由紀夫の自決をどう捉えるか、という根源的な問題から発して
いますので興味のある方は調べてくださいとしか言えませんが、とにかく私がこれを
アップした理由は、左であれ右であれ主義主張はどうであれ言論統制の動きはかなり
ヤバイよ!ということです。



どっかのお気楽な音楽評論家からは「これは音楽のブログじゃないんですか」なんて
いうヌル〜い声が、ボブ・ディラン大先生の歌とともに風に吹かれて聞こえてくるよ
うです(苦笑)。

by obinborn | 2012-04-11 02:40 | one day i walk | Comments(0)  

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