6月21日

ドクター・フィールグッド最初のライヴ・アルバムはベリーの「Talkin' bout You」
で始まっていたなあなんていう感慨にふけっていたら、無性に聞きたくなったのが
ストーンズの『ディセンバー・チルドレン』。65年11月発売の米国編集盤で「一人
ぽっちの世界」(65年10月に1位)を記念して急遽組まれたような形跡もある。

ラリー・ウィリアムズ「She Said Yeah」に始まり、先のベリー曲へとすぐに続く
流れがいい。マスル・ショールズはアーサー・アレキサンダー「You Better Move
On」で。ビートルズもデビュー・アルバムでアーサーを取り上げたことと考え合わせ
たい。ハンク・スノウ「I'm Movin On」ではブライアンのスライドが味わい深い。
フレイミン・グルーヴィーズは「She Said~」だけでなく、秀逸なバラード「Blue
Turn To Grey」を取り上げた。ブルーズ・ハープをフューチャーしたマディ「Look
What You've Done」もストーンズらしい出来だ。

数多いジャガー=リチャード曲のなかでも、最も知られていない一つが「I'm Free」
ではないだろうか。どうっていうことのない曲なのだが、ミックの叩くタンバリンが
途中で一拍ズレるところが妙に愛おしいのだった。

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by obinborn | 2012-06-21 18:37 | rock'n roll | Comments(2)  

Commented by CAKE at 2012-06-23 07:55 x
ブルース、ソウル、R&Rのちょっと歪な雑多感が心地よい作品ですね。
長年好きな作品で、愛が昂じて(?)「12月の子供達」という曲を作りコーガンズのレパートリーにしてましたが、本作との符号を指摘した方は10年で5人くらいでした(笑)。

タイトルとジャケットはストーンズ史上最高かもしれません。
Commented by obinborn at 2012-06-23 10:33
加えてトータルのランニング・タイムが30分前後というのもこの時代のLPの良さかもしれません。A面が終わってB面にひっくり返してあっという間に終わってしまう。だいいち頭の「She Said Yeah!」
なんてわずか一分半ですからね(笑)。65年までのストーンズは
ガレージ・ライクなコピー・バンドだった。そう言い切ってしまい
たい瞬発力が魅力です!

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