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ガーランド、ハートランドその7

ヴィクトル・ユーゴのお通りだ
俺はいつも彼と歩いている
パリの通りを歩こう 宝石のことを話そう
まるで我が故郷に帰ったみたいな気分さ

レ・ミザブルは確かに愛読書だけど
今の俺にはシリアス過ぎる
いや別に怠惰なわけじゃないんだが 
気分にはそぐわない

ジャンプ ジャンプ
愛すべきロックンロール・ランボーのために
ジャンプ ジャンプ
詩人と詩のために
ジャンプ ジャンプ
ミロのヴィーナスのために

ヴァン・ゴッホの亡霊もやってきたぜ
俺の行くところすべてにくっついてくる
ノートル・ダムの寺院を通り抜けながら
この長い歴史のなかで俺はちっぽけな存在さ

美術館がここにもまたあるけれど
俺らが見るにはあまりにも開催期間が短い
モネにセザンヌ どれも俺は好きだけど

(ガーランド・ジェフリーズ「ジャンプ・ジャンプ」For ジョン・レノン
1981年)


by obinborn | 2012-07-12 00:27 | rock'n roll | Comments(0)  

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