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cruel to be kind

 フェイスブックを始めて三週間。
初期設定にミスがあったのかどうか、
相変わらず他の方々のページには足跡
を残せないのが何とも歯痒いのですが、
そのことを除けば楽しく使っています。

 大体ぼくは始める前に考え過ぎてし
まったり、必要以上に警戒してしまう
ところがあるのですが、blogといいtw
itterといい、ネット時代の新しいメデ
ィアはまず自分が実際に使い始めてか
ら感想を述べるのが一番だな、と痛感
している次第です。

 警戒していた理由は言うまでもなく
言われなき中傷や攻撃に晒された経験
があるからで、もうこればっかりはネ
ットの匿名性の悪い部分であり、07年
頃に叩かれまくった時は、ホント自殺
してしまおうかなと思ったことさえあ
ったのです。そういえばあの頃はそん
な反動からか、運動もせずに飲み喰い
ばかりしていたので、今よりもかなり
り太っておりました、ハイ(苦笑)。
いやあ~、あれは70年代に低迷期を
迎えたブライアン・ウィルソン並みだ
ったなあ。

 それはともかく、すべての新しいメ
ディアが万能であるという思いもまた
幻想でしょう。blogもtwitterもこのf
acebookも使えば使うほど、それぞれ
の長所も欠点も見えてくる。例えばtw
itterでは気楽で即時的な会話が楽しめ
るいっぽうで、誤解や齟齬も生じてく
る。フォロウを切った切られたりでい
ろいろ言われたり傷付いてしまうこと
もある。ぼくなんか人のタイムライン
を追うだけでクタクタに疲れてしまう。
1000も2000もフォロウしたりされた
りしている人は、一体どういう頭脳を
されているんだろうな、と素朴にもぼ
くは思ってしまうのでした。

 いずれにしても、結局はキーボード
やタッチパネルの向こう側にその人が
見えるかどうか。幾ばくかでも彼のそ
れや彼女のそれを感じる時、ぼくはと
ても嬉しくなる。それは案外現実の生
活でもさほど変わらないことなんじゃ
ないだろうか? 好きな音楽や好きな
光景を他の方々とシェアする気持ち。
これさえあれば大丈夫だな、と今は感
じています。

 答えはいつだってシンプルに舞って
いる。そうした思いが今日もまた窓に
そっと吹き抜けていく。

cruel to be kind_e0199046_2164126.jpg

by obinborn | 2012-10-20 02:18 | one day i walk | Comments(0)  

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