カウベル・ロックの古典

どのソースだか詳細は覚えていないのだが、先日「カウ
ベル・ロックのベスト10」という企画があり、楽しく拝
見させていただいた。

結果は第二位がグランドファンクの「アメリカン・バン
ド」(73年の8月に全米で1位)で、第一位がストーン
ズの「ホンキー・トンク・ウィメン」(69年7月1位)。
これには大いに納得した。同感の方も少なくないだろう。

パーカッシヴなちょっとした効果や”ヨコ揺れ感”を出すた
めか、他にもマウンテン「ミシシッピ・クィーン」や、
ハンブル・パイの連中もけっこう積極的に導入していたと
記憶しているんだけど、最近はどうなんでしょう? あん
まりというか殆ど流行っていないような気もする。

それはともかく「ホンキー・トンク・ウィメン」はむろん
最高!個人的には同曲を目当てに『レット・イット・ブリ
ード』を買ったら、収録されていたのは「カントリー・ホ
ンク」だったという何ともトホホ〜な思い出も今では懐か
しいくらい(笑)

同曲のレコーディングは69年の5月。ご存知のようにミッ
ク・テイラーがストーンズと初めて手合わせしたという意
味でもエポックな曲である。恐らくカウベル打ちのアイデ
ィアを考え出したのはプロデューサーのジミー・ミラーに
違いない。というのも「悪魔を憐れむ歌」(Sympathy Fo
r The Devil)やトラフィックなどの制作で既にミラーはパ
ーカッション大好き!といった音楽観を打ち出していたか
ら。そこら辺の詳細は以前『レコード・コレクターズ』
(2010年6月号)に寄稿した「プロデューサー、ジミー
・ミラーの貢献」を読んでみてください。

「ホンキー・トンク・ウィメン」のイントロ部に聞ける
カウベル。こういうちょっとした隠し味にミラーのセン
スが光っているんだなあ〜。ところでこの曲のもう一つの
話題といえば、オープンGによるキースのギター・カッティ
ング。これを聞いたライ・クーダーは「オレのフレーズを
盗みやがって!」と激怒したとか。そこら辺の詳しい話は
またの機会に。

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by obinborn | 2013-01-20 15:49 | rock'n roll | Comments(0)  

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