Geoff Got a Blues and Spring Has Come

何でジェフ・マルダーの原稿を書いているかといえば、
そう、この4月に春風とともに来日するジム・クウェ
スキン・ジャグ・バンドのパンフレットに寄稿するた
めなのです。

トムス・キャビンの敬愛する麻田浩さんから直々にお
電話を頂いたのが数日まえ。こりゃ、お断りするわけ
にはいかないっすよ、もう(笑)。

というわけで昨日に続いて殆ど半日ジェフ・マルダー
漬けです。とくに感じ入ったのは彼が63年にプレステ
ィッジ・レーベルから発表した初めてのソロ・アルバ
ム『Sleepy Man's Blues』でした。

ここに収録されたのはロニー・ジョンソンの「Jelly
Roll Baker」や、ブラインド・ウィリー・ジョンソン
の「The Rain Don't Fall On Me」あるいはスリーピ
ー・ジョン・エスティスの表題曲「Sleepy Man's Bl
ues」など戦前のブルーズばかりなのですが、それら
を繊細な歌唱やギター・アレンジメントとともに聞か
せていく手腕に改めて感じ入ってしまいました。

加えてジャグ・バンドの隣人であるフリッツ・リッチ
モンドを始め、デイヴ・ヴァン・ロンクやエリック・
フォン・シュミットといったグリニッチ・ヴィレッジ
〜ボストン周辺のフォーク・サーキットの面々がジェ
フの歌を心からじっくりとサポートしていきます。

今回来日するジャグ・バンドの面々のなかでも、とり
わけジェフは現役感のある音楽家だと思います。そん
な彼と60年代前半のボストンのシーンを彩った仲間
たちが久し振りに日本へとやって来るのです。これを
見逃す手はありません。


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by obinborn | 2013-02-07 23:09 | one day i walk | Comments(0)  

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