Geoff Sings Lonnie

14日はジェフ・マルダーの紹介原稿を仕上げ、麻田さんに
送信した。およそ2,000字と分量は少なめだが、彼のキャ
リアを見渡せる記事になったと思う。

ジェフと言えばそのブルージーなヴォーカルが大きな魅力
だろう。語尾を伸ばすヴィブラート唱法や艶やかな声質が
個性的だが、彼が影響を受けお手本にしたのが戦前のブル
ーズ・マン、ロニー・ジョンソンである。

実際にロニーのレコードを聞いてみるとこれがまさにジェ
フ・マルダーのクリソツ!(本当は逆だが)なのに驚かれ
る方も多いはず。だいいち、ジェフが1963年に発表した
初めてのアルバム『Sleepy Man's Blues』の一曲めからし
てロニーの「Jerry Roll Baker」だったのだから。

その「Jerry~」の作者版を収録したのが写真のアルバム。
60年の4月5日にニュージャージーで録音されたというか
ら、戦前世代のロニーにとっては後半のキャリアとなろう
が、その柔和な語り口に痺れてしまう。もともとニューオ
ーリンズ生まれで、デューク・エリントンやルイ・アーム
ストロングと親交があったというだけに、ジャズ的な語彙
もそこはかとなくあるのが胆かも。

それにしても今春に控えるジャグ・バンドの来日公演は楽
しみだ。願わくばステージの途中にジェフをフューチャー
したパートを聞きたい。そんな風に思っている方も少なく
ないだろう。果たして如何に?

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by obinborn | 2013-02-15 02:51 | blues with me | Comments(0)  

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