Slippin 'And Slidin'

音楽への愛に満ち溢れたライブだった。ロス・ロイヤル・
フレイムズ、ロッキン・エノッキー&トーネロそしてロッ
キンシューズの組み合わせという、ちょっと豪華なイベン
トを17日は高円寺のムーンストンプにて。

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リバーブ・サウンドでスワンプ・ポップをというまさに
”コロンブスの卵”のような発見をしたロス・ロイから、
よく弾むテレキャスターとスラップ・ベースが合体した
ロッキン・エノッキー&トーネロへ。例えばロス・ロイ
はリトル・ウィリー・ジョンの「Talk To Me」を、エノ
ッキー&トーネロはバック・オウエンズの「Act Natura
ly」やボブ・ウィリズ&ヒズ・テキサス・プレイボーイズ
の「Porly Porly」(最近ではノラ・ジョーンズがウィリー
ズで)を小編成ならではの足回りの良さで聞かせる。

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そんな二組のアメリカ南部のローカル色強い音楽嗜好は
むろんロッキンシューズにも引き継がれた。バッファロー
・スプリングフィールドの「For What It Worth」やスティ
ーヴィ・ワンダーの「Loving You Is Sweeter Than Ever」
(ひょっとして彼らの場合はロジャー・ティリソンやザ・
バンドのヴァージョン経由かな?)などを、間合いのある
グルーヴで楽しませてくれた。

3組が揃い踏みした最後のセッション・タイムではフェイ
シズ「Ooh La-La」、ボ・ディドリー「Crackin' Up」、
リッチー・バレンス「La Bamba」そしてジェリー・リー
・ルイスの「Whole Lotta Shakin'Goin' On」などが繰り
広げられた。前後してしまうのだが、リトル・リチャードの
狂騒的な「Slippin'And Slidin'(Peepin' And Hidin')」での、
ルイスの曲と同じような剛胆なピアノ・ロックも気が利いた
ものだった。

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以前サザンライツを観た時も書かせて頂いたが、まるで自
分の代わりに彼らが演奏をしているような、懐かしくも新
鮮な感覚。そんな思いを抱かずにはいられない素晴らしい
夜だった。家に帰ってからも飲んでしまった最後のビール
がまた美味かった!
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by obinborn | 2013-02-18 02:24 | one day i walk | Comments(0)  

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