アラケンさんの確かな眼差し

オレ、アラケンさんのこういうところが好きなんだよな〜。

昨春に行った新井健太さん(東京ローカル・ホンク)への
取材から抜粋します。全文は私のblog内のinterview欄から
探してみてください。

 *     *     *


ーー今回は仙台の”おとのわ”のチャリティ・イベントにも参加
されたり、ホンクは毎月のバンドの売上げから震災の寄付金を
ソウル・フラワー・ユニオンを通して送っていますね。素晴ら
しいことだと思います。しかし、音楽家が社会的なものや政治
的なことに関わっていくのにはいろいろな方法があると思うん
ですね。それこそソウル・フラワーの人たちのようにがっつり
と現地に入っていってタグを組むようなやり方もあれば、もう
少し間接的な形でコミットしていく方法もある。これからはバ
ンドとしてどういう方向性を考えていらっしゃいますか。

 バンドの四人のなかで少しずつ考え方が違うのかもしれませ
んが、確かに東京ローカル・ホンクというバンドが一定のイメ
ージで捉えられてしまうのは嫌ですね。オレは最初はやはり音
楽から入っているし、音の美しさや音の響きとして音楽を愛し
てきたわけですから。思想的なものを伝える手段として音楽を
使うのは、きっと何かを排除してしまうことになってしまうと
思う。オレはそれが嫌なんです。メンバーが最終的にどういう
手段を選ぶかは解らない部分がありますが、何もオレたちは反
体制とか反原発という動機で音楽を始めたわけではなく、町に
いる普通の人たちの様々な物語を歌ってきたわけですからね。
オレは曲も歌詞も書けないけれど、たぶん(木下)弦二くんも
同じように思っているんじゃないかな。ホンクの世界は間口が
広く、聞く人によって、またその人の経験によって様々な解釈
が出来ると思うんです。だからやはり一つの色に染まったり、                  ホンク=反原発といった特定のイメージで語られるようになっ                  たら嫌だなあ。
 それでもこういう事故が起こると、やはり考えることは多い
です。震災基金にソウル・フラワーを選んだ理由は、マネージ
ャーが周りとの繋がりや外のことをよく見渡せる人で、彼から
の提案もありました。オレにしてもソウル・フラワーは同じミ
ュージシャン同士だし、ソウル・フラワー基金に賛同している
人たちもそう遠くないと感じました。

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by obinborn | 2013-04-04 17:50 | 東京ローカル・ホンク | Comments(0)  

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