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誰の側でもなく

連合赤軍による浅間山荘事件は多くの人々に衝撃を与えま
した。私が中2の時に起きたこの事件をテレビで観た時の
記憶は未だ生々しく残っています。

既に多くが語られ検証され、また当事者たちのなかには故
人になった方もいますが、どんな高邁な思想でも集団がい
ったん暴走するとこういう悲劇的な末路を辿ってしまう。
そういうことを私は学びました。

イデオロギーでがんじがらめに人を縛ることには無理があ
ります。最近よく思うのですが、ときに左となり、またと
きに右となったりするのが本来の人間の姿ではないでしょ
うか? そのくらいの柔軟性があってちょうどいいと思い
ますし、カタルシスの発露という意味では左も右も実は同
じコインの表裏のような部分をどうしても感じてしまうの
です。

社会学者の宮台真司さんが述べられたように、二元論で
善悪を判断するのではなく、その人の考え方(依って立つ
ところ)が浅ましくないかどうか、邪心がないかどうか、                    人として不純物が混ざっていないかどうかを問うほうが遥                    かに大事だと私も思います。

最近ここを訪れて頂いた方々のためにも、私の社会的な立
ち位置を簡単に述べさせて頂きました。

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by obinborn | 2013-05-24 16:03 | one day i walk | Comments(0)  

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