雨の夜、沼袋の老舗バーにて。

29日はアメリカ帰りのD氏と沼袋の老舗バー・エンゼ
ルにて一献。

チカーノ音楽の研究家であり、自らロス・ロイヤル・
フレイムズを組みスワンプ・ポップを歌い演奏してい
るD氏が、今回訪れたのは主にイーストL.Aと、ルート
66を下ってのネバダ州の町だ。それらの場所でロス・
ロボスとウィリー・G(ex:シー・ミッドナイターズ)
がともに「That's All」を歌い、テキサス・トーネイ
ドズとリトル・ジョーがジョイントするライヴを観ら
れたというから、彼にとっては生涯忘れられない体験
になったことだろう。

そんなライヴ見物ばかりではない。シー・ミッドナイ
ターズのメンバーが卒業したハイスクールを訪ね手厚
いおもてなしを受けたり、リトル・ジョー・バンドの
親戚に感謝されたりと、お話を伺っているだけでこっ
ちまで何だか温かく晴れやかな気持ちになってきた。

むろんD氏やぼくが愛好する音楽はこの日本ではメイン
ストリームではない。それでも彼のような熱心なファン
がその音楽が生まれた場所へと旅立つ。その町の匂いに
触れながら、音楽を育んだ土地や環境へと思いを馳せる。
忘れたくないことだ。

雨の夜にひっそり佇む私鉄沿線のバーは空席が目立つ。
それでも彼と話しているうちにいつしか時間を忘れる
ほどだった。

写真はイーストL.Aの大通り”Whitter Blvd." シー・ミッド
ナイターズを代表するR&B曲のタイトルにもなった。

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by obinborn | 2013-05-30 19:24 | one day i walk | Comments(0)  

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