ダニー・アドラーがミーターズのライナーを書いていた!

当時気が付かなかったことを今になって知る。そんな体験は誰
にでもあると思うが、いやあ〜もうびっくりしたなあ!という
最新ヴァージョン事件を今日は書き留めておこうか。というの
もミーターズのコンピレーションLP(英Charly CRB1009:80
年)を東長崎のCREOLLE COFFEE STANDで何気に眺めていた
ところ、この盤のライナーノーツを書いていたのが何とダニー
・アドラーだったから。

アドラーといえばご存知の方も少なくないだろうが、米国はシ
ンシナティ出身のギタリスト/シンガー。どういう経緯からか
70年代に渡英し彼の地のパブ・ロック・シーンと関わっていく
アンチ・ヒーローだ。自身のバンド・ルーガレイターを率いて
発揮した音楽は変態ファンク/R&Bの数々であったが、そのアド
ラーがチャーリー発のミーターズに一文を寄せていたとは、昔
は正直言って見逃していた事実。ああ、アドラー先生もミータ
ーズがお好きだったのね!と思わず膝を打ちそうになってしま
いました。

彼はこう書き記す。The Meters cleverly techniques to fool t
ime. they stretch the beat to suit the shapes they imagineと。               この盤がリリースされた80年といえばミーターズ再評価が
進む遥か以前のこと。この編集アルバムがある種の興奮とリス
ペクトで歓迎された様子がアドラーの文面からも確実に伝わっ
てくる。しかもライナーノーツの最後には彼の手書きでサイン
とともにLove And Gusha-Gushaなるメッセージが添えられて
いる。Gusha-Gushaとはアドラーのトレードマークとなった
トレモロ・サウンドの愛称のこと。その記載を目にしただけで
ぐっと来る方もいるはずだ。優れた音楽は良い聞き手によって            再発見されていくという好例かもしれない。まるでラヴィ・シ
ャンカールの作品にジョージ・ハリソンが一文を添える行為に
も似て、私は思わず胸が一杯になってしまった。

e0199046_0261115.jpg

[PR]

by obinborn | 2013-09-30 00:28 | one day i walk | Comments(0)  

<< When The Eagle ... ジョン・クリアリーのジャパン・... >>