城北と城南

最近は副都心線が開通して便利になったが、同じ東京と言っ
ても城北地区に住んでいるぼくにとって城南はずっと遠い場
所に過ぎなかった。アクセスにしても埼玉に近い城北と神奈
川に抜ける城南ではだいぶイメージが違う。それでも会社員
時代に旧目蒲線や池上線を営業で回っていたこともあって、
そこら辺の地理は少しだけ解るようになった。確か3両編成
くらいののんびりした私鉄線だったと思う。それに乗って石
川台、雪が谷大塚、洗足池などを見るにつけ、ぼくはだんだ
ん城南地区のことを好きになっていったのだ。

あるミュージシャンが「横浜育ちの人は自分たちの文化が一
番だと思っている」と発言していたけれど、そのような自負
はあながち否定出来ないだろう。ぼく自身が住んでいる町と
して江古田に愛着があるように。ただそのような縄張り意識
は年齢とともに氷解しつつある。当たり前のハナシだが、暮
らす場所にその人の魅力が規定されるわけではない。

そう言えば東京ローカル・ホンクのメンバーたちはみんな目
黒や品川など城南の人々だ。彼らの「虫電車」や「四月病」
といった歌を聞くと、ぼくはいつも目蒲線や池上線のことを
懐かしく思い出す。それにしても彼らは秀逸なグループ名を
付けたものだね。

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by obinborn | 2014-05-09 17:12 | 東京ローカル・ホンク | Comments(0)  

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