佐野元春『VISITORS』

21日はNHK/BS特番『名盤ドキュメント〜佐野元春VISITORS』
を観ました。番組終了後、ぼくは以下のツイートをしてみまし
た。長々しいテキストを書くよりも簡略化された短文で伝えた
ほうが、ヒップホップに触発されたこの革新的なアルバムに相
応しいと思えたからです。それではどうぞ!
*     *     *
VISITORS:佐野元春says「ぼくより若い人達がこのアルバムに戸惑うのは受け止めることが出来た。それは兄貴一体どうしたの?という気持ちかもしれません。でもぼくより上の世代が『訪問者たち』を否定するのはどうかと思った」(大意として)

VISITORS:番組のゲストではぼくの知らないラッパーの発言がとても興味深かった。彼はこんな旨を語っていた「とかく内向きになりがちな時代。だから外に出てもう一度刺激を受けてみることが必要かもしれない」

VISITORS:シャドウズ・オブ・ザ・ストリートという個人的な体験の歌をけっしてアルバム本編に採用せず、後年になってからそっと7'インチ盤に収録したことも佐野元春らしい客観性だと思った。心情吐露だけなら誰でも出来る。でも彼はそれを善しとはしなかった。

VISITORS:ヒップホップ・カルチャーに刺激され、すべてのギアをゼロに戻して作られた極めて動的なアルバム。ラップを鋭く取り込みつつ、決して物真似に終わらなかったのは、佐野元春という作家による高い抽象性のせいだと思う。SUNDAY MORNING BLUEの抑えた表現が際立つ。

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by obinborn | 2014-09-22 01:30 | one day i walk | Comments(1)  

Commented by りーな at 2014-09-25 00:30 x
こんばんは。

小尾さん、あのラッパーはライムスター宇多丸さんといって、元春のソングライターズにも出ていた人です。

あの頃から、いや、音楽を始めた頃から、大切なところはブレない元春。
こういう特集や特番を観るたびに、それを再確認します。

そして、惚れ直します(*´∀`)

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