roppen『旅の途中』を聞いて

roppenの渡瀬賢吾さんが『旅の途中』のCDを送ってくださ
った。彼とはライブ会場で数回話したことがあるだけだが、
こうして気に掛けてくれて嬉しい。ぼくより二周り以上若い
roppenが奏でる音楽は初夏の風のように瑞々しく、また少し
俯きがちな表情があって、そんな部分に惹かれる。ソウル音
楽の16ビートをうまく翻訳している点では、シュガー・ベイ
ブからキリンジへと繫がっていった生命線を感じずにはいら
れない。被害妄想系のロックでも、自己憐憫を繰り返すフォ
ークでもない歌のスケッチ。それはまるで光を束ねていく手
のようで、彼らの目は夕暮れのうろこ雲を追いかけてゆく。

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by obinborn | 2015-07-13 17:07 | one day i walk | Comments(0)  

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