鬱病を克服するひとつの方法

歳を取ってから鬱病にかかると克服するのがなかなか大変
です。私は伊丹十三も加藤和彦も中村とうようも鬱が原因
で自殺したと考えていますが、こればっかりは鬱になった
人でないと切実に想像出来ない事象かもしれません。鬱の
初期症状として一般的にありがちなのは「世の中は楽しそ
うに見えるのに、自分の人生はつまらなく感じる」といっ
たもので、自分と他人とを比較してしまうことから悲劇が
始まります。実際には誰にでもハレとケ(特別な祝祭日と
普段の日常)があり、バラけて考えてみれば圧倒的にケの
日のほうが多いのですが、鬱になるとそれを忘れてしまい
ます。よくメンタルが弱っている時にSNSと接するのは辛
いという話を聞きますが、見ず知らずの人の情報が過多に
入ってくるばかりでなく、その内容も多少デフォルメされ、
他人の多幸感ばかりが伝わりやすい回路なので、鬱病の時
にパソコンやスマホに繫がるのは要注意、もっとはっきり
言えば危険です。

ここ一週間ばかり私を突然襲った鬱もそういう種類のもの
で、つい自分の生活と他人のそれを比較してしまうもので
した。顔と顔を見ながら話すのが現実世界のコミュニケイ
ションですが、それがないネット空間での”会話”はとかく
攻撃的で遠慮のないものになりがちです。性格がマジメな
人ほどそうした暴力には弱いものです。現実的に何らかの
薬で病気を克服する方法もありますが、副作用を考えた場
合あまりお薦め出来ません。やはり運動や音楽鑑賞(また
は演奏)が一番自然な処方箋だと思います。私以外にも鬱
の症状に陥り易い方々はきっといらっしゃると思ったので
あえて書いてみました。晴れの日もあれば、雨の降る日も
ある。そんな風に考えていれば少しは気が楽になりますよ。
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by obinborn | 2015-12-24 15:21 | one day i walk | Comments(0)  

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