ポールは歌う「あの頃に戻ろうよ」と

1日は都内で音楽仲間との懇親会を。いやあ〜楽しかった!
みんな歳を喰ったとはいえ、好きだった音楽に対して心を開
き、互いに語り合っていく。遠慮もなければ社交辞令もない。
そんな時間をたっぷり過ごした。とくにTさんが回す『LET
IT BE』が良かった。このアルバムこそは、ぼくがカーペンタ
ーズとともに洋楽への扉を開けてくれた作品だったから。今
でこそグリン・ジョンズが辛抱強く、この分裂寸前のカルテ
ットの演奏にテープを回していたことが解るけれど、当時の
ぼくは何の意味も解らず、ただひたすらこの作品を、正確に
はラジオを通して聞いていた。マットレスでバスドラのキッ
クを抑えたドラムスが好きだった。ハンブルグ時代のロック
ンロール曲One After 909を、虚飾なく演奏する姿が好きだっ
た。そしてポールはこう歌っていた「あの時代に戻ろうよ」
と。

ぼくが若かった頃はそんなGet Backの意味さえ、ないがしろ
にしていたと思う。傲慢だった。怠慢だった。人の気持に対
してあまりにも鈍かった。メンバー全員がまだ20代後半だっ
た頃、もうけっして元には戻れない関係を予感していた四人
の心模様を思うと、今も胸が張り裂けそうだ。

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by obinborn | 2016-05-02 01:30 | rock'n roll | Comments(0)  

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