『シンゴジラ』に関するメモなど

遅ればせながら本日『シンゴジラ』をユナイテッド豊島園で
鑑賞しました。見終わった後まず思ったのは「うわあ〜、こ
りゃ左も右もまたそれぞれ勝手なこと言い出すぞ!」という
ことでした。左派はフクイチはこんなもんじゃないとか自衛
隊をアピールし過ぎとか解釈するだろうし、右派はゴジラの
存在に中国という大国の脅威を重ね合わせるかもしれません。
そうした想像は個人の自由の領域です。私が普段から言って
いるように音楽や映画といったアートは本来中立的な性格で
あり、政治を止揚(アウフヘーベン)するものですから。

非常時に於ける人々の戸惑いや政府の命令系統の混乱は確か
に東日本大震災を容易に思い起こさせます。また主人公が中
盤に呟くように、対米追随的な日本という国家のあり方も考
えさせられます。個人的には日米安保が戦後の日本の平和を
均衡的に保ってきたと考えてますが、勿論「いや違う。オビ
など人間のクズだ!お前など死んでしまえ!憲法9条こそが
平和の象徴なのだ」と主張される方々もいらっしゃるでしょう。

話が難しくなってしまいました(笑)『シンゴジラ』はまず
一大スペクタル巨編として楽しむのが先決だと思います。た
だ初代ゴジラが当時の水爆実験をメタファーにしていたのと
同じく、シンゴジラもまたこの時代(新安保法制の可決や自
衛隊の戦闘地域の容認)に、生まれるべく生まれました。

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by obinborn | 2016-09-01 16:52 | one day i walk | Comments(0)  

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