10月15日のラリーパパ&カーネギーママ

15日は横浜サムズアップでラリーパパ&カーネギーママのツア
ー初日をたっぷり2時間堪能した。久し振りの活動再開とはいえ、
そこは勝手知ったる我が家の如し。これまでのスタジオ・アルバ
ムを遥かに上回る骨太いバンド・サウンドが堂々と繰り広げられ
ていった。豪放に唸りまくるガンホのスライド・ギターはもとよ
り、ヒョンレとスチョリによる声質の異なるリード・ヴォーカル
の対比といい、それを後押していくコーラスといい、断続的なが
らも長くキャリアを積み上げてきた者たちならではの連携を思わ
ずにはいられない。

アメリカ南部の音楽に憧れ、オクラホマ出身のロジャー・ティリ
ソンの日本公演に帯同しつつ信頼を得た。さらにラリーパパたち
は自分たちのソングライティングに磨きを掛けながら、普段暮ら
している町や人々の光景をスケッチしていく。そうした営為がど
れだけ尊いことだろう。どれだけ隣人たちの心を溶かせていくこ
とだろう。いわば日本から発せられた言葉とアメリカ音楽との共
振だ。第一部はザ・バンド「チェスト・フィーヴァー」に、第二
部はジェシ・エド・ディヴィス「ナチュラル・アンセム」に導か
れながら始まったラリーパパ&カーネギママのステージ。

それは音楽という女神が微笑み、客席へと舞い降りてくるような
愛おしい時間の流れだった。私はそれらを抱きしめながら終電に
乗った。

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by obinborn | 2016-10-16 00:53 | one day i walk | Comments(0)  

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