11月24日のサーディンヘッド

まさにエレクトリック・エクスペリエンス!音の粒が弾け、自在
に飛翔する。24日はそんなサーディンヘッドのライブを青山の月
見ルにて。romanchicaに始まりnew spiralへと間髪入れずに繋ぐ。
そんな序盤の展開から早くも胸が一杯になった。ロック・カルテ
ットという体裁を取りつつも、繰り出す音楽はどこまでもフリー
・フォーム。その自由闊達な丁々発止のなかに彼らの実力が伺える。         二本のギターが細かいリフを重ねながらシンクロしていくか
と思えば、そこから片方が抜け出してメロディアスなフレーズを
そっと挟み込む。まさに変幻自在な演奏スタイルだ。

グレイトフル・デッドの詩情やキング・クリムゾンの精緻。ある
いはフランク・ザッパ的な奇想天外やプリンスの濃密なファンク。
それら先人たちの遺産を継承し、組曲の如く2時間のステージへ
と束ねていく。90年代に活況を呈したジャム音楽のシーンは、そ
の後すっかり定着したけれど、海外からも絶賛されるサーディン
へッドが、今なお歩みを止めていないことを誇らしく思う。

今年で二度目となった今回の無料ライブfor Freeは、そんなサー
ディンたちの自信の現れだ。都内のクラブでも最も優れた音響と
称えられる月見ルとの連携。熱心なファンたちと交わした信頼の
感情。そして優れたインディのマインズ・レコードの存在。それ
らがこの夜を特別なものにした。会場には歓喜の声が鳴り響いて
いる。


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by obinborn | 2016-11-25 02:05 | one day i walk | Comments(0)  

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