12月10日のパイレーツ・カヌー

10日は武蔵小山のアゲインにてパイレーツ・カヌーのライブ
を。6月12日に渋谷B.Y.Gで行われた東京ローカル・ホンクと
のツーマン以来半年ぶりになる東京公演だったが、より成長し
た彼らの姿を確かめられたことが嬉しい。息を呑むようなハー
モニー、土草と戯れるようなドブロ・ギター、抑制の効いたリ
ズム隊など、カヌーのいい部分がしっかりと押し出されたステ
ージだった。加えて今回ゲストに迎えられたアニヤの歌とフィ
ドルも申し分なかった。

新しい世代によるルーツ音楽の再発見と言ってしまえばそれま
でなのだろうが、カヌーたちはもっと自然に音と戯れ、言葉と
会話し、自分たちに出来ることを一生懸命やっているような気
がする。メンバーの出産による欠席や懐妊あるいはアメリカへ
の帰国により、今後の活動が一時中断されるのは止むを得ない
だろう。むしろそうした経験を経ての音楽であり、歌であると
思いたい。長い歳月に耐えるソングスとはきっとそのようなも
のだから。

ある日京都の町で学生サークルのなかからカヌーの母体が生ま
れ育った。幾つかの試行錯誤を繰り返しながらも、彼らはソン
グライティングと演奏に磨きを掛けていった。その歩みのひと
つひとつを覚えておきたい。本日のアンコールで選ばれたのは
長い旅路を思わせるGULL FLYING NORTHだった。その時のコ
ール&レスポンスは満員の会場を満たした。パイレーツ・カヌ
ーの航海は、きっとこれからも続いていく。

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by obinborn | 2016-12-11 04:07 | one day i walk | Comments(0)  

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