12月15日、鈴木カツさんと茅ヶ崎にて。
お見舞いに行ってきました。現在闘病中のカツさんですが、
新しい本の原稿も残すところあと僅かというお話を伺い、ひ
と安心しました。現地ではイラストレーターの菅野カズシゲ
さんも合流し、四人でしばし歓談。お陰様で旧交を温めるこ
とが出来ました。
ところで一部の方々は、カツさんとぼくが不仲だったことを
思い起こすかもしれません。この件に関しては過去いろいろ
と確執があったことは認めます。ただ歳月がそんなわだかま
りをすっかり洗い落としてくれました。カツさんとぼくとで
互いの評論のタイプが違うことを理解し合い、ぼくのほうが
もっと大人になるべきでした。本当にすみませんでした。
カツさんからは新刊の『ぼくのアメリカ音楽漂流』の他、タ
ウンズ・ヴァン・ザントのソングブック、エディ・ジェファ
ソンのリバーサイド盤、新世代によるディラン解釈の2枚組
『Blonde On Blonde Revisited』、愛される地元・茅ヶ崎の
たたみいわしをお土産に頂きました。恐縮です!
細かいニュアンスをネットで伝えることの難しさ。そんな苦
さを体験された方々も少なくないと思われます。答えは簡単
です。実際にお会いしてきちんと会話してみること。そして
出来れば一緒に酌み交わしてみることではないでしょうか?
カツさん、この機会を設けてくださりありがとうございます。
温かい想いとともに帰路に着くことが出来ました。これから
もなお一層のご健筆をお祈りしています。
by obinborn | 2016-12-15 19:06 | one day i walk | Comments(0)