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復古主義への懸念と政治的リアリズムの狭間で

昨日の憲法記念日は左派・リベラルにとって衝撃的な一日
となりました。そう、ご存知のように安倍首相がビデオ・
メッセージで改憲への道筋を示したからです。ぼくが懸念
するのは現内閣の日本会議に連なる復古主義的な価値観(
個人より家族、自由より責任)であり、9条の改定自体に関
しては「まあ、こんなものかな」という感想を持ちました。
何故なら三浦瑠麗さんが指摘するように、憲法と自衛隊と
の関係は、本来中学生に質問されて答えに窮するものであ
ってはならないから。日本は70年もの間政界や学会で延々
と憲法を都合よく「解釈」し続けてきました。そうした曖
昧な態度ではシビリアン・コントロールに影響し、厳しさ
を増す国際情勢に対応が出来ない、というのが三浦さんの
見解です。

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by obinborn | 2017-05-04 06:58 | one day i walk | Comments(0)  

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