2017年 03月 04日 ( 1 )

 

メルリ堂のオールデイズ・シリーズ、最高です!

音楽配信(ダウンローディング)に対抗する措置だろうか。各レコード会社が
生き残りを賭けて廉価盤の企画を打ち出している。ワーナーの名盤探検隊やア
トランティックR&Bのシリーズ、昨年好評だったソニーのAORラインナップな
ど積極的なアプローチが目立つ。それらメジャー・カンパニーに負けず劣らず、
メルリ堂のオールデイズ・レーベルも頑張っている。ブルーズ、R&B、ポップ
スを中心に、170点以上を既にリリースしている。しかも紙ジャケ・日本語の
解説・最新リマスター仕様でお値段も1500〜2000円(税抜)とは嬉しい限り。

ぼく自身は未だにLPやシングル・レコードを収集する趣味があり、実際に普段
聞くのもアナログ中心だったりするのだが、こうした廉価盤CDは後学のために
も重宝している。とくに今の若い人達にとっては、過去の優れた音楽を知るた
めの水先案内と成り得るだろう。個人的な嗜好から言っても、アラン・トゥー
サンのファースト・アルバム『ザ・ワイルド・サウンド・オブ・ニューオーリ
ンズ』や、敬愛して止まないジュニア・パーカー初期の名作『ドライヴィング
・ホイール』など、重要な作品をこのシリーズで聞き直したほどだ。

いわば温故知新なのだと思う。どんなに新しい音楽もファッションも実は過去の
アイディアやインスピレーションに多くを授かっているし、それらをリスペクト
することからまた何かが始まっていくのだろう。そんなわけでメルリ堂のオール
デイズに大注目を!最後に宣伝となってしまい恐縮ですが、ぼくもこのシリーズ
でボビー・チャールズ『シー・ユー・レイター・アリゲイター』と、この4月に
出るダグ・サームの『ザ・ベスト・オブ・サー・ダグラス・クィンテット』のラ
イナー原稿を書かせて頂きました。

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by obinborn | 2017-03-04 03:17 | Comments(0)