カテゴリ:rock'n roll( 390 )

 

11月21日の双六亭

荒ぶるロックの心。こんな賛辞がもし今もあるとしたら
彼らに贈りたい。そんな双六亭のレコ発ライブを21日は
池袋の鈴ん子屋でとことん堪能した。ニシイケタカシの
ぶっきらぼうな歌いっぷりとレスポール・サウンド。あ
るいは中原由貴のパワー・ドラムス。そんな彼らの音は
いつも風景を飛び越え胸を直撃する。それも美辞麗句を
並べ立てるわけでも、AA'BA的なソングライティングの
起承転結に陥るわけでもない。そんな双六亭の”ロック”
に胸が熱くならずにはいられないメモリアルな夜となっ
た。彼らとは昔から仲が良く互いに苦汁を舐めてきたで
あろう東京ローカル・ホンクとのツーマンという”絵”も
最高の設定だった。いささか情けない歌の方が遥かに心
に染み渡る。ユーモアを伴いながら自分が予想もしなか
った地点へと誘ってくれる。そんな”ロック”を受け止め
ながら帰りの電車に乗り込んだ。


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by obinborn | 2017-11-21 23:50 | rock'n roll | Comments(0)  

追悼:ファッツ・ドミノ

オールド・ロックンロール色溢れる「レディ・マドンナ」
はポール・マッカートニーがファッツ・ドミノのために
書き上げた曲だと言われている。なるほどそういう耳で
聞いてみれば、あの特徴的なピアノ・サウンドはファッ
ツのそれを彷彿させる。面白いのは60年代末のカムバッ
ク作『FATS IS BACK!』でその「レディ・マドンナ」を
ファッツ本人が取り上げていることだ。ビートルズのこ
んな一例からも彼がどれだけ愛されてきたかが解る。

そんな彼が24日地元ルイジアナで亡くなった。享年89歳。
自然死というから大往生と言っても差し支えないだろう。
同じピアノ・ロッカーの系譜としてはリトル・リチャード
やエスケリータの名前が挙げられようが、エキセントリッ
クな彼らに対し、ユーモア溢れるゆったりとした語り口が
ファッツの持ち味だった。例えばボビー・チャールズが提
供した「ウォーキング・トゥ・ニューオーリンズ」やスタ
ンダードの「私の青空」あるいは「ブルーベリー・ヒル」
といったヒット曲がすぐに思い浮かぶ。また隠れた人気
曲「ビー・マイ・ゲスト」ではスカ・ビートの裏拍を強調
するなど、ニューオーリンズR&Bとジャマイカ音楽との近
さを感じさせた。ザ・バンドがカバーした「アイム・レディ」
やロニー・レインが歌った「ブルー・マンディ」、チープ・
トリックが武道館で取り上げた「エイント・ザット・シェイ
ム」などで本家ファッツに辿り着いた方々も少なくない。

多くの人々にとってそんな音楽的な故郷がファッツ・ドミノ
だった。個人的には今年9月に買った初めてのSP盤が彼の
「ブルーベリー・ヒル」だったことが良き思い出になった。
今までありがとうございました。謹んでご冥福をお祈り致し
ます。

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by obinborn | 2017-10-26 06:14 | rock'n roll | Comments(0)  

立憲民主党とリッケンバッカー? なんじゃらホイ!

立憲とかけてリッケン。こんなダジャレから始まったのだ
ろうか。立憲民主党とリッケンバッカー社のギターを絡め
た選挙運動が一部で展開されているようだ。硬くなりがち
な政治をギターを通して身近にしたと好意的な感想もあれ
ば、一つの楽器を政治的に利用するな!という厳しい意見
も飛ぶ。ぼく自身は後者の立場を取る。リッケンバッカー
というファンにはお馴染みの個性的なギターやベースを、
ある特定の政党の選挙活動に用いるなどあってはならない
と思う。たとえ非公式の活動であっても、こうした安易な
結びつきだと、リッケンをシグネチャーとしてきたロジャ
ー・マッギンやトム・ペティあるいはポール・マッカート
ニーがまるで立憲民主党を支持しているような印象を与え
かねないからだ。いや、それは話が飛躍し過ぎるだろうと
いう声も聞こえそうだが、仮にぼく自身がリッケンの創業
者だったら、自分が丹精込めて作った楽器が政治利用され
ることに抗議するに違いない。その政治団体が立憲民主党
ではなく、自民党や共産党であったとしても自分は同じよ
うに対処する。自社ブランドってそういうものですよね?

そもそも音楽が放つ自由はいかなる党派性からも無縁だろ
う、というのがぼくの根底にある考えだ。ミュージシャン
が集会やデモに参加し、自分の政治的な見解を吐露するの
が自由であるのと同時に、その彼や彼女たちは自分とは違
う主義主張を持つファンを敵に回すというリスクを負う。
それでもオレは断固として◎◎党を支持するんだ!という
人はお好きにどうぞ、という他ない。でも大概の音楽家は
もっと音楽の持つ自由さ(抽象性)に賭けているんじゃな
いかな? 思えばあるバンドのライブで音楽的な高揚感や
一体感を得たとしても、集まったファンの生い立ちが違う
ように、政治的見解もそれぞれに異なるだろう。自分と同
じ考えだからその相手に親近感を覚えるというのはごく自
然な気持ちでぼく自身もよく理解出来る。でもだからとい
って自分とは真逆の発想をするファンを排除するような音
楽家には感心出来ない。

やや話が飛躍してしまったが、音楽とそれを奏でる楽器と
政治とのありようをちょっと考えてみました。


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by obinborn | 2017-10-18 04:58 | rock'n roll | Comments(0)  

10月6日のガーランド・ジェフリーズ

    その男は突如New York Skylineを歌い始めた。そう、忘れも           しない77年のアルバム『Ghost Writer』A面の3曲めに収録さ
れていた曲だ。そして彼は茶褐色の艶やかな歌声を届けた。
遠巻きにニューヨークをスケッチしながら、主人公はこう歌
い始める「ベイビー・ジーンはヴァウデヴィルの女王様だよ/
彼女はラグタイムの夜を愛する/フラれるなんて解っているさ/
だって俺をあまりに軽く扱うから/ああ、ニューヨークの高速
道路が/俺を家へと連れ戻す/フィメール、フェリン、フェミニ
ン/そう、彼女は俺をそっと照らし出す」

激しい雨にもかかわらず、新宿のディスクユニオンで行われた
ガーランド・ジェフリーズのミニ・ライブ&サイン会は熱心
なファンたちで埋め尽くされた。筆者は開演の10分前に到着
したのだが、そこでは早くもジェフリーズが大盤振る舞いで
ルー・リードの Waitng For The Manを披露するわ、駆け付
けた多くの聞き手と会話をするわの興奮状態だった。私もい
つの間にか列に加わり、このロック詩人と抱き合った。こん
なにも嬉しいことは近年なかった。

ありがとう、ジェフリーズ! 大雨がむしろこの10月6日を
忘れがたいものにした。彼はミクスチュア・ロックの開祖で
あり、ラップが流行る遥か以前からトーキング・ブルーズの
手法をロックへと持ち込んだ優れたポエットであり、私たち
が普段見ぬふりをしている自分たちの暗い場所に光を当てる。
そう、まるで深夜の川べりに映る最後の灯火のように。



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by obinborn | 2017-10-07 00:53 | rock'n roll | Comments(1)  

ガーランド・ジェフリーズ、再び

明後日ガーランド・ジェフリーズに会えると思うと、今から
ドキドキである。ぼくは得るものが少なかった80年代に『
エスケイプ・アーティスト』で彼を知り、その後遡るように
ジェフリーズのアルバムを中古盤で集めていった。たぶん90
年代の『俺を黒ん坊と呼ぶな〜DON'T CALL ME BUCKWHE
AT』までは全て聞いてきたんじゃないかな。その後CDの時代
になってからはやや遠のいてしまったが、先日彼の新譜から
リード・トラックを試聴して、過日と少しも変わらぬ姿勢(
弱い者への労わり、厳しい暮らし、ハイブリットな音楽性)
に心底打ちのめされた。そんな彼が今から44年前にリリース
したファースト・ソロが『GARLAND JEFFREYS』(Atlanti
c 73年)である。ジェフリーズはそれ以前にグラインダーズ・
スウィッチというバンドを組み、ヴァンガードから一枚のア
ルバムをリリースしているが、ようやく一人立ちした記念碑
としてこのアトランティック盤を忘れるわけにはいくまい。
彼の地元であるニューヨークのレコード・プラントでマイケ
ル・カスケーナ(ボニー・レイット、エリック・カズ、クリ
ス・スミザーなど)のプロデュースによって進められたレコ
ーディングには、ハック・ブラウン(g)ポール・グリフィン
(p)ドクター・ジョン(p、ogn)ラルフ・マクドナルド(
per)チャック・レイニー(b)、パティ・オースティン(cho)
パースエイジョンズ(cho)らが揃い踏みし、このシンガー・
ソングライターの門出を祝福している。裏ジャケットに書か
れた彼の言葉を引用してみる「ぼくは怖いよ/全ての友達とや
ら/未だ知り得ない人生のミステリーや/掌の中の人生が怖い
んだよ/蠍やモウジョや通りを歩く女王たちや屋上のまやかし
が怖いんだ(Ballad Of Meより)また後年の作品になって
しまうが、シスターローザのバス・ボイコット事件に触発され
たと思しきHail Hail Rock N Rollでは、こんな歌詞が飛び込ん
でくる「タクシーを待っていた俺は手を挙げた/ところが運転
手は俺を無視して走り去り/次の角で客を拾った/その客は白人
だったんだよ」

『エスケープ・アーティスト(表現者の隠れ場所)でぼくを
ノックアウトしたジェフリーズが新宿にやってくる。こんな
に嬉しいことはない。みんなでこの混血のロック詩人を暖か
く迎えよう。多くの歳月をコマーシャリズムと妥協せずに歩
んできた彼は、まさに賞賛に値する孤高のロッカーであり、
その価値はきっとあなた自身が感じているはずだ。


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by obinborn | 2017-10-04 17:13 | rock'n roll | Comments(0)  

ガーランド・ジェフリーズ、再び

明後日ガーランド・ジェフリーズに会えると思うと、今から
ドキドキである。ぼくは得るものが少なかった80年代に『
エスケイプ・アーティスト』で彼を知り、その後遡るように
ジェフリーズのアルバムを中古盤で集めていった。たぶん90
年代の『俺を黒ん坊と呼ぶな〜DON'T CALL ME BUCKWHE
AT』までは全て聞いてきたんじゃないかな。その後CDの時代
になってからはやや遠のいてしまったが、先日彼の新譜から
リード・トラックを試聴して、過日と少しも変わらぬ姿勢(
弱い者への労わり、厳しい暮らし、ハイブリットな音楽性)
に心底打ちのめされた。そんな彼が今から44年前にリリース
したファースト・ソロが『GARLAND JEFFREYS』(Atlanti
c 73年)である。ジェフリーズはそれ以前にグラインダーズ・
スウィッチというバンドを組み、ヴァンガードから一枚のア
ルバムをリリースしているが、ようやく一人立ちした記念碑
としてこのアトランティック盤を忘れるわけにはいくまい。
彼の地元であるニューヨークのレコード・プラントでマイケ
ル・カスケーナ(ボニー・レイット、エリック・カズ、クリ
ス・スミザーなど)のプロデュースによって進められたレコ
ーディングには、ハック・ブラウン(g)ポール・グリフィン
(p)ドクター・ジョン(p、ogn)ラルフ・マクドナルド(
per)チャック・レイニー(b)、パティ・オースティン(cho)
パースエイジョンズ(cho)らが揃い踏みし、このシンガー・
ソングライターの門出を祝福している。裏ジャケットに書か
れた彼の言葉を引用してみる「ぼくは怖いよ/全ての友達とや
ら/未だ知り得ない人生のミステリーや/掌の中の人生が怖い
んだよ/蠍やモウジョや通りを歩く女王たちや屋上のまやかし
が怖いんだ(Ballad Of Meより)また後年の作品になって
しまうが、シスターローザのバス・ボイコット事件に触発され
たと思しきHail Hail Rock N Rollでは、こんな歌詞が飛び込ん
でくる「タクシーを待っていた俺は手を挙げた/ところが運転
手は俺を無視して走り去り/次の角で客を拾った/その客は白人
だったんだよ」

『エスケープ・アーティスト(表現者の隠れ場所)でぼくを
ノックアウトしたジェフリーズが新宿にやってくる。こんな
に嬉しいことはない。みんなでこの混血のロック詩人を暖か
く迎えよう。多くの歳月をコマーシャリズムと妥協せずに歩
んできた彼は、まさに賞賛に値する孤高のロッカーであり、
その価値はきっとあなた自身が感じているはずだ。


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by obinborn | 2017-10-04 17:13 | rock'n roll | Comments(0)  

ガーランド・ジェフリーズ、再び

明後日ガーランド・ジェフリーズに会えると思うと、今から
ドキドキである。ぼくは得るものが少なかった80年代に『
エスケイプ・アーティスト』で彼を知り、その後遡るように
ジェフリーズのアルバムを中古盤で集めていった。たぶん90
年代の『俺を黒ん坊と呼ぶな〜DON'T CALL ME BUCKWHE
AT』までは全て聞いてきたんじゃないかな。その後CDの時代
になってからはやや遠のいてしまったが、先日彼の新譜から
リード・トラックを試聴して、過日と少しも変わらぬ姿勢(
弱い者への労わり、厳しい暮らし、ハイブリットな音楽性)
に心底打ちのめされた。そんな彼が今から44年前にリリース
したファースト・ソロが『GARLAND JEFFREYS』(Atlanti
c 73年)である。ジェフリーズはそれ以前にグラインダーズ・
スウィッチというバンドを組み、ヴァンガードから一枚のア
ルバムをリリースしているが、ようやく一人立ちした記念碑
としてこのアトランティック盤を忘れるわけにはいくまい。
彼の地元であるニューヨークのレコード・プラントでマイケ
ル・カスケーナ(ボニー・レイット、エリック・カズ、クリ
ス・スミザーなど)のプロデュースによって進められたレコ
ーディングには、ハック・ブラウン(g)ポール・グリフィン
(p)ドクター・ジョン(p、ogn)ラルフ・マクドナルド(
per)チャック・レイニー(b)、パティ・オースティン(cho)
パースエイジョンズ(cho)らが揃い踏みし、このシンガー・
ソングライターの門出を祝福している。裏ジャケットに書か
れた彼の言葉を引用してみる「ぼくは怖いよ/全ての友達とや
ら/未だ知り得ない人生のミステリーや/掌の中の人生が怖い
んだよ/蠍やモウジョや通りを歩く女王たちや屋上のまやかし
が怖いんだ(Ballad Of Meより)また後年の作品になって
しまうが、シスターローザのバス・ボイコット事件に触発され
たと思しきHail Hail Rock N Rollでは、こんな歌詞が飛び込ん
でくる「タクシーを待っていた俺は手を挙げた/ところが運転
手は俺を無視して走り去り/次の角で客を拾った/その客は白人
だったんだよ」

『エスケープ・アーティスト(表現者の隠れ場所)でぼくを
ノックアウトしたジェフリーズが新宿にやってくる。こんな
に嬉しいことはない。みんなでこの混血のロック詩人を暖か
く迎えよう。多くの歳月をコマーシャリズムと妥協せずに歩
んできた彼は、まさに賞賛に値する孤高のロッカーであり、
その価値はきっとあなた自身が感じているはずだ。


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by obinborn | 2017-10-04 17:13 | rock'n roll | Comments(0)  

きみの保守、あなたのリベラル

TWにあまり興味を持てなくなったのは、単純に飽きたからと
いうより、不毛な論議にうんざりさせられることが多くなった
からです。たまに一日じゅうツイをしながら執拗なまでに自分
の政治的信条を主張しまくる方を見受けますが、自分の正しさ
を言い募るだけでなく、自分の意に沿わない者や真逆の意見を
持つ人たちを攻撃し排除するようになると、もう私の手には負
えませんね。そういう人たちは結果的に当事者や閲覧者たちを
傷付け疲れさせていることを、ぜひとも自覚して欲しいです。

これはTWのみならずFBにも共通する問題点ですが、とかく人
は自分に近い、もしくは自分の信じる見解のみを集め(リツイ
やシェア)がちです。でも自分が頷けるイシューだけが世の中
を動かせているわけではありません。私が気を付けているのは
そんな見方の落とし穴。それ故に自分はときに朝日と産経、毎
日と読売、あるいは夕刊フジと日刊ゲンダイなど違う立場のメ
ディアからのソースを引っぱり出し、読み比べるようにしてい
ます。

こういう言い方をするとまた”どっち付かず”と私の中庸性を嗤
う人たちが出てくるのでしょうが(苦笑)、極端な物言いでは
一時的なカタルシスは得られても普通の人々の共感は得られま
せん。何もそんな連中と同じ土俵に上がり、相手にする必要は
まったくないと私は思っています。つまらないこと書いてごめ
んなさい。保守であれリベラルであれ、あまりに極端な意見は
かえって人々の関心を遠ざけてしまう。そんなことを言いたか
ったのです。さあ、そろそろビールを飲みに出掛けようかな。


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by obinborn | 2017-07-30 19:15 | rock'n roll | Comments(0)  

佐野元春&ザ・コヨーテ・バンドの新作『Maniju』に寄せて

綺麗な花束を携えた彼女。でもよく見てみると目には涙を
浮かべている。いわば華美な外見と孤独な内面。それは今
という時代に生きるぼくやきみ、彼や彼女の肖像ではない
だろうか?そんなことを思いながら、佐野元春&ザ・コヨ
ーテ・バンドの新作『Maniju』を聞いた。胸を撃ち抜くメ
ロディが幾つかの起伏を伴いながら、言葉たちを丁寧に運
んでいく。言葉にならないもの、さっき交わしたばかりの
会話から零れ落ちてしまったものさえも、佐野は目線を下
げながら、そっと掬い上げていく。

『COYOTE』『ZOOEY』『BLOOD MOON』と続いた”コ
ヨーテ三部作”は、大震災以前と以降を束ねるようなシリア
スな内容だった。そんな観念を前提にしつつも、本作『M
aniju』が開示するのはもう少し能動的な世界観だ。ビート
ルズからトラフィックもしくはXTCへと連なっていく色彩
感溢れるサウンド・デザインがあり、それらの音と言葉た
ちは、まるで10代の日々のように瑞々しく戯れ合っている。

世界は今日も悪意に満ち、きみを傷付け貶める。根拠のな
いSNSでの噂はどうだろう?そこに蠢く暗闇に突き落とさ
れるな。自分自身の目と手で感じてごらん。佐野元春が今
日も訴えるのはそういうことだ。『Maniju』の彼方にはな
だらかな丘が広がっている。朝露のような生命の息吹きが
ある。そして夕暮れ時にはいつも詩人たちが祈りを捧げて
いる。


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by obinborn | 2017-07-20 18:38 | rock'n roll | Comments(2)  

世界のすべての7月〜july,July

噂のサントリー「頂」を近所のスーパーで購入してきました。
別に可も不可もない単なる発泡酒でしたね(笑)にもかかわ
らずあれだけ巨額の広告費(賛否あれど)を投じる大企業さ
んには敵わないなあ〜と思いました。うちらは原稿用紙一枚
(400字)書いて2000円ですからな。住んでいる世界がもう
始めから違いますがな(笑)それでもオイラにはプライドが
ある。この自由な生活環境を守るための条件(バイトという
副収入やカミさんの理解w〜)を心得ているのでした。

オイラはただ自分らしく生きたいだけなんじゃ。嫌いな音楽
を褒めそやすことは出来ないし、招待券を貰った客席でぐっ
すり眠るような芸当も出来ましぇん。そうビルボード東京な
ど年に一度行けるかどうか(笑)でも、その分自分が好きな
音楽には全力を投じて書きたい、紹介したいという気持は誰
にも負けないと思っています。たまに政治や社会の問題に触
れることもありますが、それとて自分の感じたことを正直に
申告しているだけですからね。

マザーズの音楽には圧倒的な”自由”を感じてなりません。そ
こに加えれば、ユーモアの感覚、自虐的にならざるを得ない
自身の心映えでしょうか。何しろALL YOU NEED IS LOVE
(愛こそはすべて)が叫ばれた1967年に「俺たちに必要なの
は金だ!」とザッパは宣言したのですから。その透徹した
批評精神からぼくは多くのものを学びました。

ちなみに『本当の戦争の話をしよう』の著者、ティム・オ
ブライエンは『世界のすべての七月』で、主人公にこう語
らせます「一体何だって言うの?愛とか平和とか言う前に
あなたがまずしなくちゃいけないのは、良質な外科医の教
えを受けること。しっかりとした処方䇳を貰い適切な治療
を受けることなの」


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by obinborn | 2017-07-10 18:08 | rock'n roll | Comments(2)