カテゴリ:one day i walk( 825 )

 

2月4日の捕獲とDJ

まずは新宿ユニオンでポール・ジェレミアのファースト『JUST ENOUGH』
(Folkways)を発見!勿論以前から持っていた盤だが、ジャケ状態が美品
だったのでつい2枚めを購入してしまった。欲しがっている誰かがいたら
いつか譲ってあげたい。次は下北沢に移動し、フラッシュにて7'sを6枚。
チャック・ベリー「ROCK'N' ROLL MUSIC」ボビー・ムーア「SEARCHIN'
FOR MY LOVE」ジェイムズ・ブラウンの「THERE WAS A TIME」と「NIG
HT TRAIN」リトル・ジョニー・テイラー「EVERYBODY KNOWS ABOUT
MY GOOD THING」キャロル・キング「IT MIGHT AS WELL RAIN UNTIL SE
PTEMBER」と、短時間のわりになかなかの捕獲だった。

次は同じ下北のメンフィス兄弟。にて隅田監督の定例DJ会に参加。途中か
らは他所で回されていた山名昇さんも合流し、楽しい夜になった。私は7's
でジェフ・ベック・グループ「JAILHOUSE ROCK」クリーデンス「TRAVE
LIN' BAND」ザ・バンド「TIME TO KILL」オールマンズ「RAMBLIN MAN」
ビートルズ「I SAW HER STANDING THERE」「WE CAN WORK IT OUT」
「PAPERBACKWRITER」オリンピックス「GOOD LOVIN'」マッコイズ「
HANG ON SLOOPY」の計9曲を。

来てくださった皆様に感謝します。ありがとうございました!

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by obinborn | 2017-02-05 06:31 | one day i walk | Comments(0)  

バードソング・カフェ14周年おめでとうございます!

バードソング・カフェの開店14周年おめでとうございます!

私が初めてお伺いしたのはまだお店が自由が丘に移転される
以前、中目黒にあった04年でした。記憶が正しければ、ある
ライブの帰りの電車で山本シラス君から「こんな店が出来ま
した。今度一緒に行きませんか」と教えてもらったのがきっ
かけでした。あれから既に13年も経ってしまったとは…。時
間の流れとは本当に早いものですね。

音楽バーの使用法は人によって様々でしょう。家ではなかな
か聞けないからとか、仕事帰りの息抜きとか、あるいは新譜
の情報入手が目的とか。どれもよく解ります。私の場合は家
にあるコレクションとバードのそれが重なる部分が多いので、
どちらかと言えば店主である梅澤くんをはじめ、お客さんと
の「会話」を楽しみたいからです。実際故中村とうよう氏が
おっしゃっていたように、一人音楽と向き合う時間は孤独その
ものです。それが音楽ライターの場合、下調べ、聞き比べ、
実際の原稿書きの仕事と重なってきますから、余計他人の声
が恋しくなるのかもしれません。

しかも梅澤くんの場合は音楽以外でも、文学から政治まで、
あるいは馬鹿っ話から人生に対する態度まで、しっかり自分
の言葉で語れる人でした。と同時に人の話に耳を傾ける聞き
上手でもありました。必ずしも互いの意見が全て一致してき
た(そんな人いるのかな?)わけではありませんが、何より
大事なのは生きた言葉の往来では? そんな気持は年月とと
もに強くなってくるばかり。これは人生の半分をとっくにや
り過ごし、残された時間のことを意識するようになったこと
と関連するのかもしれませんね。

いずれにせよ、私たちは戦後10数年経ってから生まれ、多感
な時期にロック音楽と接し、啓発されながらここまで生き伸
びてきました。何人かの友人を対岸に見送ってきました。だ
からこそある「今、この時」に感謝したいと思っています。

あっ、とうようさんも大好きだったリンダ・ルイスの名作『
ラーク』を写真に選んだのは、勿論バードつながり!可愛い
猫のシェリーちゃんが店内を駆け巡っていたのが、つい昨日
のことのように思えます。

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by obinborn | 2017-02-02 17:42 | one day i walk | Comments(0)  

デヴィッド・リンドレー『WIN THIS RECORD!』

リンドレーの『WIN THIS RECORD!』(82年 アサイラム)
にサインをして貰ったのは、彼がエル・レイオー・Xを率い
て来日した89年のこと。キーボードがイアン・マクレガン
だったこともあり、東京公演のすべてに駆け付けたものだ。
カミさんの名前も併記されているから、もし別れた時はど
うしようかな(笑)

それはともかく思い出深いLPだ。エタ・ジェイムズのSO
METHINGS GOT A HOLD ON ME、タイロン・ディヴィス
のTURNING POINTといったR&B、ワイルド・チュピトラ
ス〜ネヴィル・ブラザーズでおなじみのBROTHER JOHN、
トゥーツ&ザ・メイタルズのレゲエPREMATUREといった
カバーからリンドレーのオリジナルまで、まさに大衆音楽
の五目飯といった塩梅。演奏をサポートするのはヒスパニ
ックのホルヘ・カルデロン(ソロ『シティ・ミュージック』
あり)、マザーロード出身のウィリアム・スミッティ・ス
ミス(アラン・トゥーサン制作のソロあり)、キング・クリ
ムゾンを脱退して渡米したイアン・ウォーレスなど。また
ゲストとしてブッカー・T・ジョーンズが、TURNING POIN
Tでシンコペイト効きまくりのオルガンを弾いている!

前作『化け物』同様に一番感じるのは、リンドレーがかなり
のレゲエ好きだということ。ROCK IT WITH Iの途中ではダブ
にまで挑戦している。これは当時の非黒人系としては、クラ
ッシュの『サンデニスタ!』佐野元春の「クリスマス・タイ
ム・イン・ブルー」同様、かなり先駆だったんじゃないかな。
「渡英してテリー・リードと活動していた頃、レゲエに出会
ったんだ。それはぼくにとってかなり衝撃的な体験だった。
イギリスではプリンス・バスターやデズモンド・デッカーな
どスカも大好きになったよ!」06年の取材時にそう語ってく
れたことは今でもよく覚えている。

いち早く中近東音楽を取り上げていたサイケ・ポップ・バン
ドのカレイドスコープでプロ・デビューし、英国で試行錯誤
を繰り返し、その後はジャクソン・ブラウンとの共演で一躍
有名になっていくリンドレー。この『WIN THIS RECORD』
は以降ワールド・ミュージックに食指を伸ばしていく彼の原
点なのかな?そして重要なのは常に陽性のスライド・ギター
とお茶目なヴォーカルで聞き手の心をほぐしてくれること。
出会えて良かったと思えるアーティストの一人だ。

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by obinborn | 2017-02-02 14:28 | one day i walk | Comments(0)  

キング・クリムゾン『アースバウンド』

ジョン・ウェットンの追悼(皆さんのいいね!に感謝)から
は少し離れますが、さっき一番好きなクリムゾン・アルバム
『EARTHBOUND』を取り出し今聞いています。72年に行な
われたアメリカ・ツアーから2~3月のフロリダやデラウェア
での公演を収録したこのライブ盤。もう完全にぶっちぎれま
くり!以前はブートレグのみで流通し、やがてアイランド系
列の廉価レーベルHELPからやっとこさオフィシャル化された
作品ですが、この元祖メタルの衝撃といったら!

メンバーはフリップ以下、コリンズ=バレル=ウォーレスと
いう布陣。貴公子グレッグ・レイクの代りにやけくその変態
ブルーズを歌うボズ・バレル、以降イアン・マシューズのA
OR名盤『スティーリン・ホーム』まで触手を伸ばしていく
メル・コリンズ(ホワイト・ソウルのココモのメンバーでも
あった)のアルト、テナー、バリトン・サックスの呻き声、
そして馬力に任せたイアン・ウォーレスはドタバタしまくり
でバスドラをキックします。それらがフリップの細~いギタ
ーと混然一体となり、いつの間にか巨大なカオスとなってい
く様が感動的。とくにB面2曲めGROONでのウォーレスの
ドラムス・ソロは圧巻の一言です。

とても健全なる男子女子、つまり「きみのことを一生守るよ」
とか「愛がすべてさ」(古っ~)とか薄~いリリックを口ず
さむような方々にはお薦め出来ませんが、人生の深遠や薄幸
そして明日なき21世紀という荒野を駆け巡る者たちにとって
は、またとないスターレス&バイブル・ブラック(星なき夜
と黒い聖書の物語)になるでしょう。

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by obinborn | 2017-02-01 19:21 | one day i walk | Comments(0)  

犬と道

俺は犬と一緒に歩いた/俺は犬と一緒に歩いた/ある日のこと道端で杖付き老人と会った/老人は俺の犬を殺めてしまった/次の日から俺は一人で歩いた/風が吹き雲は鉛色になった/俺は初めて寂しさを知った

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by obinborn | 2017-02-01 17:33 | one day i walk | Comments(0)  

追悼:ジョン・ウェットン

ジョン・ウェットンを追悼しながら『太陽と戦慄』(73年)
を聞き始めました。恐らく多くのプログレ・ファンが彼の名
前を知ったのはこのアルバムが最初のことだったと思います。
ウェットンはBook of SaturdayにExilesという2つの叙情曲
及びメタル・ヌーヴォー的なEasy Moneyの計3曲で男臭いヴ
ォーカルを取り、他の即興的なインプロヴィゼーション曲群
との見事な均衡を保ちました。また演奏面で言えば、硬質な
音色で広いレンジを駆け抜ける彼のエレクトリック・ベース
は、オカズを狂おしいまでに叩きまくるビル・ブルフォード
のドラムスと抜群の相性を示しました。そこにフリップの神
経症ギター、デヴィッド・クロスのヴァイオリンとヴィオラ、
ジェイミー・ムーアのパーカッションがせめぎ合い、音とい
う絵の具を使いながら抽象画を描いていきます。そこには静
と動の鮮やかな対比があり、同時代のマイルズ・ディヴィズ
のようなエレクトリックな混乱があり、使用する楽器が違え
ばフォーク・エリアのペンタングルの方向性に行っていたか
な?とも夢想します。

いずれにせよ、私にとってはまさに”10代の名盤”のひとつ。
以前ブログの個人史欄My Profile欄に記しましたが、高校生
の時この『太陽と戦慄』を買い爆音で聞いていたのですが、
息子の将来を案じたのか父親から激しく叱責されました。そ
んなことも懐かしい思い出です。なお、父はこの1月に没後
8年を迎えました。早いものです。クリムゾンとオールマン
を遂に理解し得なかった彼ですが、遺品を整理しているうち
に机からは何とボブ・ディランのベストCDが出てきました。

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by obinborn | 2017-02-01 13:12 | one day i walk | Comments(0)  

移民の目

エリック・アンダーソンが2000年に発表したアルバムでは、
一曲めにEyes of the Immingrantという新曲が歌われていた。
それは遥かアイルランドから海を渡り、アメリカに辿り着い
た移民をテーマにした歌だった。この例に限らずアメリカと
は多民族からなる複合国家であり、そこに掲げられた多様性
への理解はこの国の根幹を成すものとなった。その土台が今
崩れつつある。排外主義的なトランプと、彼の悪夢的な入国
拒否の政策に私は抗議します。

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by obinborn | 2017-01-31 07:35 | one day i walk | Comments(0)  

陶守正寛さんとの対話:高橋健太郎に抗議する

陶守正寛
(1月28日:高橋氏のツイに)横から失礼します。小尾さんは、全然ネトウヨなんかではないですよ。ただ、典型的な左翼思想の人が嫌いなだけだと思います。

小尾
陶守さん、ありがとうございます。そもそも実際に会って話したことがない相手に対し「ネトウヨだ!」「ネトウヨかも?」などとレッテルを貼ること自体失礼極まりなく、思慮のなさと知性の欠落を感じます。また本来「ネトウヨ」とは在特会などの主張と同期する民族的な排外主義者のことであり、人種融和を願う私の考え方とはまるで異なります。

陶守
小尾さんがネトウヨ的(というか右翼的)な行動をしているのを見たことがありませんし、そもそもそういう思想の持ち主だとも思っていませんので口を挟みました。高橋氏の返答があったのは今まで気づいてませんでした。しかしあの内容(左翼思想の逆張りなど)、僕には理解不能です。うーむ。

小尾 
私もまったく理解不能ですね。何だかんだ屁理屈付けて呟いていますが、要は自分の意に沿わない同業者を貶めたかったのでしょう。個人の思い込みで「ネトウヨ」認定された私は大迷惑。29日の朝氏のツイに抗議し謝罪を求めましたが、30日朝の時点でまだ返答を頂いていません。

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by obinborn | 2017-01-30 10:38 | one day i walk | Comments(0)  

VIVA、ミスター山名昇!

今日は山名昇さんこそ最高の音楽評論家であることが
逆説的に証明されました!山名先生のマニアックな拘り、
収集熱、広範な知識には昔から一貫した熱量があり、ち
ょっと世の中を斜に見る態度もまた、好ましいものとして
映ります。私は80年代に先生が『寝ぼけ眼のアルファッ
ファ』を自費出版された少し後に直接お話しする機会を
得て、以来ときどき(近年はごくたまに)お酒を飲んだり
DJをご一緒させて頂いてます。私は氏が最も得意とされる
ジャマイカ音楽には詳しくないのですが、パブロックから
その下地となるブルーズ/R&Bまで、これほど気が合う同
業者も珍しいと思われます。以前三鷹のバイユーゲイトで
「タカシ!いいぞ!」と呼んでくれたり、もうサイコー!

少しだけマジな話をすると、ロジカルな大風呂敷を広げる
のではなく、本当に自分の好きな音楽をとことん追求して
いく、その心映えにかつて音楽青年だった頃の面影を感じ
るから慕っているのかもしれません。山名さん、先日私は
マッコイズHANG ON SLOOPYの7'sを回しましたよ。それ
ではまたいつか。お元気で。

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by obinborn | 2017-01-30 01:50 | one day i walk | Comments(0)  

日曜日のボ・ディドリー

今日は江古田のハロー・オールドタイマーでランチした後、
隣町・東長崎のクレオール・コーヒーに行ってきました!
たまたまパブロック好きのAさんが来られて、久し振りに話
せたことが嬉しかったです。まあ世の中いろいろな人たちが
います。楽しい人、寂しい人、威張る方、謙虚な方etc…Aさ
んは間違いなく楽しい方ですね。彼は以前ぼくがパブロック
のDJを天辰さんと一緒に開催した時に来てくださり、以来
東京ローカル・ホンクやパイレーツ・カヌーなど互いが好き
なバンドのライブ会場でお会いしてきました。

すごくバック・トゥ・ベーシックなことに立ち返ると、ニン
ゲン素直に音楽を楽しめなくなったらオシマイです。そして
もし自分が間違った行いをして人を傷付けてしまった場合、
ちゃんと相手に謝れるかどうかも。誰もが自分が可愛く自分
を守りたい気持から逃れられませんが、肝心な時に人に対し
て「ごめんなさい、ご迷惑をお掛けしてすいませんでした」
と言えるかどうか。ぼくはそこに人の度量(のようなもの)
を見てしまいます。

つまらないこと書き連ねてスミマセン!ところで今日クレオ
ールではボ・ディドリーのシングル盤SOUL TRAIN(Chess〜
69年)を購入しました。ソウル音楽の有名なTV番組と関係あ
るのかどうかはよく解りませんが、いわゆるボ・ビートでは
なく、ミッドテンポで粘る曲調が新鮮です。オルガンの導入
もファンキーなサウンドのなか映えていますし、誰が吹いて
いるのか解らないへたっぴいなハーモニカも、ガレージ・ロ
ックの匂いを運んできます。こりゃ次のDJで「使えるぜい!」

今晩はもう少しだけビールを飲み、休日の音楽を楽しもうと
思っています。

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by obinborn | 2017-01-29 18:15 | one day i walk | Comments(0)