カテゴリ:one day i walk( 855 )

 

11月12日〜one for the road

今日は17,966歩のウォーキングをしました
ホンクライヴの翌日に歩くのはまた格別なのです
しばらくは他の音楽が聞きたくないくらい

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今日のアヒルさん  丘に出て日向ぼっこをしています
キンクスの「日向ぼっこが俺の趣味」を聞きたくなってきます

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物を言わない者に惹かれるのは きっと自分が要らない言葉まで喋っているから
だと思う

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宮部みゆきの言葉に一瞬ハッとさせられた

「言葉が語る筋書きではなく 言葉に込められた明るい力が邦子に伝わり始めて
いた 邦子の心に染み込み始めていた」 (『ブレイヴ ストーリー』より)

相変わらずダラダラと読んでます(笑)

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いつの間にか秋が深まっていました

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こんな日は世界で一番好きなレコードを聞くのです
ときに人々と
ときに一人で

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自由が丘 バードソング カフェにて

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自宅にて

Ronnie Lane & the band "Slim Chance" /Anymore For Anymore
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by obinborn | 2010-11-12 17:33 | one day i walk | Comments(0)  

手を伸ばせばそこにある歌

11日は東京ローカル・ホンクを六本木の新世界にて
ぼくにとっては京浜ロック フェス以来 約一ヶ月ぶりのことだ

本日は対バン形式での先発ということもあり 初めてホンクを聞くような
お客さんを配慮してか 最近のステージでいい感じに固まりつつある二つの新曲
「目と手」「はじまりのうた」の出番はなく  お馴染みの曲を持ち時間を考えつつ
披露するという ホンクのありようを凝縮したような内容だった

それでも長尺ジャム曲「社会のワレメちゃん」と「カミナリ」をじっくり据えるなど
この四人ならではの演奏家としての実力も遺憾なく発揮  対照的に「ききたいこと」
ではどこまでもソング オリエンテッドな木下弦二のあり方を際立たせた

巻き舌英語から遠く離れた日本語の歌詞が 運び込まれていく
歌の上手さとは何もスクリーミングやシャウトだけにあるのではない
そんな当たり前のことを 今日もホンク・メンたちは伝えていく

彼らの素直さは たぶんこれから歴史がくっきりと証明していくことだろう
風のなかに 雨のなかに 草のなかに  雲のなかに
ホンクの歌がある
きっとある

手を伸ばせばすぐそこに


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by obinborn | 2010-11-12 01:58 | one day i walk | Comments(0)  

素晴らしい記念撮影

「リスペクトの感情なしにものを書くことは出来ない」
さる有名な作家がそんなことを語っていたが
どんな表現者であれ そんな気持ちを忘れてはならないだろう

先日ルポにも記したコーガンズの東京ツアーだが メンバーの山田Cakeくん
からお礼のメールとともに送られてきたのが以下の写真
そう 帰りの羽田空港で彼は何とあのスティーヴ・クロッパーと遭遇したのだった

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普段はめったにそういうことをしないというCakeくんだが 思い切って声を掛ける
と 笑みとともにクロッパー氏は向こうから手を差し伸べてきたという
父と息子の邂逅にも似たその光景が
どんなに尊く感動的なことかをどうか想像してみてほしい
とくにCakeくんのようなリズムコンシャスなギタリストにとってクロッパーの演奏
スタイルは いつも立ち戻るべき源泉のようなものだ

『あの頃ペニー・レインと』や『ラヴ・アクチュアリー』といった優れた映画でも描き
出されていたように 空港という場所は駅と同様に出会いと別れのメタファーであり
人々の交差点でもあるだろう
そんな一瞬を見事に捉えたナイス ショット! 2010年11月7日

何だかこっちまで嬉しくなってしまうような清々しさが思いっきり伝わってきた

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by obinborn | 2010-11-11 14:23 | one day i walk | Comments(2)  

お知らせ

来る11月23日(祭/火曜)に大井町のグルーヴァーズ・パラダイスで
DJ会をすることになりました

今回のテーマは”ぶっといグルーヴで行こう” というものでDJたちが解釈する
”ぶっといグルーヴ”をジャンルを超えて厳選し回しまくります

なお今回は文屋章さんと新井崇嗣さんというその道のスペシャリストお二人を
お迎え致しますので 楽しみは三倍増かと思われます
もしよろしければ 遊びに来てください

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〜メンバー紹介〜

文屋章(ぶんや あきら)
ブルーズ/R&Bに造詣が深い音楽ライターとして人気が高い
主な媒体は『ブルーズ&ソウル レコーズ』 07年には『ニューオーリンズ 
ミュージック ガイド ブック』を監修し好評を博した

新井崇嗣(あらい たかつぐ)
音楽ライター/翻訳家 メンフィス大学英語学科卒業
主な媒体は『ブルーズ&ソウル レコーズ』『Rolling Stone日本版』など
『スウィート ソウル ミュージック』や『スタックス レコード物語』の翻訳で
音楽ファンの信頼を勝ち得た
最新の翻訳書に『ポスト パンク ジェネレイション』がある

小尾隆(おび たかし)
ポンコツ〜B級ロックの守護者
いつかアレックス・チルトンに取材を、、、と意気込んでいたら本人が
今年3月に急逝してしまう 
人生いいことばかりじゃないっすね
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by obinborn | 2010-11-11 04:11 | one day i walk | Comments(0)  

あなたが次に聞く声は あなた自身の声でしょう

今日のウォーキングは14,159歩だった
そして嬉しいことに今日はまた500gも減っていた
自分の体がふとした瞬間に軽く感じられる、、、そんなときは
やはり嬉しいものだ

小さなものを愛でることと 自分のことしか歌わないこととは違う
名もない人々(Short People)の営為を物語へと紡いでいくことと
愛やら平和やらを声高に振りかざすことも まったく違う

ジャクソン ブラウンの『ラヴ イズ ストレンジ』でぼくが一番嬉しかったことは
この演奏が行われたスペインで彼の音楽が愛され 育まれてきたという
まぎれもない事実だった スペイン各地の音楽家が次々とステージへと呼ばれ
音楽が奏でられていく
歌が歳月を超えて 別の見知らぬ土地へと響き渡っていく
その結晶のようなものがこのライヴ盤だと思う

もともとスペインではジャクソンの歌を集めた『Cantame Mis Canciones』が
98年に作られるなどの土壌があった
自分のことだけを歌うのではなく 他者へと視線を降り注ぐような彼の歌
への共振 それがすべての答えかもしれない

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あなたが得て来た叡智を束ねなさい
英雄たちのまやかしの伝説には惑わされずにね

奪われるだけ奪われてきた
でも神はそれを許さないでしょう
あなたの価値が闇に葬られることを

あなたが夜明けに聞く声は
きっとあなた自身の声でしょう

「the next voice you hear」
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by obinborn | 2010-11-10 20:32 | one day i walk | Comments(0)  

11月9日

今日のウォーキングは20,226歩でした
調子が良いときは朝と夜の2回歩くのでこういう結果になるのですが
国境の南の羽田野先生は先日 横浜市青葉区から渋谷まで30,000歩いた
そうです いやあ先輩、負けました
しかし一度に3万も歩くなんて正気の沙汰ではありません 好きな女の人でも出来た
のでしょうか(笑)

確かにウォーキングに中毒性があるのは事実です
馴れてくると1日でもサボるとまずいのでは? という強迫観念に捕らわれてしまうのです
まあ互いにヒザや腰を痛めない程度にがんばりましょう

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今年もあと8週間を切ってしまい 1年の早さに愕然とする今日この頃ですが
お陰さまで週末の予定が12月まで順調に埋まりつつあります
美味しいお酒を呑むためにも これからも摂生とウォーキングの継続を誓う
11月初旬のオビンでした

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by obinborn | 2010-11-09 21:30 | one day i walk | Comments(0)  

ブルーズ・バラディーアの至宝

エル・テッチさんのblog『部屋を整理していたら、忘れていたものが出て来た』
にはいつも刺激を受けています

ぼくは現在の家にあるストック以外にも所沢の実家にレコードを保管しているのですが
今日は さっきまで実家のレコード棚を漁っていたのです
まさに「忘れていたものが出て来た」状態なのでした

チャールズ ブラウンの90年作『All My Life』(Rounder~Bullseye Blues)も
そんな一枚です
1922年にテキサスで生まれた彼は言わずもがなブルーズ ピアニスト/シンガーとして
膨大な録音を残してきましたがこの作品は元ルームフルオブザブルーズの鍵盤
奏者ロン リヴィが制作し ゲストにドクタージョンやルース ブラウンを迎えたもの

やはりこの人のブルーズ・バラードは豊潤な味わいがあります
このようなタイプにはあの偉大なレイ・チャールズもいます 彼と同じくナット
キング コールのジャズに憧れて初期のキャリアを積み上げていったのがチャールズ
なのです

エル・テッチさんが思い起こしてくれたことには ドクター ジョンが彼の『In A sentimental Mood』
(Warner Bros 89年)に記載したコメントのこともありました
それは 以下のようなものです

「私がこのアルバムを作るために 真にインスパイアされたのはレイ チャールズと
チャールズ ブラウンです 彼らに特別な謝辞を捧げます」

ちょうど制作時期も前後したドクターの盤とチャールズの盤  ドクターが
思い切りムーディなブルーズ・バラードに焦点を当てた音楽を作ったことも やはり
チャールズから何らかの刺激を受けたのでしょう さらにこの三人はともに鍵盤奏者だ
という共通点でもしっかりと結びついているのでした

秋の夜長を こんな二枚のアルバムとともに過ごすのもいいかもしれません

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by obinborn | 2010-11-09 17:47 | one day i walk | Comments(2)  

1968年という重い宿題

全共闘〜団塊の世代の闘争を「何も生み出さずに終わった稚拙な自己表現だった」
と総括する人もいる でも「表現と運動の垣根がなかったからこそ 単なる政策
提言ではない文化、文明的な転換点が生まれた それが68年の偉大さだ」
という解釈を編集者の平沢剛さん(35歳)は貫く

(毎日新聞11/7『1968年文化論』に関する取材にて)

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つまりそれだけ重い宿題なのだ
にもかかわらず肝心の当事者たちは ぼくが思うに二通り
それは”何もなかったと死んでいるふりをしている”か
あの時代を勲章のように溺愛しているか

そんな意味では実にタチが悪い連中なのである
二者対立という構造のなかでしか発想を出来なかったり
喧嘩そのものに喜びを見出すような もう論理はめちゃくちゃ(苦笑)
あんたら 終わっているよ

出来の悪い兄貴を見るように彼らを冷静に判断出来ただけ
ぼくは”遅れてきた世代”で良かったと思っている
本当に68年のスピリットを生きようとしている人は
つるまず 派閥も作らず 今も一人できちんと歩いているのである

戦後の荒廃(父の時代)
     ↓
高度成長時代
      ↓
学園闘争の季節
      ↓
無関心と諦観
      ↓
オウム真理教
      ↓
バブルの崩壊
       ↓
勝ち組と負け組の二極化

こんな風に追っていくだけでも精神の荒廃が透けて見えてくる
そしてこれは他人の物語なんかではない



佐野が通常のポップフィールドとは別に深めていったのが黙示録的な
スポークンワーズだった この映像はそのダイジェスト版(1から3まである)だが
いずれも詩を書かれたものとしてではなく 動き出していく言葉として捉えるという
運動だ 象徴的なリリックと陰影のある音が光となり影となり 聞く者の想像力を
押し広げていく
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by obinborn | 2010-11-08 21:35 | one day i walk | Comments(0)  

ジャンル別では見えてこない音楽の光景

たとえばトニー ジョー ホワイトとロリー ギャラガーが
ロリーとリンク レイが繋がっているということは
ジャンルに特化して聞いていると意識出来ないことかもしれません

トニー ジョーはスワンプ ロック  ロリーはブルーズロック
リンク レイはガレージロックという括りで語られがちですが
当人同士は案外もっと自由な交流をしているからです

ロリーはトニー ジョー「カラスが飛ぶように」をカヴァーする一方で
レイの「トゥーソン、アリゾナ」も演奏(『タトゥー』アルバム
のアウトテイクでCD時代になって発掘された)していました
現実的にはロリーとレイは当時同じポリドールのレーベル メイトだった
というのも大きいでしょう

タビアス ウッド ヘンダーソンなんかも プロデュースしたハロルド
バティステ ジュニアがニューオーリンズR&Bシーンの牽引者であること
を知っていれば もっと広い見方が出来ます
つまりドクタージョン同様にニューオーリンズを追われて西海岸に移った
流れの一環としてニューオーリンズR&Bを捉えるということなんですね

そんな匂いみたいなものを感じ取っていくと
本当にいろいろなものが見えてきます
それもまた音楽の楽しさだと思います

本来の好奇心みたいなものを失わないようにしたいものですね

以前トニー ジョーに取材したとき嬉しかったのは
こんな言葉でした
「ロリー ギャラガー、、、彼は浮ついたところがなく 南部気質のような
ものを持っていて 本物だと思ったよ」

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by obinborn | 2010-11-08 19:33 | one day i walk | Comments(0)  

These Days〜最近思うこと

コーガンズのライヴが終わったあと 自由が丘で新装開店したバードソング カフェに
行きました  なんと5日、6日と連続で(笑)

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入り口はちょっとおサレな感じ
中身はコテコテのスワンプ ミュージック(笑)

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中目黒時代とはまた違う客層を早くも開拓されたとか
う〜ん 商売上手!

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今度23日 大井町のグルパラでDJを一緒に行う文屋さんや新井さんの本に
混ざってぼくの本もありました 嬉しいにゃあ^0^

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トモコさんとも久しぶりにお会いしました

マニアの巣窟にはならずに フレンドリーな空気が以前から変わらぬ持ち味の
お店です いろいろな職業の人が1日の仕事を終え 労をねぎらい語り合います
ロック バーは個人の嗜好に左右されますが 今のぼくはこういう明るさを求めて
いるのかもしれません 自己探求の旅が会社を辞めた時点で一区切りついたか
らかなあ?

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店主の梅澤くんとオビン

トニー ジョー ホワイトの話しをしていてトニーが尊敬するロリー ギャラガーのレコード
をすぐに回す そんな臨機応変も心憎いウメザワ流のお皿回しです

内装はホワイトを基調にしたエイジングで 実にセンスが素晴らしい
その内装を手掛けたのが寺田さん(写真:左)

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場所柄もあって有名な音楽家や各種アーティストたちも出入りしますが
不思議と業界チックにならないのもいいことだとぼくは思っています
それは梅澤くんのキャラとも関係するんだろうな 豆腐職人のKさんとも再会を果た
すことが出来ました

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最後はお店とは関係ないのですが
未だに鼓舞され続けているCDを
佐野元春『The Circle』(93年)です

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亡き父の故郷、茅野にて 今夏

青年期 父の目に映っていたのは戦後の荒れ果てた光景だけだった
そこから彼の長い旅が始まった
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by obinborn | 2010-11-07 16:23 | one day i walk | Comments(4)