カテゴリ:one day i walk( 879 )

 

12月9日〜Take Me Back

今日は14,627歩
今度はコースを変えて豊島園のほうまで足を伸ばしてみようと思っている
これに腹筋でも30回くらい加えれば完璧かもしれない

サブタイトルにも書いたけど 日々の営みのなかで無駄なことをしないとい
うのは とても大事なことだ あるいは必要がないものは聞かないとか
昨日のジョンではないが「ぼくが言っていることの半分は意味がない」
(「ジュリア」)という内省とか

ところで ヴァン モリソンが自らギターを弾くようになったのはいつ頃からの
ことだったろう?
優れたヴォーカリストにとって自分で弾くギターとは主にソングライティング
の際の指南であったりするわけで ライヴの場では専任者に多くを任せる
のが常なのだが 確か80年代の終わり頃からヴァンは 自ら弾くギターを
積極的にレコーディングにも援用するようになる

これが実にいいのである  無骨というか不器用というか彼の性格をそのま
ま反映したようなそのギターはときに歌とオクターブでシンクロしながら
鮮やかな絵を描き出していく 
引っ張るようなアタック感が この人の歌のあり方にも重なっていったり、、、

本格的でないものに惹かれる
ニルス ロフグレンのピアノとか
ウィルコ ジョンソンの歌とか
佐野元春が吹くハーモニカもすごくいいし
むろんリチャード マニュエルが叩くドラムスにも実感が込もっている
ごく最近の例でいえば 東京ローカル・ホンクのライヴで ギターの井上が
アカペラでソロを取った瞬間とかね

40年もロック音楽を聞いていると耳が肥えてくるばかりではない
むしろ逆に垢が溜まってしまう場合もある

”すべてをスタートラインに戻して”無邪気な頃に戻ろうじゃないか

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ヴァンの91年作『Hymns To The Silence』
盟友ジョージィ・フェイムのオルガンも風通しが良く ヴァンの思索的な方向性を
程よく中和していく
ヴァンが弾くギターが自らの歌としなやかな呼吸を見せる「Take Me Back」は
まるで『アストラル・ウィークス』の続編のような夢の跡地を思わせる
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by obinborn | 2010-12-09 18:10 | one day i walk | Comments(2)  

12月6日

今日は15,099歩

かつては商店のウィンドウに映る自分の姿も無様なものでしたが
最近は自分の目でもだいぶすっきりしたと思えるようになりました
いっ、一体どこに肉付けていたんねん(苦笑)

60年代の学生運動に対してぼくがシニカルな気持ちにならざるを得ないのは
ちょうど多感な青年期に彼らが崩壊していく樣をテレビや新聞で見てきたこと
もあるし ぼくの時代にはまだその余塵が残っていてキャンパスにはヘルメット
を被った活動家がいたり セクトに引っ張られそうになったせいもあるのかもし
れません

いま読んでいる角田光代の『ツリーハウス』(家族年代記のようなもの)にも
ちょうど60年代の学生運動の様子が背景として描かれているのですが
角田さんが(登場人物に言わせる)距離感も実に素直なもので共感を覚えます

よくいるでしょう 飲み屋であの時代の闘士だった風を吹かせる輩が(苦笑)
そういう意味でぼくはかつての反戦フォークも生理的にダメだったのです
何の音楽的スキルもないくせにお題目ばかり唱えるその姿は ある意味
愛やら平和やらとかを平べったい言葉で歌う昨今のJ-Popと同じだなあという
奇妙な符合(時代的には二回り?)を感じたりもしています

人は権威や権力に弱いものです
従来の競争社会を否定したはずのカルト教団がその組織をヒヘラルキー(階層)
化していったことが端的に彼らの”弱さ”をアイロニックに物語っています

固定的な人間関係に依存せず 基本的には一人でいること
そこから柔らかい心で人々や暮らしの営為を見つめること
そういえば今は亡きサンディ・デニーもそんな女性でした

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長らく待たれたサンディ・デニーのBBCライヴ音源完全版ボックス(07年)
その凛とした歌声は未だにブリテン諸島のシンガーにとって大いなる規範であり
遙かな旅路を指し示している

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by obinborn | 2010-12-06 19:14 | one day i walk | Comments(0)  

12月5日

今日は16,457歩でした

以前使用していた遠近両用メガネが壊れてしまったので
前もって眼科で視力検査をしていた診断書を持って新しい眼鏡を作りに
池袋まで出掛けました

店舗は業界のニューウェイヴ、Zoff(註1)です ネットで調べればお判りかと
思うのですが 従来のメガネチェーンが各種のブランドで稼いでいたのとは
対照的に オリジナル商品の低価格路線が圧倒的な支持を得ているのです
フレームはトレンド商品を含めて多彩だしレンズを含めた価格が5,000円代
に始まり最高でも9,000円代(遠近両用などは別途料金)というのは消費者
にとってかなり魅力的なはず
(まだ眼鏡は製作中なのでその報告は後日)

いったん家に帰ってきて午後3時からのウォーキングです

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いつもの中野通り
左に行けば新井薬師 右に折れれば沼袋  まっすぐ進めば中野です

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今日のアヒルさん 落ち葉が枕代わりでしょうか

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すっかり葉も落ちて 12月を感じさせます

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ヴァン モリソンの80年作『Common One』
ワーズワース、ブレイク、イエーツなど歴代の詩人たちの名前が歌い込まれた
「Summertime In England」は15分を超える力作です

スピリチュアルなものへの欲求と消費主義的なものとの折り合いは
多くの現代人にとっての主題でしょう

(註1)Zoff
眼鏡販売業務 93年3月設立 資本金2億4,000万 前年度売上79億
自社ブランドを独自に流通させ店舗販売 無駄なコストが掛からないから低価格路線
を実現(安さゆえ服を着替えるようにTPOに応じメガネも変えるリピータが増える)
メーカー→卸業者→小売という従来の流通構造を逆手に取っている はっきり言って
今までの通常価格でメガネが2〜3本作れてしまう
当然企業秘密はあるんだろうが いやあ勉強になりますな
同じデパート内にある従来のメガネ店が閑散としていたのとは対照的に
賑わっていたのが印象的でした
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by obinborn | 2010-12-05 18:41 | one day i walk | Comments(2)  

12月4日

昨夜はホンクの懇親会で飲み食べ放題だったのですが
ライヴ前に渋谷BYGのすぐ近所にある名店『喜楽』でラーメン
(やはり美味い!)を食していたこともあり自制したせいか
翌朝の体重もとくに変化はなく一安心でした

それでもバイトを終えた昼のあとに1回ウォーキングをし
夕方もう1回歩いたので 本日の成果は20,433歩でした

思えば医師に「このまま何も改善しないとあなたは確実に糖尿病になります」
「あなたは自己療法が出来ますか? それとも何らかの薬の投与で直しますか?」
と大変厳しい選択を迫られたのが5月のこと
その時点であくまで自己療法を固く心に誓ったぼくは それからほぼ毎日歩いて
きました 夏に行われた途中検診では医師に努力が認められ「3ヶ月でこんな
に痩せた人も珍しい」と一定の評価をして頂きました

ぼくはそこら辺にいるただの”冴えない中年のおっさん”の一人に過ぎません
メタポ(註1)は同世代に共通する悩みだとも思っています
一度増えた体重はもう戻らないとも思っていた節もあるのですが
この半年の努力に関してはそれなりの自負があるのでした

いつも引き合いに出していますがかつて中村とうようさんが『とうようズ・トーク』
で言っていた”自分との闘いはあっても 他人との比較や競争はあり得ない”
という価値観はこんなところにもぼくに影響を及ぼしていたのでした

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中村まりと筆者 今年10月ジェフ&エイモスの終演後 渋谷クアトロにて

(註1)メタポリック・シンドローム metabolic syndrome
肥満と高血糖 高血圧などの症状が二つ以上合併した状態のことであり
結果的に脳血栓などの動脈硬化を誘発し易い
詳細はwikkiを参照にして欲しいが その予防や改善策として慣習的な運動と
魚 米 野菜などを中心にした低カロリーの日本食も奨励されている
これも”飽食の時代”の結果かと思うと現代の大いなる皮肉であろう
ちなみにメタボを見事に克服しつつあるロッキン・オビン氏(52歳)は
「中年だから仕方がないという甘えが自分のなかにあった」とメタボ・デイズを
振り返ると同時に「改善するには(どうしても成し遂げるんだという)強い気持ち
が必要です」とモチベーションの重要性を語ってもいる
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by obinborn | 2010-12-05 02:40 | one day i walk | Comments(0)  

12月3日〜平易な言葉の豊かな連なり

3日は東京ローカル・ホンクのライヴを渋谷BYGにて

すっかり馴れ親しみつつあるいい会場での それも年末恒例の演奏には
やはり特別な感慨が湧く
そんな気持ちは今晩集まった一人一人が抱いていたのだろう
ノンポリ的な態度のなかにシニカルなものが混ざってくる「社会のワレメちゃん」
では途中にスライの「I Want Take You Higher」を挟むという鮮烈さ
なかでも本編の最終曲「生きものについて」は熱演であり
それに対する惜しみない拍手が会場を包み込んでいった

誰もが邪悪なものを抱えている
誰もが美しいものを持っている

終演後の打ち上げでドラムスの田中クニオと漠然と話したことも
そんなこと
その心持ちのようなものが しいて言えばぼくがホンクを好きな理由かもしれない

ソングライティングを担当する木下弦二にしても
(一見)平易で陽気なリリックに辿り着くまえには 相当な屈折があったのでは
とぼくは想像する
そう、その迂回がたぶん聞き手たちを捉えるのではないだろうか

新曲となる「はじまりのうた」でクニオが叩くハイハットの繊細なニュアンス
それと光となり影となりながらシンクロしていく新井健太のベースは
いつもぼくに”バンドの匂い”を運び込んでくるし
井上文貴の抑制された故に多くのことを伝えるギターには叡智すら感じる
この人の語法はどこか俳句的でもある

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アンコールの1曲めは「サンダル鳴らしの名人」
美しいコーラスとハンド・クラッピングが笑みを交わす
ホンクを聞いてきて良かったと思える瞬間が ここに

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クニオのマレットを持つアラケンこと新井健太
アラケン:「オビさんの最初の音楽体験は何だったんですか?」
オビ:「ぼくはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバルとビートルズです」

「最初にベースの裏メロというのを意識したのはビートルズの「Something」
の演奏だったんです」とぼくが言ったら
「あれは本当に素晴らしいですね」と応えてくれたアラケンさん
バンドの心臓部ともいえる彼と話せたことも昨日は収穫でした
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by obinborn | 2010-12-04 03:10 | one day i walk | Comments(5)  

12月2日

朝食を午前6時に
いくら運動しても正しい食事を心掛けなければ
減量の効果は出ないのです

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夕食は腹八分にしているのでさすがに朝はお腹が空く
だからきっちりと食べます(お代わりはしません)

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今日お昼の哲学堂
右端のベンチには老人が座る
平日のこんな時間に公園にいるのはお年寄りとフリーターだけです

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だいぶ葉が落ちてきました
まさに晩秋といったところ
本日のウォーキングは13.508歩

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季節柄アンドウェラの『People's People』(71年)が聞きたくなります
英トライデント・スタジオ録音 やはりデイヴ・ルイスのソングライティングが
素晴らしい 音楽的にはザ バンドとプロコル ハルムの折衷といったところ
この米ダンヒル盤は英リフレクション盤とはジャケットが異なるけれど
いい感じです

角田光代『ツリーハウス』を読み始めました
新宿にある中華料理店『翡翠飯店』を起点に彼らの家族がどこから始まった
のかを巡っていくクロニクルで やはり角田さんは冒頭からぐいぐいと読み手
を引き込んでいく  母親を含めてぼくの先祖も戦争中は満州に渡っていたの
でこの”過去への旅路”はとても他人ごととは思えません

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『ツリーハウス Tree House』とはいわば家族の系譜とか系図といった意味
なのでしょうね 家族の年代記(クロニクル)かあ、、、
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by obinborn | 2010-12-02 13:50 | one day i walk | Comments(0)  

12月1日

今日は早朝バイトのあとに1回、夕方にもう1回のウォーキングをしました
計:17,879歩でした
いつも同じコースだとさすがに飽きてくる部分もあるので 今日の2回めは
千川通り沿いの商店街をずっと歩行してみたのです
変わりつつある街並とはいえ 昔ながらの煎餅屋さんがあったり銭湯が残って
いたりと 何だかウキウキします

昨日は池袋のフリーフロウランチで美味しいお酒と食事を楽しみました
何となくフラっと行ってみたのですが これまた何となく仲間が集まり
「今日は2時間でいいかな?」なんて思っていた自分勝手な邪心が 結局5時間!

心の流れって素直なものなんだな

思えばバイトも一人 ウォーキングも一人 原稿書きもむろん一人の作業です
そんな”一人”のぼくが夜になって人恋しくなるのも自然な欲求かもしれません

最後にはチャンプスのゴキゲンなロックンロール・インストゥルメンタル
「Teqira」をテキーラとともに歌い出す始末でした^0^

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写真は同店の10周年を祝したTシャツ
数多い色違いのバリエイションからぼくが選んだのがこの配色だったのです
ちょうど きちんとウェストのくぼみが出てきたことでもあるし(爆!)

秋の夜長
ブルーグラス チームの二人がウッドストック一派と残したこんなアルバムも
妙に沁みます

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ライヴ録音は70年の夏ニューヨークにて
共演はジョン ヘラルド、エリック アンダーソン、ジョン ホール、ポール ハリスら
シーンを仕切っていた? ハーヴェイ ブルックスの存在も見逃せません
カバー曲ではディラン「今宵はきみと」や伝承歌「farther along」が好き

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店主の深田さんとオビンどす(^0^)
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by obinborn | 2010-12-01 17:50 | one day i walk | Comments(0)  

今年を振り返ってみると

まず最も残っているのが猛暑のことだったりします
あれは凄かったですね
倒れそうになりながらウォーキングしていました^0^

11月の終わりまでに達成出来たこと

1 現代小説を44冊読んだ(結論を求めない人のありか)
2 体重を8キロ減らした(目標はあと2キロ)
3 健全な食生活の保持(低カロリーの日本食は素晴らしい!)
4 今年もまた東京ローカル・ホンクと中村まりのライヴを見続けた
(ぼくは流行やエンタメで音楽に接しているわけではありませんので
余計な情報はシャットアウトします)

そんなところでしょうか

悲しかったのは アレックス・チルトンが亡くなってしまったこと


「大抵の人たちは”考えておくよ今度また電話するから”と言って
二度と連絡しない でもアレックスの場合、そういう断り方は絶対に
しなかったんだ」

(デヴィッド・フリクル『ローリングストーン』日本版より)

アレックスのまえで ぼくはいつも立ち尽くす
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by obinborn | 2010-11-28 20:35 | one day i walk | Comments(0)  

11月28日

今朝のウォーキングは10,312歩と少なめに調整しました

昨夜もガレージパンク好きのサトーさんに
「オビさんが好きなのは音楽と本ですけど あとは何ですか?」と
訊ねられ 「強いていえば歩きかなあ〜」なんて答えたのですが
それくらいウォーキングは毎日の生活に定着しつつあります

単純に日付けと歩数を記した専用のメモ帳もありますし
それとは別のいわゆるダイアリーには 行ったライヴ 買ったレコード/CD
読んだ本  行ったDJなどを通し番号とともにメモする習慣も保っています
書いた時点では何でもないことのように思えるのですが
振り返った場合に自分なりの個人史というか気持ちの流れのような
ものが浮かび上がってくるからです

今日はリンク レイの初期(1963~64年)録音集を聞いて感動を新たにして
いるところです 日本では何といってもヴェンチャーズのブームがありましたが
デュアン エディやこのリンク レイもギターインストの古典として忘れたくない
ものです

とくにリンク レイの場合 メロディックな部分を極端に排し徹底してリフで攻めて
いくところが パンク世代以降圧倒的に支持され再評価にも繋がりました
英aceが組んだこの編集盤も そんな時代に後押しされて発売されたものでした

「いくら綺麗なメロディがあっても自分の場合 それがべたっと張り付いただけの
音楽は駄目なんです」 こんなことをしょちゅう会話している私ですが それだけ
リズムやグルーヴの魔力に魅せられてしまった結果なのかもしれません
う〜ん、それだけリズムは奥深いものだし ビートこそはポピュラー音楽の生命線
だと思うから
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by obinborn | 2010-11-28 17:29 | one day i walk | Comments(0)  

本物のリベラリストとは何だろう

昨日は13,840歩 今朝は12,220歩でした
紅葉が綺麗です

柳井正さんのコラムから抜粋します

「(学生運動のデモやストライキには)僕は一度も行かなかった
さっぱり共感出来なかったからだ 彼らは大仰な言葉を 声高に 呪文のように
繰り返す 驚くほど誰もが同じ主張だった それはちょうど今の中国のデモに
似ている しかも世の中の 普通に働く人たちのことなど本当に考えているとは
思えない 甘えた机上の空論ばかりだった

村上春樹さんも学生運動の熱狂からは距離を置いていたと聞く 就職はせず
一人で小さなジャズ喫茶をやり 小説を書いた 成功してからも文壇とは付き合わず
マスコミにもあまり登場せずに黙々と書き続けた 集団に帰属しない個人の可能性
を信じさせるに相応しい活躍だと思う」
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by obinborn | 2010-11-27 12:15 | one day i walk | Comments(0)