カテゴリ:one day i walk( 871 )

 

いいときもあれば 悪いときもある

ウォーキングを5月に始めてからちょうど半年が経ちました
ちなみにその初日の成果は7,678歩
それでも当時は体がひいひい言っていたのですから格段の進歩です(笑)

休んだのは大雨だったわずか数日
そういえばビニール傘をさしながら歩いた日々も数知れず 
今夏の酷暑のなかも(無論ミネラルウォーターを持参しながら)歩いた歩いた
さすがに頭がクラクラ来る日もありました

ほぼ毎日のようにウォーキングのことばかり書いていて「けしからん!」と思う方
もあるいはいらっしゃるかもしれません
でもどうでしょう?  ここはあくまで”ぼくの日誌”なんですよ^0^
幸いにも同志である『国境の南』の羽田野さんと『ベアーズ・カフェ』のミックさん
という大先輩にも賛同して頂き なんだか嬉しい52歳のオビンです(笑)

こうして毎日歩いていると 競争原理とか上昇志向とか勝ち組とか負け組とか
無駄な最新情報とかが どうでもよくなってきます
あくまで大事なのは”自分との戦い”なのだと
”自分と世界との関係”なのだと
それを出来たとき きっと他者に思いを巡らせることが出来るのでしょう

これから冬を迎えて いよいよ毎日のウォーキングは厳しさを増します
もしかしたら雪のなかを歩くことになるかもしれません
しかし体は知っているんですね ものの30分も歩けば自然に暖まっていくことを
どうでもいい悩みから解き放たれていくことを

とある作家が言っていました
「人生を変えた書物があるなんて嘘だ」と そんなに都合がいいものじゃないと
でも「本を読むことによって いいことも悪いことも当たり前に訪れるのが人の道
なんだな そんな当たり前のことが解ってくるのです」と

ぼくも読書に関して あるいは音楽に関して”人生を変えた”なんていう大袈裟
なことはありません むしろそんなことを声を大きくして語る人々を疎ましくさえ
思ってきました
なぜなら 自分の影というのは変わろうと変わらずともずっとそこにあるから

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by obinborn | 2010-11-18 01:58 | one day i walk | Comments(0)  

残してきたもの、辿ってきた道のり

「幸いにもバート バーンズはヴァンの可能性を諦めていない人間の一人だった
レコード会社がことごとく(ゼム解散後の)ヴァンを振っていた頃 ニューヨーク行
きの片道切符がバーンズから送られてきた 100万ドルの前払金は払えないも
のの 新しい国 新しいレーベルで 新しいチャンスを切ることが約束された切符
ヴァン モリソンは心を決め アメリカへと旅立った」

(ジョニー ローガン著 丸山京子訳『魂の道のり』 大栄出版より)

こうしてゼム解散後のヴァンのキャリアは始まります ゼム時代から名曲「Here
Comes The Night」をプロデュースするなど バート バーンズはヴァンと接点を
持っていましたが そんなバーンズがアトランティック レーベルのアーメット アー
ディガンの出資協力のもとに興したのがBangレーベル そこに招き入れられた
のがヴァンでした

Bangセッションとして知られているのは67年3月にニューヨークのA&Rスタジオ
で行われたものです エリックゲイルやヒューマクラケン あるいはスウィートイン
スピレーションズらを配したこのセッションに関して ヴァン自身は必ずしも満足し
ておらずこの際のレコーディングを3枚のLPに振り分けた『Blowin' Your Mind』
『Best Of Van Morrison』そして『T.B Sheets』に関してヴァンは 「あれはバーン
ズたちが勝手に出したものだ 第一俺は友だちが俺のアルバムを買ったよ、と言
うまでそれが発売されたことも知らなかったのさ!」と憤慨さえしています

そんな経緯があったとはいえ 若き日のヴァンの姿を記録したものとしてこれらの
録音はけっしてクォリティが低いものではありません  ハバネーラのリズムを援用
したヒット曲「Brown Eyed Girl」が最も有名な曲でありますが 他にも68年の名
作『Astral Weeks』に収録される「Beside You」と「Madame George」の素朴な
初期ヴァージョンもいい感じですし「エリック!」との掛け声にエリックゲイルのギ
ターが応える「He Ain'r Give You None」 と結核を患いながら死んでしまった女
友だちのことを歌った「T.B. Sheets」といった長尺曲は その後のヴァンの音楽性
を指し示していくような力感に溢れているのです スウィート インスピレイションズ
の面々と掛け合いながら熱唱を繰り広げていく「It's Allright」にもあの「Tupero
Honey」にも通じる雄大さが感じ取れます

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これが”勝手に発売された” 『T.B. Sheets』ですが 翌68年の『Astrall Weeks』
の前哨戦としても新鮮に響くのです

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ゲイトフォールドには22歳前後という若き日のモリソンが映し出されています
ヴァンのような”大河ドラマ”の如き音楽家の場合 彼がその時その時で発表す
る曲は ヴァンモリソンという人の壮大な人生組曲のワンパートとして聴こえてくる
ことが私にはあります

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そんなBang時代のすべてのセッションを纏めたのが97年にリリースされた
『The Complete New York Sessons '67』というLP(Getback)だったのです
本人の意志とは関係なく不本意に世に出た音源をどう受け止めるか という
問題は常に付きまとうものですが ベルファストあるいはロンドンを遠く離れて
アメリカに新しい環境を求めたヴァン モリソンの息吹が伝わってくるといった点
でも忘れたくないかけがえのない記録だと思います

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今日のアヒルさん 秋の陽射しが気持ち良さそうです
私のウォーキングは12,478歩でした
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by obinborn | 2010-11-16 18:03 | one day i walk | Comments(1)  

11月14日

昨日は朝と夕方の2回歩いたので23,121歩でした 今日は昨日の
ぶん 8,600歩と軽めに調整しました 目標の体重まであともう少し
自分で言うのもなんなんですが 体がすごく軽いです

読売ジャイアンツの原監督が今季を振り返って「慢心があった」と正直に
語っていたように 自分の体重が増えてしまったことも ぼくはどこかで
気持ちの緩みがあったのだと思っています  フリーになった時点で自分を
プロテクト(保護)してくれてきたものはあっさり無くなるわけですから 会社員
のとき以上に自制が求められるにもかかわらず です

これだけの物質文明に生きている以上 すべては「選択」にかかっているのだ
と思います ろくに聞き込んでもいないのに延々と新しいCDを買い続けるとか
自分の味覚も確かでないのに流行のレストランに行ったりとか そんな消費
生活には以前から疑問を感じていましたが そうした”情報”を自分なりに咀嚼
しなければ 行き着く先はまさに消費の時代の落とし子のような匿名性かも
しれません( ルー リードの「Strow Man」という曲にはそのことが克明に告発
されています)

今年もまた自分は東京ローカル・ホンク、中村まり、佐野元春のライヴを見続け
ながら 読書(いまのところ43冊)をするというものでしたが このくらいのペース
が自分には理想です もともと自分は一時のエンターテイメント(娯楽)よりは
ライヴのあとの余韻に浸り その後いろいろ考えるのが好きなタイプ 毎日の
ウォーキングともどもこのペースを維持していくには 逆にどれだけアルバイトで
働ければいいのか どれくらいの依頼原稿があればいいのかを判断出来るよう
になりました 

エル・テッチさんが以前書かれていた ベン E キングの編集盤『What Is Soul』
が 棚から出てきました 桜井ユタカさんのライナーを読むと ドン ディヴィス制作
のシカゴ録音があるし マスル ショールズ吹き込みもあり60年代後半のベンE
の充実ぶりが伺えます 彼の場合(手垢に塗れた)「スタンド バイ ミー」がいつの
間にか名刺代わりになってしまいましたが もっと優れたソウルシンガーであった
ことを如実に物語るのがこのコンピレイションLPなのです なかではD.D.シャープ
との共演なんていう場面も素晴らしい!

まさに「部屋を整理したら 忘れていたものが出てきた」という心境です

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by obinborn | 2010-11-15 01:51 | one day i walk | Comments(6)  

年内の予定です

今年もあっという間に終わりそうですが 年末までの予定を一応
自分の整理のためにも書いておきます

◎11月21日(sun) @江古田Buddy  17時〜
池袋フリーフロウランチ10周年記念パーティ
出演:ザディコキックス、レッドウッドブラザーズ、ロックンロール ガンボほか

◎11月23日(holiday)@大井町グルーヴァーズパラダイス 19時〜
DJショウ”ぶっといグルーヴで行こう”
出演:小尾隆 文屋章 新井崇嗣
果たしてオビンのレゲエ/スポークンワーズは飛び出すか?!

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オビンと文屋さん

◎11月27日(sat)@狭山マックスウェル ストリート 19時〜
DJショウ”Rockin' In The Freeworld "
出演:小尾隆&狭山ロックンロール コンベンションの皆さん

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◎12月3日(fri) @渋谷BYG 19時半〜
東京ローカル・ホンク ワンマンライヴ

◎12月11日(sat) @渋谷lipo  17時〜
天辰保文氏のトークショウ”Joyful Noise "vol.10
今回は忘年会を兼ねて1年を振り返る内容です
今年出会ったCDやDVDの持ち込みもO.K !です^0^

◎12月14日(tue) @横浜Britz 19時〜
佐野元春&コヨーテ バンド
全国21カ所を回った今回のクラブ サーキット ツアー
いよいよこの日が大団円です!

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◎12月18日(sat) @藤沢 Bar Canes
DJショウ 
出演:フタミジュン、小尾隆 ほか
オビン初めてとなる藤沢への出張DJです

◎12月19日(sun) @下北沢Monaレコード
中村まり 年内最後のライヴです お見逃しなく!

以上だいたい現在のところこんな感じです 
それではみなさん 会場でお会いしましょう!

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by obinborn | 2010-11-14 06:21 | one day i walk | Comments(3)  

UKレゲエが過去と微笑みを交わし合う

ヴィンテージなオケをバックトラックにして新しく歌う
そんな方法論の優れた成果がビティ マクリーンの04年作『On Bond Street』だ

ベーストラックとなったのはトミー マクック&スーパーソニックのスカ/ロックス
テディ  むろんスカタライツのサキソフォーン奏者マクックが率いた分派的な60
年代のグループである
そこにまるでサム クックのように澄んだ歌をマクリーンは響かせていく

つまりこういう発想の転換が 新旧の新たな出会いとなった
そんなことが喜ばしい
クラブ音楽やDJカルチャーが運び込んできたそんな息吹をぼくは大切にしたい

こんなUKレゲエに出会えた幸せを噛み締めてみた

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ロンドンのジャマイカン コミュニティの町、ブリンクストンに行ったとき
地元のレコード屋のおじさんが薦めてくれたのが きっかけ
過去を溯ることで新しい歌を生み出していく 
そんな謙虚と覇気に溢れたマクリーンの歌たち

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バックトラックとなったソニックのアルバム
ロイド ニブズのしなやかなワン ドロップに何度打ちのめされたことだろう


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by obinborn | 2010-11-13 22:47 | one day i walk | Comments(4)  

中村まりの歌はいつもぼくの背中を伸ばしていく

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中村まりと 今年3月下北沢440にて
う〜ん、オビン、顔も体もでかいぞよ(汗)

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5月 下北沢leteにて
この月から徹底的なトレーニングが始まりました

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9月 吉祥寺Mandala 2にて
デッカのTシャツがやっと似合うようになりました
炎天下のウォーキングと食事の管理 その成果あり(笑)

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10月 渋谷クラブ クアトロにて  ジェフ&エイモスと客演した中村を労うオビン
まるで野ウサギのようなこの人の曇りのない歌をまえにすると
ぼくはいつも 自分もしっかりしなきゃな、と思う


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by obinborn | 2010-11-12 21:19 | one day i walk | Comments(0)  

11月12日〜one for the road

今日は17,966歩のウォーキングをしました
ホンクライヴの翌日に歩くのはまた格別なのです
しばらくは他の音楽が聞きたくないくらい

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今日のアヒルさん  丘に出て日向ぼっこをしています
キンクスの「日向ぼっこが俺の趣味」を聞きたくなってきます

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物を言わない者に惹かれるのは きっと自分が要らない言葉まで喋っているから
だと思う

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宮部みゆきの言葉に一瞬ハッとさせられた

「言葉が語る筋書きではなく 言葉に込められた明るい力が邦子に伝わり始めて
いた 邦子の心に染み込み始めていた」 (『ブレイヴ ストーリー』より)

相変わらずダラダラと読んでます(笑)

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いつの間にか秋が深まっていました

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こんな日は世界で一番好きなレコードを聞くのです
ときに人々と
ときに一人で

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自由が丘 バードソング カフェにて

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自宅にて

Ronnie Lane & the band "Slim Chance" /Anymore For Anymore
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by obinborn | 2010-11-12 17:33 | one day i walk | Comments(0)  

手を伸ばせばそこにある歌

11日は東京ローカル・ホンクを六本木の新世界にて
ぼくにとっては京浜ロック フェス以来 約一ヶ月ぶりのことだ

本日は対バン形式での先発ということもあり 初めてホンクを聞くような
お客さんを配慮してか 最近のステージでいい感じに固まりつつある二つの新曲
「目と手」「はじまりのうた」の出番はなく  お馴染みの曲を持ち時間を考えつつ
披露するという ホンクのありようを凝縮したような内容だった

それでも長尺ジャム曲「社会のワレメちゃん」と「カミナリ」をじっくり据えるなど
この四人ならではの演奏家としての実力も遺憾なく発揮  対照的に「ききたいこと」
ではどこまでもソング オリエンテッドな木下弦二のあり方を際立たせた

巻き舌英語から遠く離れた日本語の歌詞が 運び込まれていく
歌の上手さとは何もスクリーミングやシャウトだけにあるのではない
そんな当たり前のことを 今日もホンク・メンたちは伝えていく

彼らの素直さは たぶんこれから歴史がくっきりと証明していくことだろう
風のなかに 雨のなかに 草のなかに  雲のなかに
ホンクの歌がある
きっとある

手を伸ばせばすぐそこに


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by obinborn | 2010-11-12 01:58 | one day i walk | Comments(0)  

素晴らしい記念撮影

「リスペクトの感情なしにものを書くことは出来ない」
さる有名な作家がそんなことを語っていたが
どんな表現者であれ そんな気持ちを忘れてはならないだろう

先日ルポにも記したコーガンズの東京ツアーだが メンバーの山田Cakeくん
からお礼のメールとともに送られてきたのが以下の写真
そう 帰りの羽田空港で彼は何とあのスティーヴ・クロッパーと遭遇したのだった

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普段はめったにそういうことをしないというCakeくんだが 思い切って声を掛ける
と 笑みとともにクロッパー氏は向こうから手を差し伸べてきたという
父と息子の邂逅にも似たその光景が
どんなに尊く感動的なことかをどうか想像してみてほしい
とくにCakeくんのようなリズムコンシャスなギタリストにとってクロッパーの演奏
スタイルは いつも立ち戻るべき源泉のようなものだ

『あの頃ペニー・レインと』や『ラヴ・アクチュアリー』といった優れた映画でも描き
出されていたように 空港という場所は駅と同様に出会いと別れのメタファーであり
人々の交差点でもあるだろう
そんな一瞬を見事に捉えたナイス ショット! 2010年11月7日

何だかこっちまで嬉しくなってしまうような清々しさが思いっきり伝わってきた

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by obinborn | 2010-11-11 14:23 | one day i walk | Comments(2)  

お知らせ

来る11月23日(祭/火曜)に大井町のグルーヴァーズ・パラダイスで
DJ会をすることになりました

今回のテーマは”ぶっといグルーヴで行こう” というものでDJたちが解釈する
”ぶっといグルーヴ”をジャンルを超えて厳選し回しまくります

なお今回は文屋章さんと新井崇嗣さんというその道のスペシャリストお二人を
お迎え致しますので 楽しみは三倍増かと思われます
もしよろしければ 遊びに来てください

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〜メンバー紹介〜

文屋章(ぶんや あきら)
ブルーズ/R&Bに造詣が深い音楽ライターとして人気が高い
主な媒体は『ブルーズ&ソウル レコーズ』 07年には『ニューオーリンズ 
ミュージック ガイド ブック』を監修し好評を博した

新井崇嗣(あらい たかつぐ)
音楽ライター/翻訳家 メンフィス大学英語学科卒業
主な媒体は『ブルーズ&ソウル レコーズ』『Rolling Stone日本版』など
『スウィート ソウル ミュージック』や『スタックス レコード物語』の翻訳で
音楽ファンの信頼を勝ち得た
最新の翻訳書に『ポスト パンク ジェネレイション』がある

小尾隆(おび たかし)
ポンコツ〜B級ロックの守護者
いつかアレックス・チルトンに取材を、、、と意気込んでいたら本人が
今年3月に急逝してしまう 
人生いいことばかりじゃないっすね
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by obinborn | 2010-11-11 04:11 | one day i walk | Comments(0)