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9月29日〜たとえ無名であれ

だいぶ秋らしくなってきてウォーキングも本来の快適さが
戻ってきました 夏は半ズボンでずっと通していたぼくも
ジャージというか通称シャカパンを履いて上にはヨットパーカー
を羽織るというスタイルに変わり シャカシャカと歩いています(笑)
今日は13,239歩を90分でという成果でした

先日『Rolling Stone』誌の日本語版の最新号をパラパラと眺めていたら
鈴木茂のミニインタヴューが掲載されていました
そのなかで非常に印象的だったのは 彼が自ら「80年代に商業音楽と
関わったことをとても後悔しています」といった主旨の発言をしていた
ことです 正直というかけっして器用なタイプの人ではないだけに何だか
胸にじんと来るものがありました この直截さは何だろう? と思いながら

どんなに歳月が経ったとしても訊ねられるのははっぴえんど時代のことや
名作『BANDWAGON』のことばかりそんなストレスと孤独を常に抱えて
いたのでしょう だから例の大麻事件のときに突然鞭打つように批判し
始めるような人たちをぼくはどうしても好きになれませんでした
いつしか音楽シーンに迎合していかざるを得なかったところに人間としての
彼の弱さを感じると同時に シビアな現実を恒間見る思いがしたから

以前にも書きましたが ぼくは高校時代に中村とうようさんのコラムを読み
そこに「自分との戦いはあっても 他人との競争にはまったく意味がない」
といった主旨が書かれていてかなり影響を受けましたお陰でこんな人間
になってしまいましたが(笑)それでも人よりいい車に乗りたいとかアイツ
よりいい家に住みたいとか彼よりも出世したいとか常に他人との比較で
しか物事を見れない人は心が貧しいのでは? と思ってしまうのです

聞き手としての自分はたとえ売れていなくても自分たちの音楽を
やっている人たちが好きです見よウィルコ ジョンソンの勇姿を!見よジェイ
ムズ ハンターの心意気を!ある程度耳を鍛錬していくと ギターをじゃら〜ん
と鳴らした瞬間にその人が下地を積み上げてきたのか単にカッコ付けている
だけなのかが透けるように見えてきますが志が高く時流に迎合しないそして
いささか不器用な音楽家たちにぼくはこれからも声援を贈りきちんとした言葉
を与えていきたいと思っています

というわけで ぼくの”自分との戦い”は当面のところダイエットです(笑)
今日も家に帰ってきて体重を量ったら いい感じに落ちていました
こういうことを実際にしてみるとイチローの体脂肪が6%(世間一般の37歳
は20%前後だそうです)であることや ミックジャガーのあの体型が真に
凄いことなんだなとよ〜く痛いほど解ります

お〜、今日は最初と最後で話がきれいにまとまったなあ(笑)

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今日のアヒルさん 秋になって涼しそうです
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by obinborn | 2010-09-29 16:50 | one day i walk | Comments(2)  

9月28日〜パンクからカントリ−へとハル宮沢の旅は続いていく

コスモポリタンカウボーイズのライヴを沼袋のROMAで見た
彼らを聞くのは3月以来少しだけ久しぶりだったが
この夜も奔放な演奏が頼もしかった

札幌でパンク ロックのパラフレーズを結成し上京 その後は
じゃがたら周辺や CANのダモ鈴木らと交信しながら先鋭的な
東京アンダーグラウンドのシーンを渡り歩き 渋さ知らズを結成
今でも「俺、30分ノイズをやれと言われたら出来ます」と言い放つ
そんなハル宮沢が いつしかカントリーバンドを結成していたという
彼の心の流れのようなものに興味をもって デビューアルバムの
ライナーノーツまで書かせていただいてから数年経つが
カントリーというフォーマットから自然に逸脱していくような部分に
ぼくは一番惹かれてきた

メンバーそれぞれがセッションワークに多忙で グラシャス坂井が
姿を現さなくなってしまってからしばらく経つと思うが
ハル宮沢の磁気に引っ張られるような逞しい演奏は健在だ

美容院でのライヴということでこの日は小音量を考慮したセッティング
また宮沢はアコースティック ギターのみという編成だったが
それでも「Forgy Mountain Breakdown」を含む「バンジョー組曲」
ではアコギにファズをかけるなどロック魂を見せつけた
(銀座の老舗カントリ−ライヴハウス「ロッキートップ」に嫌われるわけだ〜笑)
今度はまた怒涛のようなエレクトリックギターの弾きまくりにも期待したい

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左から多田”Queen Kurtis"葉子、パパふんじゃら藤原、ハル宮沢、
じゃいあんシータカそして東野りえ 
クレズマーからラテンバンドまでメンバーたちの音楽背景は多彩であり
それ故にロック本来の雑食性を浮かび上がらせていく

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この9月に50歳になった宮沢
60歳になったら「還暦ロック」を歌います と頼もしい答えが返ってきた
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by obinborn | 2010-09-29 13:17 | rock'n roll | Comments(0)  

ロニー・ウッド〜年老いたコヨーテが月に吠えているよ

およそ9年ぶりとなるロンウッドの新作”I Feel Like Playing"
こちらもすごぶる良い 普段ラジオなどではぼくの好きな音楽は
めったに流れないが こういう苦みのある 重ねてきた年齢と釣り合
ったロックアルバムを聞く喜びは何物にも代え難い 

枯淡の極地のような前作”Not For Beiginners"あるいはその
前の”Slide On This"に比べると明るさが際立つといった感想
もあるようだが 明るいとか暗いとかは同じ人間が持つ二つの
側面に過ぎない ぼくだって同じ日に晴れやかな気持ちにもなる
し 暗雲が押し寄せてくることもある 同じ日に太陽が顔を出せば
雨が降り注ぐこともある だからこの新作もロンウッドの現在を
ときに陽となり ときに陰となりながら映し出す リフの一振りや
唸りを上げるスライドギターの彼方に 彼の姿がくっきりと見えて
くる

「老いたコヨーテが月に吠えているよ」というリリックで始まる
自伝的な「Why You Wanna Go And Do A Thing Like That
For」がオープニングに選ばれている  歌詞はこう続いていく
「何もかもがうまくいっていたのに まるで天国から地獄に突き
落とされたような気分さ どうしてきみはそんなことをするんだい?」

老いたコヨーテ(それはぼくみたいだね)という含みを聞き手は
むろん無言のうちに感じ取っている
この曲ではいつの間にか自分でも知らないうちに富と名声を
得てしまった自分の半生をロニーは振り返っている
あからさまな自己告白 自己憐憫ではない振り返りとして
これ以上のものはなかなかあるものじゃない
彼の嗄れた声が曲の表情に陰影を与えている

かと思えば「Lucky Man」では自身の幸運に感謝するロニーがいる
何よりもミディアムの曲作りを得意とする彼が珍しくファストな
曲を書いたことに驚かされる
こちらの曲では 生まれ変わっていく日々 やり直していく自分に
ついて主人公は歌っている

つまり雨と太陽との関係というのはそういうものだ
だから野暮を言うのはもういい加減止めておくれ

多くの人々は自己懐疑と”まんざら悪くもないだろう”という気持ちとを往来
しながら また次の朝を迎える 

アルバムタイトルに思いを込める音楽家は数多いだろうが
酸いも甘いも噛み締めた男の姿が その行間から溢れ出してくるようだ

 
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by obinborn | 2010-09-27 16:11 | rock'n roll | Comments(0)  

ロバート・プラント〜しなやかに音楽と共振する心

ロバートプラントの新作”Band Of Joy"が素晴らしい出来映えです

元々レッドゼッペリン自体 サンディデニーを迎えた「The Battle Of
Evermore」やロイハーパーに捧げた「Hats Off To Roy Horper」
などでフォークへの関心を示し また「Black Mountain Side」や「
Kasimmier」でアラブ音楽へとアプローチするなど多彩な音楽性を
内包した知的なグループでしたが 今回のフォーク〜アメリカーナ色
へと思い切り針が振れたプラントのソロに 感慨深いものを覚える
方も少なくはないでしょう

影の主役はアメリカーナのシーンを牽引するバディ ミラーです
録音はナッシュヴィルで行われていますが ブルーグラスやカントリー
をそのまま取り上げるのではなくヒネリを加えるあたりに プラントも
恐らく共振したと思われます  

実際の音像もバリトンギターやマンドギターあるいはオクターブ マ
ンドリンなどドローン効果が出やすい楽器を織り交ぜることで低音域
を重視し ダニエルラノワのそれにも似た夢幻的な世界に誘います
プラントの声もかつてに比べると落ち着いた味わい深いものに変化し
てきただけに バディも共同制作者として現在のプラントに見合う音を
熟考したといったところでしょうか

またまたゼップ時代の話で恐縮ですが「Going To California」や
「Thats' The Way」辺りでのアコースティック ギターの開放的な響きに
魅せられた者の一人としては 今回のプラントの作品は まさに”ホー
ム アルバム”と呼びたくなるような種類のもの ことさら声高に
英米の邂逅とかルーツ回帰とか騒がなくとも  ある音楽が雑多な
背景によって成り立っていることに思いを馳せれば 実に自然な流れ
に位置する作品です そういえばかつての名曲「Rain Song」も曲の
構造自体はマウンテン チューンを思わせます(この曲をアレンジした
バディの成果も聞いてみたかったですね リハ段階で案外楽しんだ
姿は容易に想像出来ます)

そして重要なのはかつてハニードリッパーズで見せたロックンロール
やR&Bへの偏愛と今回のフォークとの両軸を プラントがしっかり持っ
ていることではないでしょうか 優れた表現者はオーディエンスとして
も開かれているといった佳きお手本(平たく言えば偏見なく様々な音
楽に触れ合っているということ)です かつて「Rock N Roll」でアール
パーマー〜リトル リチャード フリークぶりをハードロックの名演へと
昇華させたゼップですが タウンズヴァンザントからリチャードトンプ
ソン、ロス ロボスあるいは伝承歌までを取り上げた今回のマニアック
な選曲にも プラントの音楽心が満ち溢れています

間違っても”ロバート プラント、フォークの名曲を歌う”のような安易
な企画ではありませんので どうかご安心を(笑) ボブ ディランも歌っ
た伝承歌「死にかけて」は ゼップも取り上げていましたが
あの少しミステリアスな世界が 21世紀へと鮮やかな結び目を作って
いったのです

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by obinborn | 2010-09-26 17:39 | one day i walk | Comments(2)  

1989年秋のグレイトフル・デッド〜来るべきシーンの追い風を受けながら

久しぶりに聞き直してみたのがデッドの”Nightfall Of Diamonds"
89年10月16日に行われたニュージャージー公演を収録したこの
2枚組CDは いわゆる”ボブ ウェアのバースディ ライヴ”として親し
まれてきた オープニングがウェア歌う「Picasso Moon」であること
も象徴的

この時期のデッドは復活作”In The Dark"および全米no.1に初めて!
輝いたヒット曲「Touth Of Grey」の余波もあって 観客動員数がさら
に増大していたが そんな充実したライヴ パフォーマンスの様子はこ
のアルバムからもくっきりと伝わってくる とくに初期の名演として知られ
る「Dark Star」が演目として久しぶりに復活したことも大きい

70年代前半の朴訥としたデッドが 一番好きなぼくではあるが 思わず
引き込まれるフレッシュさがこのCDにはある! 音の構造が従来の彼ら
らしいゆるやかな風合いを残しつつも ブレント ミッドランドのkbdによ
って よりカラフルな響きを得ているからだ インナースリーブから伺える
ステージもよりライトアップされたエンターティメントを(良くも悪くも)
想像させる 何だかデッドにライル メイズ(パット メセニー グループ)
が加わったようなフュージョン テイストもそこはかとなく そういえば
ガルシアのギターがより透明感を増したのも この頃からのことだった


やはり圧巻なのは「Dark Star」の11分であり  例のインプロヴァイズ大会
Jam~Drums~Spaceの約25分間だ この音の粒子が降り注いでくる
”体験”にデッドをもっとも強く感じる そして終盤はウェアのお箱「I Need
A Miracle」から再度の「Dark Star」へと続く
そして懐かしい「Attics Of My Life」や「We Bit You Goodnight」の
アカペラ コーラスが最後に歌われる頃には 誰もが幸せなデッド体験に
包まれていることだろう

思えばジャム バンドの元祖たるデッド 確かこの時期辺りから時代は再度
回って 鷹揚なインプロヴァイズ魂がPhishを筆頭とするジャム系バンドに
よって受け継がれていったはず そんな意味でも時代の追い風を受けた
デッドを体験出来る素晴らしいCDが この”Nightfall Of Diamonds"だ
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by obinborn | 2010-09-26 01:49 | rock'n roll | Comments(0)  

rock me on the water (my profile)

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小尾 隆(おびたかし)1958年9月25日東京都生まれ。音楽文筆業。
CDのライナーノーツや音楽雑誌への執筆を90年より開始。
著書に『Songs~70年代アメリカン・ロックの風景』(97年)『US Records』
『UK Records』(ともに08年)がある。なお『Songs』の07年増補改訂版は日本
図書館協会の推薦図書に選出された。他に『栄光のロック50年』(講談社)の
シリーズなどに寄稿するほか、2012年の春には『レコード・コレクターズ』誌
の執筆者30人が選ぶ『20世紀を代表するギタリスト100人』及び同誌『ベーシスト
&ドラマー編』にも参加。2014年夏には久し振りの書籍『パブ・ロックのすべて』
を出版した。
またこれまでインタヴューしてきたのはジャクソン・ブラウン、デヴィッド・
リンドレー、佐野元春、トニー・ジョー・ホワイト、ドニー・フリッツ、ジョージィ
・フェイム、マーク・ベノ、エイモス・ギャレット、マーシャル・チェス、デイヴ・
メイソン、ジョン・セバスチャン、ダン・ヒックスなどなど。
趣味は大衆文学。特技は早寝早起。
性格「自分で言うことではなく、他人が感じたり判断したりすることかも」
好きな映画は大森一樹監督の『ヒポクラテスたち』岩井俊二監督の『Loveletter』
キャメロン・クロウ監督の『あの頃ペニー・レインと』。
座右の銘はいろいろな意味を込めて「昨日よりも若く」(Younger Than Yesterday)。

*    *    *

1958年9月25日 東京都文京区に生まれる。

1962年 幼年期の最も古い記憶は、家に遊びに来た親戚の人々に喜びつつも、
    夜になって別れの時が来ると号泣したこと。今思えば出会いと別れという
    運命が一日に凝縮された最初期の体験だった。当然ながらビートルズが
    この年にデビューしたことなど知る由もない。

1965年 所沢市立北小学校に入学するが、初日の朝から教室にあった花瓶を壊して
    しまい、先生に「帰りなさい!」と叱られて泣きながら家に帰る。はや退学
    かと真剣に悩んだが、母親が教師に抗議して午後からけろっと復帰。朝から
    降っていた雨はいつの間にか止んでいた。

1967年 木馬座が主宰する子供劇を観るのだが、英雄的な主人公よりも悪漢の海賊
    に声援を送ってしまい母親を困らせる。理由なき反抗の萌芽であろう。また
    神宮球場にサンケイ・アトムズと大洋ホエールズの試合を観に行き、松原
    誠選手にサインを貰ったが、そのボールはいつしか失くしてしまった。

1971年 所沢市立小手指中学校に入学。ラジオ全盛時代ゆえに洋楽に目覚め片っ端
    からヒット曲を覚えていく。ミッシェル・ポルナレフ「シェリーに口ずけ」
    を林間学校の最中耳にして、未だ見ぬ大人の世界に悶える。一方でヘルマ
    ン・ヘッセ「車輪の下」を読み、人生の不条理を何となく知る。

1973年 森直也氏がパーソナリティを務めるFM東京の番組「OTTO ミュージック・
    シャウト」にリクエスト葉書が読まれ、これまた興奮する。ちなみに曲は
    何故か「オビくんにはこっちの曲のほうがいいでしょう」とか訳の解らない
    説明をされ、ニール・ヤングの「What Did You Do To My Life?」をかけて
    もらった。ここら辺から本格的にロックにのめり込む。

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1974年 埼玉県立所沢北高等学校に入学。キング・クリムゾンの『太陽と戦慄』を
    爆音で聞いていたら父親に叱責され、暗い青春時代が始まる。
    昼間は級友とエアロスミスの話をして、家に帰ると一人ジェイムズ・テイラー
    を聞くヒネクレ者だった。CSN&Yのライヴ盤『4 Way Street』も当時よく聞
    いていたが、お目当てだった「青い眼のジュディ Suite:Judy Blue Eyes」
    が殆どカットされていて、ひどく落胆させられた思い出も。

1977年 浪人中にも関わらず親に黙ってロリー・ギャラガーを観に中野サンプラザま
    で行き、ひたすら感動する。きっと互いに直情型ゆえ波長が合ったのかも。
    78年にはリトル・フィートの公演に圧倒され、アメリカン・ロックの深みへ
    ハマッっていく。79年にはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの日本公演も
    体験した。

1982年 流されるまま生活のために就職。給料やボーナスの殆どをレコードに費やし、
    コレクションはどんどん増えていった。仕事は辛かったが、それなりに幸せだ
    ったという記憶もある。親元を離れ一人暮らしを始めたのもこの頃。

1986年 結婚。自分のような人間の伴侶となる女性がいること自体が驚きだった。
    なお当時の音楽シーンはMTV全盛時代で疎外感を覚えた。よってブルーズ
    やR&Bや古いロックなどをどんどん遡るように聞いていく。吉祥寺と渋谷
    にあった芽瑠璃堂や青山のパイド・パイパー・ハウス、江古田のクランと
    おと虫、池袋のオンステージ・ヤマノなど、お世話になったレコード店や
    ロック喫茶は数知れず。

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1990年 グレアム・パーカーやニック・ロウの記事を『レコード・コレクターズ』
    に書き、メジャー否せいぜい3Aクラスのデビュー。音楽の好き嫌いが激し
    過ぎるのが編集者から見れば使い勝手の悪い原因であろう。あの頃はライ・
    クーダーのほとんど全セッション・ワークを調べた原稿も忘れられない。
    まだネットなど普及していなかったので、担当編集者と泣きながら仕事をした。

1997年夏 初の著書『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』をBNNから出版。
     幸いにも各方面からご好評を頂きました。
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2007年春 時は流れて24年間勤務した会社を退職。いろいろと言いたいことはあるが、
     ごくフェアに振り返れば、「あまりに長いこと同じ会社に居過ぎた」
     この年は絶版になっていた拙書『Songs』が新しい出版社から10年振りに
     復刊されたり、敬愛する佐野元春と初対面したりと、自分の人生の大きな転機
     となった(写真は『Songs』他2冊を担当した編集者のKさんと 2010年夏)。

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2007年夏 ある日地元江古田の定食屋で親子丼を食べていると、見知らぬ男からの電話
     が鳴る。「はじめまして。ぼくたちのバンドをぜひ聞いてみてください」
     その声の主こそ他ならぬ木下弦二であった。以降、東京ローカル・ホンク
     との親交が始まる(写真は弦二氏と 2010年秋)。出会えて本当に良かった
     と思える、かけがえのないグループ。

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2009年正月 父が肺を悪化させ死去。82歳だった。理解しなければいけないのは
      クリムゾンより先に肉親のことだったとようやく気が付く。なお
      書評サイト『Book Japan』の仕事も始めていたが、現在はこちらの都合
      により休止中。

2009年秋 以前から気になっていた中村まりのライヴを初めて見て感銘を受ける。
     ホンク同様に彼女のライヴを追い、随時ルポすることを心に固く誓う。
     以降、雑誌媒体とは別に自主取材も始動させていく。
     (写真は中村さんと 2010年秋)

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2010年春 医者からメタポの厳しい宣告を受け、食生活の改善に努める。また
     毎日90分のウォーキングを自身に課す。結果半年で8kgのダイエットに
     成功。以降多少の変動はあるが現状を維持。体も心も軽いほうがいい。

2010年夏 まったく未知だったドラムズ奏者の中原由貴と出会い、その演奏や人となり
     に深く感動する。彼女も現在最も気になる音楽家の一人(写真は中原さんと
     2012年冬)。とても優れた音楽家、青山陽一ともほぼ10年ぶりに再会。
     

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2011年冬 佐野元春の30周年アニヴァーサリーのライヴDVDに「佐野元春と続けてきた
     長い旅」を寄稿。

2012年春 佐野元春のビルボード公演に「通りは陽射しに満ちて」を寄稿。これ
      は佐野さんのfacebookでも読めます。

2012年夏 江古田クラン・レコード繋がりの方々との再会や出会いが不思議と続く。
     ダグ・サームからクッキー&カップケイクスまで、テキサス〜ルイジアナ
     周辺のルーラルな音楽! いよいよスワンプ・ポップ・サミットの立ち上
     げである。

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2013年冬 NHK-FMの番組『元春レディオ・ショウ』にゲスト出演。
     「音楽をもっと聞こう!」というテーマで佐野さんと約1時間語り合いま
     した。

2013年春 佐野元春の新作『Zooey』が発売。氏のウェブサイトに「思慮深い詩人
     と剥き出しのギター・ロック」を寄稿。

2013年春 ワーナーの「新・名盤探検隊」が始動。ジョー・ママ、ドニー・フリッツ、
     ポール・バタフィールド、トニー・ジョー・ホワイト、ラブ・ノークスなど
     のライナーを執筆している。

2013年夏 オレンジ・カウンティ・ブラザーズの後期2作(『クルージン』と『ジャン
     プ&シャウト』)が待望の初CD化! ここ何年もメンバーの谷口邦夫さんと
     親交を重ねお話しを伺ってきただけに、それをやっとライナーノーツの書き
     下ろしという形で恩返しすることが出来た。個人的にも感慨深い仕事だった。

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2014年夏 6年ぶりの書籍『パブ・ロックのすべて』(シンコーミュージック・エンタ
     テイメント)を出版。パブ・ロックの専門書は国内で初めてとなるもの。長
     年温めてきた構想だけに嬉しい。

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2014年夏〜秋 『パブ・ロックのすべて』の販促を兼ねて幾つかのイベント。各地で
        で皆さんと交流出来ました。

2015年秋   地元江古田の愛するレストラン、ハロー・オールドタイマーにピーター
       さんが遊びに来てくれました!

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2016年春 川越のパブロック・ナイトに呼ばれたり、大阪で親睦会を開いたり。こう
     した一期一会を大切に。
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by obinborn | 2010-09-25 07:26 | selfportrait | Comments(0)  

虹のような人、佐野元春へ



 佐野元春を聞いていると、歌の力や音楽か
 ら広がっていく果てることがない光景に思い
 を巡らせたくなる。そんな感想を抱く聞き手
 たちは、きっと星の数ほどいるに違いない。
 07年の春に発表された素晴らしい『Coyote』
 アルバムは勿論のこと、ここ数年行われてき
 た佐野と仲間たちのライヴ・ツアーを見渡し
 てみても、そのことを改めて実感せずにはい
 られない。最初はいささか漠然とした感想に
 過ぎなかったものが、次第に輪郭を描き出し
 ながら、最後には佐野元春という像をくっき
 りと結んでゆく。音楽を聞いてきて良かった
 と思える瞬間が、これだ。

  溢れ出る言葉たちを奔放に投げ込んでいく 
 「アンジェリーナ」を携えて佐野がレコード
 ・デビューしたのは、忘れもしない80年3月
 のことだった。70年代までの日本のシーンを
 振り返ってみると、例えばはっぴいえんどか
 ら派生していった新しい流れが、シュガー・
 ベイブの誕生を鮮やかに告げるなど、幾つか
 の興味深い動きがあったとはいえ、これはま
 るで自己憐憫ではないかと思わせたり、類型
 的な情緒に流された歌が一般的にはまだまだ
 多く、時代の空気も鬱屈し諦観に覆われてい
 たように記憶する。はっぴいえんどの歌世界
 でさえ、「です・ます」調で書かれた文体は、
 他者と結びつくことよりも人との距離を推し
 量るような匂いが立ち込めていた。ちなみに
 佐野ははっぴいえんどの音楽に関して、共感
 と同時に苛立ちも覚えたと、アンヴィヴァラ
 ントな心情を吐露したことがある。

  そんなややシニカルで冷笑的な時代状況の
 なかに突如として現れた佐野元春の音楽は、
 いわば荒れ果ててしまった土地に雨を降らせ
 るような、朽ちてしまった水路に清らかな水
 を撒いていくような、汚れた街のなかに花束
 を投げ込んでいくような響きがあった。そん
 な意味で彼は向こう見ずな冒険者であり、時
 代を見つめる先行ランナーであり、夢を取り
 戻そうとする理想主義者だった。そして何よ
 りも佐野が作る歌の主人公たちは、生き活き
 と動き回ろうとしていた。「アンジェリーナ」
 に浮かび上がる”シャンデリアの街で眠れずに”
 いる彼女がそうだった。「ダウンタウンボー
 イ」で夜を抱きしめながら”すべてをスタート
 ラインに”戻そうとしている彼がそうだった。

  ことさら大上段に空疎なメッセージを掲げ
 るのではなく、佐野はある種の切迫感ととも
 に歌の主人公たちに生命を与えていった。一
 見平易な言葉の連なりが、激しく叩き付ける
 ようなビートに導かれて、突然キラキラと輝
 き始める。ロック音楽が生み出すそんな虹の
 ような時間の共有こそが、佐野元春を体験す
 るということに他ならなかった。それは言葉
 を換えれば、佐野が一人の聞き手として60年代
から70年代にかけてロックから授かってきた
 青年期の蓄積でもあっただろう。だからこそ、
 景色をどんどん塗り替えていくような感動を、
 彼は自分の音楽で恩返ししようとした
 のではないだろうか。本人に確かめたわけで
 はないけれども、もし今度彼と会ったなら、
 一度訊ねてみようと思っている。

  バディ・ホリーの無邪気でウキウキするよ
 うなビート。ビートルズが切り拓いていった
 チャレンジングな精神とユーモア。ザ・バー
 ズの朝露のようなギター・アンサンブル。マ
 ンフレッド・マンの気取り。ランディ・ニュ
 ーマンの観察。ボブ・ディランの動き出して
 いく言葉たち。それらに対し、佐野は少なか
 らず影響を受けながら敬意を払い続けてきた。
 そして彼は自分のサウンドスケープに関して
 も妥協をけっして許さなかったが、音の建築
 士としての側面が意外にもあまり語られてこ
 なかったのは、明晰な発声と情熱的なヴォー
 カルで運び込まれた言葉たちが、まず何より
 も聴衆の心を捉えた結果故だったと今にして
 思う。しかしながら「コンプリケイション・
 シェイクダウン」でのヒップホップへの早過
 ぎた取り組み、「クリスマス・タイム・イン
 ・ブルー〜聖なる夜に口笛吹いて」で見せた
 ラヴァーズ・ロックへの気の利いた挨拶、あ
 るいは普段のポップ・フィールドとは別に深
 めていった黙示録的なスポークン・ワーズ(
 詩の朗読と音の融合)といった先鋭的な試み
 は、シーンの開拓者としてこれからもっと評
 価されて然るべきだろう。

  音楽キャリアの30周年を祝した今回の『ソ
 ウルボーイへの伝言』は、18の曲を佐野自身
 が厳選したものとなっている。こうしたベス
 ト・アルバムは過去にも幾度か発売されてき
 たが、今度もまた最終的に選ばれた曲たちは
 単に納得出来るというレベルにとどまること
 なく、曲と曲とが緊密に補完し合いながら、
 優しく響き合いながら、新たに逞しい流れを
 生み出している。そんな意味ではアルバムの
 表題にある”伝言”というニュアンスを、どう
 か汲み取っていただきたい。感傷に溺れない
 爽やかな郷愁とともに聞くのも悪くないし、
 初めて接する方々には出来立ての”新譜”とし
 て映ることだろう。いずれにしても佐野はそ
 れだけの長い旅をしてきた。それと同じよう
 に聞き手たちも多くの歳月をやり過ごしてき
 た。そして佐野はたとえどんなに困難なとき
 でも、聞き手たちとのつながりを求めてきた。
 ”約束の橋”を架けることを、けっして忘れた
 りはしなかった。

  選ばれた18曲のなかには、「アンジェリー
 ナ」「99ブルーズ」「ヤングブラッズ」
 といった、今でもライヴの場で
 頻繁に歌われるナンバーもあれば、「ガラ
 スのジェネレイション」のように演奏されな
 くなって久しいものもある。また「ダウンタ
 ウンボーイ」のように、ときどき思い出した
 ように採用され新たな生命が吹き込まれてい
 く歌もあれば、聞き手のなかで成長していっ
 た「サムディ」や「レインボー・イン・マイ
 ・ソウル」といった曲もある。重苦しい時代
 に向けて差し出された「欲望」は、その苦悩
 と葛藤故に感動を呼ぶことだろう。それらの
 どれもが経年劣化することなく、未だにリア
 ルな感触を伴っていることに驚かされる。未
 来への予感に震えつつも、誓いの感情がそっ
 と運ばれていく「情けない週末」はどうだろ
 う。その瑞々しい青年の眼差しは、まさに時
 という試練を乗り越えている。そして終盤に
 置かれた近年の二つの名曲「君の魂、大事な
 魂」と「君が気高い孤独なら」を聞くとき、
 佐野の音楽が初期からずっとしっかりとした
 結び目を作りながら、あなたに語りかけ、暗
 闇を照らし出そうとしていることに気が付く
 はずだ。

  今なお全国規模で行われる佐野元春のライ
 ヴ・コンサートに足を運ぶとき、誰もが実感
 するのが、その客層の幅広さだ。彼とともに
 歩んで来た初期からの熱心なファンや、音楽
 が奏でられる場所へと再び戻ってきた久しぶ
 りの聞き手ばかりではなく、”大人になった”
 彼らや彼女らの子供たちが、その音楽を発見
 していくといった機会が、次第に増えつつあ
 るのだ。それは単に親と子の心温まる風景に
 とどまらず、佐野の歌が持っている核の部分
 が世代を超え、時代に楔を打ち込むような力
 を持っているからではないだろうか。

  また音楽の現場でも、片寄明人、深沼元昭、
 小松シゲル、高桑圭らが密度の高い演奏で佐
 野と積極的に関わったり、堂島孝平やスガシ
 カオらが佐野へのリスペクトを惜しげもなく
 表明するなど、近年はとくに若い世代からの
 支持が集まっている。それもこれも、佐野が
 悲観論者にならず、歴史の傍観者にもならず、
 ときとして既存のシステムと激しく闘いなが
 ら、自主独立の精神と友へと差し伸べる手を   
 忘れずに生き抜いてきたことへの、限りない
 共振が、佐野の名前を呼んでいったのだ。 
 そう、支流がやがて大河へと辿り着くように。

  佐野元春が歩んできた30年は、砂漠のなか
 に眠っている水脈を掘り起こしていくような
 作業の連続だった。もっともらしい絶望より
 は、手のひらに残っているはずの希望を見つ
 め、選び取りながら。たとえ一人暗くて深い
 井戸に落ちてしまいそうなときにも、”君”と
 のつながりを強い気持ちで求めながら。彼の
 音楽はいつもそんな強固な意志を秘めている。
 佐野元春はきっとこれからも、昨日のように、
 今日のように、そして明日のように歌ってい
 くことだろう。

              2010年の夏に。
              小尾 隆


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by obinborn | 2010-09-25 03:04 | rock'n roll | Comments(0)  

旋回のなかで音楽を考える人〜フレッド・ニール

変則チューニングによる12弦ギターのモーダルな響き
ドローン効果もあってルートから逸脱していくような進行
アシッド フォークの定義があるとすれば およそそのような
ものだと思う

いわば曲をメロディライン主体になぞるというよりは
モード(旋回)という大きな流れのなかで捉えるという発想
つまりブルーズの語法やジャズ イディオムの大胆な引用は
60年代のフォークシーンに大きな刺激を与えたのでは? 

そんな革新者といえばやはりフレッド ニールだろう
彼からの影響下にカーレン ダルトン、ジョニ ミチェル
ティム バックリー、デヴィッド クロスビーといった才人が育って
いった

フレッドのアルバムはどれも素晴らしいが 生々しさが際立つのが
67年10月のスタジオセッションを収録したその名も”Sessions"
(capitol)だ

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とくに8分以上に及ぶ終曲「Roll On Rosie」のワンコードで押しながら
酩酊感を誘っていく展開は まさにアシッド フォークの鑑と言うべきもの
やはり8分の「Look Over Younder」では夜の闇に落ちていくかのよう
なブルーズがじっくりと奏でられている
パーシー メイフィールド作のバラード「Send Me Somebody
To Love」のメロウさも味わい深い

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65年の5月に発売された『Breecker And Macdougal』(Elektra)
も 言わずと知れたバイブル的な古典作だ
カレン ダルトンがカヴァーした「Blues On The Ceiling」と
「Little Bit Of Rain」の2曲の作者版に加え 伝承曲「The Water
Is Wide」でも フレッドならではの解釈を示した
むろんアルバム表題曲「Breecker~」や「Sugar Mama」での
風を切るような男っぽさも
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by obinborn | 2010-09-24 16:31 | one day i walk | Comments(2)  

まるで語り部のように〜マイケル・ハーレーの原点がここに

近年でもカルト的な人気を博すマイケル ハーレーのファーストアルバム
” First Songs"(Folkways 1964年)が遂にリイシューされた!

70年代に諧謔的なフォークやグッドタイム音楽で存在を知らしめた人だが
この64年作では弾き語りによるobuscureでdarkな世界を展開している
フレッド ニールやジョン フェイヒーなどのアシッド フォーク好きにはまさに
聖典のようなアルバムになり得るだろう

当時まだ20代前半だったハーレーのオリジナルが全12曲
オープニングの「Blue Mountain」から寂漠感溢れる世界が立ち現れる

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by obinborn | 2010-09-23 17:26 | one day i walk | Comments(0)  

カートリッジを換えてみた〜配線ごっこは俺の趣味

レコード針を交換するついでに思い切ってカートリッジを新調しました
今まではオルトフォンのNight Clubシリーズを使用していてその繊細
な音も捨て難かったのですが もう少し腰があり派手に鳴ってくれる
シュアのDJ定番M44に変更して気分転換をしてみたのです

まだ残暑が残るなかさっそく配線〜組み立てをしました CD世代いや
i-pod世代にとっては 暑い中ドライバーを手にしながらこんな作業に
没頭するオジサンの姿はたぶん理解出来ないことでしょう(笑) 
何でも最近の若者は レコード針とカートリッジとシェルの違いも知らない
とか(仕方ないか、、、)

ただコロンブスの卵的にクラブDJたちがデジタルとアナログの立ち位置
を逆転してくれたお陰で オーディオメーカーが延命出来たという側面は
見逃せません テクニクスSL1200といったDJ世代を代表するターンテー
ブルはロングセラー商品としてその位置を不動のものにしていますし
針やカートリッジもスクラッチプレイに対応出来る屈強な商品が主流に
なっていて こんなところにもDJ文化の定着を感じることが出来ます

さて組み立てが終わり アームとシェルを繋ぎます 何年経っても針や
カートリッジを交換して最初に音を出す瞬間にはわくわくさせられますが
予想通り元気一杯のシェア サウンドが飛び出してきました! う〜ん、
新鮮だなあ(笑) 針自体が新しく十全に音を拾っているという面もあると
思いますが やはりリズム隊が際立つようなサウンドは実にオビン好みです
お上品なクラシックやスタンダードジャズがお好きなお嬢さんには間違って
もお薦め出来ないような獰猛な音が荒れ狂いウネリまくります(笑)

自分はオーディオマニアではなく あくまで音楽ソフトを聞く事を主眼と
してきました そういう人は私以外にもきっと多いことでしょう でも少しの
工夫で より良い音の環境は案外整ったりするのです もっとも私は針を換え
たのが実に2年半ぶりというていたらくなのですが、、、

自分はレコード(シングル盤とLP)で育ってきたど真ん中の世代です
今後も”いい音”をめぐる論議は絶えないでしょうが アナログの音が
今も体に染み付いていますから  音楽配信の痩せた音などまったく興味が
持てません また音や音楽に限らず世間の流行とは無縁のおっさんなので
晴耕雨読のような もしくはつげ義春「無能の人」のような生き方に
果てしなく憧れます  

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上が今回購入したシェアM44 真ん中がモノラル再生専用のオルトフォン針を
テクニクスのシェルに装着してみたオリジナル商品(笑)下がオルトフォン/コンコー
ドのナイトクラブシリーズ それぞれが個性豊かな”音の入り口”を務めます

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ローラ ニーロも憧れたオリジナルズ
ノーザン ソウルの香気を伝える69年の名作がこれ
ローラがカヴァーした「The Bells」は同盤には
未収録だが 以前シングル盤を見つけたときは感動したなあ

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フィラデルフィアのシグマスタジオで録音されたローラ73年の
アルバムは彼女が親しんできたドゥーワップやR&Bをカヴァーした
愛すべき作品集  マーサ&ザ ヴァンデラズ、スモーキーロビンソン&
ミラクルズ、ロイヤレッツなどに混ざって オリジナルズの名曲「the
Bells」も吹き込まれた 
なおサインは94年2月の再来日時に渋谷で
花は先日miu-miuさんから頂いたもの
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by obinborn | 2010-09-22 17:04 | one day i walk | Comments(0)