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12月26日

西荻窪にて今年最後の外飲みを

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        (写真は西荻窪Ronnie's)

アラブの春に始まった今年はかつてない大震災を経て
未だ途方に暮れたままだが それもまた膨らんでいくだけの欲望への
啓示であろう

中村まりが「Ghost Town Dance」で言い含めたもの
それがたとえ作者の意図を離れて伝わったとしても 好むと好まざるとも
私はこの「廃墟の町で踊る」を2011年の記憶としてずっと繋ぎ止めるだろう

暑い日にも寒い夜にも 穏やかな日にも砂埃舞う午後にも
中村まりは今年も歌い続けた

小さな歌の大きな物語として
私は明日もまた彼女の”百年に一度の声”に出会うことだろう

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by obinborn | 2011-12-27 07:45 | one day i walk | Comments(2)  

12月25日

ーーマスル・ショールズの郷土料理でお好きな食べ物は何ですか。

ドニー・フリッツ:いい質問だね!(笑)そうだな、チキン&コーン
ブレッド・ドレッシング(日本で言うサラダではなくタッピング〜
詰め物のこと)、ミートローフ、マッシュド・ポテト、ソウルフード
だよ!

ーーサザーン・ホスピタリティ(南部流のおもてなし)という言葉が
あります。家族や仲間たちとの絆や南部という土地こそがドニーさん
の音楽を作ってきたと思います。素晴らしいことです。

ドニー:ああ、私もそう思うよ。南部の人間というのは大抵とても上品で
礼儀正しいんだ。少なくともそうありたいと願っている(笑)。実際南部
での暮らしには独特の魅力がある。どこか神秘的な風土が私は大好きだ。
南部に生まれ育ったことを嬉しく思うよ。私が生まれ育ったフローレンス
はとくに低所得層の貧しい町だったかもしれない。確かにお金はなかった。
それでも私たちは幸せだった。人々の心は美しく、素晴らしい人材をたく
さん生み出している。南部の暮らしからは多くのことを学んだよ。

(2009年10月 渋谷にて)

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by obinborn | 2011-12-26 02:56 | インタヴュー取材 | Comments(0)  

Son Of "Harry "

かの『Steve Winwood』から2年後
ウィリー・ウィークス=アンディ・ニューマークのリズム隊が再び
この『George Harrison』(79年)で素晴らしく価値ある演奏で
貢献した

とくに「Love Comes To Everyone」ではウィンウッドがシンセを弾いて
いるから まるで主人公を入れ替えた『Steve Winwood』のようだし
後半でウィークスは信じられないようなフレーズを織り交ぜる
(いいベーシストはエンディングになってやっとオカズを入れるのさ!)

美しいな、ジョージは
それを好きな自分も(ちょびっと)好き^ー^

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by obinborn | 2011-12-25 12:02 | rock'n roll | Comments(0)  

佐野さん、メリー・クリスマス!

きみを最後に見たのは 街外れにある小さなダンスクラブ
グラスを高くさし上げて いつもの陽気なジェスチャーで「Hello!」

世界中にツバを吐いて あの汚れた車のなかでいつものように
何かを探しながら 体を震わせていたきみ

この街できみが初めての友だちだった

(佐野“The Lion " 元春/ Shadows Of The Street)

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佐野元春と”報告者たち” 2010年3月恵比寿リキッドルームにて
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by obinborn | 2011-12-25 09:30 | rock'n roll | Comments(2)  

12月24日その2

24日は狭山のフェロウズにて 今年を締めるDJを

クリスマスの家族サービスを放棄した男たちの凄まじいDJバトルが
この夜展開されたのでした^0^
狭山のみなさん、ありがとうございました!

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女性のお客さんから同情的で憐憫的なケーキが振る舞われました(笑)

以下 私のプレイ・リストです 今回もほとんどシングル盤(7's)で回し
ました


Prt 1
Rico/I Caught You
Dennis Bovell (Feat:Rico!)/Backbone
Johnny Osbourne&The Sensationes/Power And Glory
Little Milton/Let's Get Together
Harvey Scales&The Seven Sounds/Broadway Freeze
Jeff Beck Group/Jailhouse Rock
Rolling Stones/(I Can't Get No)Satisfaction
Wes Mcghee/Mezcal Road

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Prt 2
Jr.Walker&The All Stars/Home Cookin'
Rockpile/Teatcher,Teacher
Archie Bell&The Drells/I Love My Baby
The Marveletts/海のなかには魚たちがいっぱい
Delaney &Bonnie&Friends(Feat:"Skydog")/Soul Shake
Elvis Presley/I Got Stung
Al Green/Old Time Lovin'
Nick Lowe/Go 'Way Hound Dog
Georgie Fame/Night Train
Spencer Davis Group/Gimme Some Lovin'
Rolling Stones/Respectable
Keith Richards/I Could Have Stood You Up
Keith Richards/Run Rudolph Run
Rolling Stones/Honky Tonk Women

〜〜Encole〜〜
Little Milton/Just A Little Bit
The Staple Singers/I'll Take You There

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by obinborn | 2011-12-25 08:02 | rock'n roll | Comments(0)  

優れた演奏者はまたもう一人の才能を称えることをけっして忘れない

「16ビートのパターン1小節だけで唸らされるようなプレイヤーに
憧れるんですけども、8ビートを叩かせると全然ダメ、というよう
なプレイヤーにはなりたくないなあとも思ってまして。
また田中クニオさんの話になってしまいますが、
あの人が叩き出す歌心溢れる8ビートは本当にすごいと思うんです。
クニオさんの無駄のない8ビートが始まっただけでもう東京ローカ
・ホンクの歌が作る情景の最初のページが始まるんですよねえ。
8ビートをしっかり持っている人にはやはり憧れますね」

(タマコウォルズ 中原”Moo"由貴 拙者による取材時に)

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さすがだなムーさん、 ちゃんとわかってる^0^
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by obinborn | 2011-12-24 15:40 | インタヴュー取材 | Comments(0)  

12月24日その1

「自衛隊に入ろう」を揶揄的に歌えていた時代はある意味平和だったんだと思う。でも僕たちは無知な十代をとっくに卒業したわけだし、 夢想家を気取るのではなく、国防のことも現実的な問題として考えなければいけない。それが大人になるってことさ。(ロッキン・オビン)

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by obinborn | 2011-12-24 12:15 | rock'n roll | Comments(0)  

お知らせ

ツイッターでもお知らせしましたが 明日24日は狭山のフェローズ
http://t.co/nHYquwlNにて
ロッキン・オビンにとって今年9本め、本年を締めるDJとなります

実は狭山はオイラが育った所沢のトナリ町でもあり いつも心置きなく
狭山の皆さんとともに遊ばせて頂いているのでした^0^

新宿からも西武新宿線の急行で40分ほどの距離! 初めての方もぜひ遊びに
来てね!

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作画:かもんみねこ 2010 P&C
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by obinborn | 2011-12-23 23:54 | rock'n roll | Comments(0)  

12月23日

ブリンズリーズは英国の大好きなバンドだけれど
ぼくが20代の頃レコードを探すのに随分苦労したグループでもあった

あれは神保町にあったロック・ワークショップ(同店はその後高田馬場に
移転した)だったろうか 彼らの4作め『Nurvous On The Road』(72年)
を最初に見つけたのは

ただしこれは米リバティ盤であり 彼らの前作『Silver Pistol』とともに
確か2曲ほどUK盤に比べて曲数が少ない内容だったのだが それでも当時
は嬉しく この煤けたロンドンの曇り空のような音楽を聞いて ささくれた
感情や焦燥を掌に収めたものだった

ニック・ロウにとってはソングライターとしての修行期であり きっと
若き日の引っかき傷のような思い出が詰まったグループでもあったのだろう
やはりブリンズリーズならではのユルさやアメリカ音楽への憧憬そして
アマチュア・ライクな音楽への信頼が全編に貫かれている

その匂いは今となっては奇跡のように思えてならない
カヴァーはクリス・ケナーのニューオーリンズR&B「I LIke It Like That」と
ロニー・セルフのロカビリー「Home In My Hand」の2曲であり
オリジナルでは前作からバンドに合流したイアン・ゴムが1曲
あとは全部ニック・ロウが手掛けている(1曲はボブ・アンドリュースとの
共作)

同時代の英国ではオイリー・ラグズやアンドウェラにも通じるザ・バンド大好き
症候群〜アーシーな味わいが漂っているのだが 本格的に成り切れない
脇の甘さやほっこりとした情感に むしろ親しみを覚える
今の時代だったら 商業レベルで契約さえ断られてしまうバンドもしれない

ブリンズリーの名前を最初に意識したのは江古田のクランだったろうか
渋谷のブラックホークだったろうか 今はなき音楽評論家の会田裕之さんが
ブラックホーク・ニュースという紙刷で彼らのことを書かれていたことは
今でもはっきり覚えている

たとえば はちみつぱいのことを誰もムーンライダーズの前身バンドとは呼ばな
いように ぼくもブリンズリーズをニック・ロウが在籍していたグループとは
言いたくはない
そんな愛すべきバンドだった

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録音は72年の3〜4月にウェールズのロックフィールド・スタジオで行われた
エンジニア欄に同スタジオのキングスレイ・ワードの名前があるように
デイヴ・エドモンズ人脈も濃厚であり のちの交流を仄めかせる
UK原盤はUnited Artists UAS29374 なお当時の日本盤には『大通りの臆病者』
なる邦題が付けられていた
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by obinborn | 2011-12-23 18:22 | one day i walk | Comments(0)  

12月22日

その頃、俺が多くの時間とエネルギーを注いできたあのヒッピーっていう奴は、
すっかり古くさくナンセンスなものになっていたんだ。俺はそれが崩れていく
様をずっと見てきたと思う。そして頭の中で突然ひらめいたのは、こんな場面
さ。どこかの年老いたヒッピーの独白っていう設定でね。「今すべてが変わろ
うとしている。きみは笑うかもしれないが、だからと言って平和と愛の一体ど
こがそんなにおかしいんだい?」というリリックを書いた。すごい歌詞を作っ
たなと思ったよ。このフレーズがフックになればあとの歌詞はまあ埋め草のよ
うなものだし、ちょっぴり皮肉を込めてジュディ・シルの「Jesus Was Cross
Maker」からも頂戴したよ。もちろん平和と愛は基本的にはいいことだと思う
よ。でもね、俺の立場で言わせてもらえるなら、ある日夢は終わり、バンドも
解散寸前で、俺はまさにこの場所に一人で立っていた。何かに気がつかなけれ
ばいけなかったのさ。だからこの「平和と愛と理解のどこがおかしいんだい?」
は目覚めのための歌だったのさ。(ニック・ロウ)

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by obinborn | 2011-12-22 20:45 | rock'n roll | Comments(0)