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昨日は、はちみつぱいの和田博己さんを囲む会でした!

「『MUSIC FROM BIG PINK』はいきなり「怒りの涙〜TEARS
OF RAGE」から始まるよね。だから僕たち、はちみつぱいもあ
の暗い「弊の上で」をA面の一曲めに選んだんだ」「普通は誰も
がデビュー作の一曲めを快活なナンバーでスタートさせる。で
もぼくたちはそうしたルーティンを犯したくなかったんだよ」

そんなお話を惚れ惚れと、和田博己さんから聞かせて頂いた。
というわけで、10日は新宿のライオンビールにて和田さんを
囲む親睦会を。時の流れを感じさせない3時間近くがあっと
いう間に過ぎていった。


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by obinborn | 2017-04-11 18:35 | rock'n roll | Comments(0)  

言葉狩りの現状、憂鬱な気分

しかしワンフレーズのみを鬼のクビを取ったように強調して血祭りに挙げる「炎上マーケット」は好きになれないですね。今回の筒井さんの発言にしたって言葉自体は醜いものだけれど、彼が本当は何を言いたかったのかを想像してみる以前に、単なるヒステリックな”言葉狩り”的な反応になってしまっています。ちょっと前を振り返ると、熊本震災の時にはある女優さんの呟いた「猫が可哀想」が曲解されて「そんな暇ならボランティアに行けよ!」と集中砲火を浴びせられたり...もう本当にメチャクチャです。これは単に有名人の代償では済ませられない、メディアという劇場をこちら側から見ているウチラ全員の品性が問われる問題ですよ。先日の今村大臣の件もそう。確かに彼の暴言は自主避難民を傷付けるものではあったけれど、記者との質疑応答の流れをトータルに追っていくと、もう少し違った印象と理解が得られるはずです。ところがテレビは大臣の「馬鹿野郎!出て行け!」というワンフレーズのみを取り上げ、繰り返し暴力的に放映するだけ。これでは単なる悪役作りに過ぎず、きっと永遠に真実は見えてこないと思います。こうした一連の事件の尻馬に乗って溜飲を下げるのも、有名人の発言を回文(リツイ)しまくって”我こそは正義”を気取るのも私は嫌だなあ〜。前に音楽家の近藤哲平さんが総選挙に関して「建設的な意見がない。人を侮辱するネガキャンばっか。皆さんのFBが汚い言葉で埋まるのをぼくは見たくないんです」との旨を書かれていました。近頃ではごく稀で誠実な意見だと思いました。
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by obinborn | 2017-04-07 04:21 | one day i walk | Comments(2)  

佐野元春のスポークン・ワーズ〜「In Motion 2017〜変容」を聞いて

4日は佐野元春のスポークンワーズを渋谷の0-EASTにて。彼が
ポップ・フィールドと平行して詩の朗読を実践してきたことは
よく知られているが、この日も井上鑑率いるファウンデーショ
ンズのフリーフォームな演奏と合体しながら見事なリーディン
グを繰り広げた。とくに金子飛鳥のアグレッシヴなアンプリフ
ァイド・ヴァイオリンが圧巻で、地を這うようなドラム&ベー
スの強靭なビートとともに、陰影に富んだ世界を作り出してい
った。

散文詩のように溢れ出す佐野のワードの数々は難解かもしれな
い。しかし一字一句に意味を求めるのではなく、言葉が連なっ
ていくイメージを繰り出される音とともに自由に広げていけば
正解だと思う。宮台真司風に言えば「求めるな、感じろ!」だ
ろうか。またとかく通常のソングライティングと分けて語られ
がちな佐野の”話す言葉”だが、「ブルーの見解」や「ぼくに出
来ることは」あるいは「Shame〜君を汚したのは誰」など過去
のポップ文脈の再提示も少なくない。そんな佐野が掲げる一貫
したテーマは黄昏れていく文明であり、都市と個人との関わり
であり、消耗してしまいがちな魂のありかのことだ。

ビート文学の昔から脈々と培われてきた「動き出す言葉たち」
その伝統のなかに佐野元春がいる。そんなことを痛感せずには
いられない夜だった。


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by obinborn | 2017-04-04 21:57 | one day i walk | Comments(0)