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9月22日の捕獲日誌〜下北沢フラッシュさん!

本日は大阪出張前祝いとして、下北フラッシュさんでLP3枚
シングル12枚を購入しました。同店に伺うのは7月2日以来
と二ヶ月半ぶりでしたが、カード満タンの特権を活かし全品
50%OFFといい買い物が出来ました。約90分徹底的に掘りま
くり、合計金額は6,318円!これから聴きまくるぞ〜😃
(LP's)
◎ALBION COUNTRY BAND/BATTLE OF THE FIELD(ISLAND)
◎MARTIN CARTHY WITH DAVE SWARBRICK/BYKER HILL
(FONTANA)
◎V.A/AIN'T THAT GOOD NEWS!(SPECIALTY)
 (7's)
◎ERIC BURDON&THE ANIMALS/San Francisco NIGHT(MGM)
◎LINDISFARNE/LADY ELEANOR(CHARISMA)
◎JERRY REED/SHE GOT THE GOLDMINE (RCA)
◎BOBBY BLAND/ASK ME 'BOUT NOTHING (DUKE)
◎CLARENCE CARTER/PATCHES(ATLANTIC)
◎SLY& THE FAMILY STONE/FAMILY AFFAIR(EPIC)
◎LITTLE MILTON/I'MLIVING OFF THE LOVE YOU GIVE(STAX)
◎JIMMY REED/DON'T LIGHT MY FIRE(BLUESWAY)
◎BOBBY POWELL/QUETION(WHIT)
◎MERRY CLAYTON/SUSPICIOUS MIND(ODE)
◎BARBARA LYNN/SECOND FIDDLE GIRL(JAMIE)
◎DON&DEWEY/KOKO JOE (SPECIALTY)

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by obinborn | 2017-09-22 18:42 | one day i walk | Comments(0)  

ロビン・トロワー『TWICE REMOVED FROM YESTARDAY』

ロビン・トロワーのファースト・アルバム『TWICE REMOVE
D FROM YESTERDAY』(Chrysalis CHR1039)を本日江古田
のココナツディスクで救出しました。念願のU.K.オリジナル盤
が地元の店でわずか900円(税抜)ですからね。笑いが止まり
ません。ご存知のようにトロワーは元々プロコル・ハルムのメ
ンバーだったのですが、ブルッカー=フィッシャー体制下では
存分にギターを弾くことが出来ず悩んでいました。そんな彼が
ハルムから脱退し、初めて自己名義のトリオを組んで発表した
のが73年の本作です。プロデュースがハルム時代の同僚フィッ
シャーであることに腐れ縁を感じずにはいられませんが、以前
フランキー・ミラーとジュードを組んでいたジェイムズ・デュ
ワーのソウルフルな喉と重いベース、ハミングバードのファー
ストでも叩いていたレッグ・イサドラのパワー・ドラムスを得
て、トロワーは水を得た魚の如く弾きまくっています。その世
界はやはり英国流の重厚長大なブルーズ・ロックで、思わずフ
リーやファミリーといった歴代の戦士たちを彷彿させます。
B.B.キング作のROCK ME BABY以外はデュワー=トロワーが
中心となったオリジナル曲ばかりで、I CAN'T WAIT MUCH
LONGERやDAYDREAMなど以降ライヴの場で定番となってい
く人気曲を収録しています。そんな意味でもトロワーの再出発
に相応しいマスターピースと言えるのではないでしょうか?
B面ラストのBALLERINAはまるでジミ・ヘンドリクスが憑依し
たかのような優しいバラードで、ヘンドリクスの最終作『CR
Y OF LOVE』の夢の続きを見ているかのよう。ストラトキャス
ターならではの繊細な音のかけら。それを骨太なロック・トリ
オで実践するチャレンジングな姿勢。ロビン・トロワーが奏で
るヴィヴラートやスクィーズのひとつひとつに今日もなお震え
る秋の夕暮れ時でした。

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by obinborn | 2017-09-19 16:54 | one day i walk | Comments(0)  

音楽雑誌と自分

そういえば近年の自分はあまり音楽雑誌を読まなくなって
しまった。恐らく今はもうある程度の知識を得てしまった
ので読む必要性を感じなくなってしまったことが主な要因
だろう。10〜20代の頃は何でも吸収しようと『ミュージッ
ク・ライフ』のようなミーハーなものから硬派の音楽批評
誌『ニューミュージック・マガジン』まで熱心に目を通し
ていた。30歳になって音楽出版業界にデビューしてからは、
他の同業者がどういうことを書いているのかが気になり、
この時期からは今までの読者目線とやや違う読み方になっ
ていった。ある日編集者から「レコード会社からサンプ
ル盤を貰ってウチの会社で紹介してるんですから、あまり
批評的なことは書かないでくださいね」と遠回しに言われ
たことがある。「真剣に批評する」のが中村とうよう氏か
ら学んだ最大のことだったので、僕の気持ちは萎えてしま
った。ただ、以前とうようさん自ら告白していたように、
広告主やレコ会社との付き合いは商業誌にとって生命線。
そういう関係がイヤならどうぞ勝手にミニコミでも作って            ください、というのは彼の偽らざる本音だっただろう。

このFBなりBLOGを読んでくださっている方々にとって、
今もそれなりに関心ある音楽雑誌というと『レコード・
コレクターズ』『ブルース&ソウル・レコーズ』『ギター
・マガジン』『CDジャーナル』くらいしか残っていない
のではないだろうか?この20年の間に『アドリブ』『
クロスビート』『The DIG』『ストレンジ・デイズ』『
ロック画報』などが相次いで廃刊になった背景は、言わ             ずもがなインターネット(音源のダウンローディング)             の普及やレコード会社の斜陽化と歩を一にしている。他
ならぬ僕自身も音楽雑誌や(ときに一般週刊誌)に記事
を書きまくっていたのは主に90年代のワン・ディケード            であり、以降は自分の単行本(これまでに計5冊)に軸
足を移していった。今はたまに再発CDなどでライナーノ
ーツの依頼がある時に執筆するくらいかな〜。

それにしても思う。音楽雑誌が読者の知的好奇心を刺激
する存在だった昔に比べると、昨今は随分広告主に気兼
ねした紙面作りが目立つようになってしまった。とある
同業者は「表4(裏表紙)に広告されているミュージシ
ャンがそのまま特集になっている。そんな露骨なタイア
ップにお金を払おうとする読者は少ないでしょうね」と
鋭く指摘する。またあるバンド関係者はとこう言い切る
「ウチのレーベルが広告を載せれば、今月に弊社所属の
ミュージシャンのインタヴュー記事を載せてもらえる!」

どちらも本当のこと。現実を知るにつれ”萎えていってし
まった”僕の気持ちを解って頂けるだろうか?またとくに
同業でない一般読者の方々でも年に何度もビートルズや
ストーンズの特集ばかりが組まれる現状にうんざりされて
いるのではないだろうか?そんな気持ちで心塞がれる時、
僕はまだ一般的には無名のバンドをライブハウスに聞き
にいく。心が解き放たれるのはいつもそんな時間だ。そ
のバンドは今夜も入念にサウンド・チェックをしている。
エンジニアとともに音響をチェックし、バンドマンは「
もう少しフロントのモニターを拾ってください」と言っ
ている。

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by obinborn | 2017-09-13 17:06 | one day i walk | Comments(0)  

スティーリー・ダン、再び

1973年に発売されたアルバムだが、まるで今日リリースされ
た新作のようにフレッシュな音楽だ。ベッカー=フェイゲン
が当時どこまで”未来まで残る”ことを意識していたかどうか
は知る由もない。ただ昨今のポピュラー音楽がジャンクフー
ドの如く消費されている現状を思えば、この生命力は奇跡に
も近い。スティーリー・ダンにとっては『CAN'T BUY A TH
RILL』に続く二作めであり、創設期のメンバーだったデニー
・ダイアスとジェフ”スカンク”バクスターのめくるめくギタ
ーが存分にフィーチャーされている。フェイゲンの「I.G.Y」
を予見させるBODHISATTVAの精緻なサウンド・デザイン、
「リキの電話番号」の前哨戦とも言うべきジャジーなRAZO
R BOY、ゲストに招かれたリック・デリンジャーが糸を引く
ように濃密なスライド・ギターで貢献したSHOW BIZ KIDS
など印象に残る演奏が多い。とくにMY OLD SCHOOLでの
スカンクのギター・ソロは圧巻であり、彼がドゥービーズに
移籍してから発表したマーヴィン・ゲイのDEPENDED ON
YOUでのプレイと同じくらいフレージングには閃めくアイ
ディアが満載されている。

もともとスティーリー・ダンはロック音楽の辺境から生まれ
てきたグループだった。いわゆるロック・バンドの汗くささ
やメッセージ性とは無縁。いや、むしろそうした態度と距離
を置くことで彼らはシニカルさや皮肉やユーモアを携えてい
ったのだった。いささかスタジオでの作業が細かすぎるとい
う弱点はあったものの、それも体育会系のノリに対する反発
と見ていけば彼らのラジカルさがよく解る。ベッカー=フェ
ィゲンのソングライティングにしても、僕は悲しいとか俺は
寂しいとかの自己吐露は殆ど見受けられない。その代わりに
ちょっと俯瞰してみる第三者的な視点がSHOW BIZ KIDSやM
Y OLD SCHOOLには活かされている。近年のボズ・スキャッ
グスが取り上げたPEARL OF THE QUARTERはどうだろうか
?僕はボズのヴァージョンでこのベッカー=フェイゲン作の
素晴らしさを改めて知ることになる。単純なラブソングには
求められない”四分の一の真珠”というメタファーが、聞き手
の心を捉え、夜明けに見る痛い夢のように想像力を刺激する。

まるで浮遊するような不可思議なメロディの置き方。ペンタ
トニックやブルーノートには決して回収されない独自のスケ
ール(何しろBODHISATTVAのエンディングに至っては東洋
的ですらある)それらのひとつひとつの価値、気まぐれな勝
算、生意気な盛りな青年時代の気取り、あるいは照れや恥と
いった秘めやかな感覚。私にとって73年の『COUNTDOWN
TO ECSTASY』はそのような音楽であり、出来ればそのこと
をずっと覚えておきたい。


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by obinborn | 2017-09-12 17:42 | one day i walk | Comments(0)  

スティーリー・ダン私感

スティーリー・ダンは初期の3枚くらいまでは熱心に聞いて
いたけれど、最高傑作と呼ばれる『エイジャ』辺りになると
ぼくとの距離はどんどん増していってしまった。それはバン
ド・サウンドを切り捨て、ベッカー=フェイゲンが強権体制
を敷き、プレイヤーを駒のように扱うことへの反発だったと
思う。この件に関しては「バンドにどこまで幻想を持つのか
の感覚の違い」と以前金澤さんから意見を頂いたことがある          けれど、実際スティーリーの音楽は以前の温かさやホノボノ
とした部分が希薄になり、バンドというより目的を遂行する
精緻なチームといった要素を強めていった。ただ彼らのこの
プロジェクト的な意識が従来の音楽に風穴を開けたことは認
めよう。今迄裏方だったスタジオ・ミュージシャンが表舞台
へと羽ばたいていくフュージョンの時代の先駆がベッカー=
フェイゲンに他ならなかった。ウォルター・ベッカーの訃報
を耳にして涙は出てこなかった。ただ『さわやか革命』が大
好きだった二十代の頃の自分を振り返ったら、ふと寂しくな
った。ベッカーさん、今までありがとうございました。

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by obinborn | 2017-09-04 19:10 | one day i walk | Comments(0)