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オビンの”B級街道”その10〜カムデンタウンの夜は更けて

今日は午前に11,256 午後に7,106歩きました
計:18,362という結果にまずまず満足しています
渋谷周辺という華やかさのなかを歩く羽田野さん 一方で人吉という大自然のなか
でウォーキングするミックさんに比べれば 今ひとつ視覚的な楽しみに欠ける
練馬〜中野ラインですがまあ仕方ありません そこはかとなく”B級”感が漂う
のも私の運命かもしれません 何しろ犬の散歩をするオバチャンしかいない
のですから(笑)

今日のお題はまたまたパブロックです
ロンドンに行かれた方ならノーザンラインに乗ってカムデンタウンという下北沢の
ようなカウンターカルチャーひしめく? 街をご存知かもしれません
レコード/CD店 雑貨屋さん ライヴのための場所などがひしめくこの街では
毎週日曜日に行われるマーケットもすっかりお馴染みの名物です

そんなカムデン地区にあるダブリンキャッスルというハコでライヴ録音された
コンピレーション アルバムがこの『Live In London vol.1』(英ace 84年)
計5組による演奏はどれも寛いだルーツ ロックで気楽に楽しめることは確かなの
ですが やはり個性がそれぞれあります

☆ミッキー ジャップ バンド〜60年代からの裏街道組ミッキー先生を中心にした
四人組 ここではドクター フィールグッドがカヴァーした「Down To The Doctors」
にウィルバート ハリソンの「Kansas City」を演奏します

☆レッド ビーンズ&ライス
ホーンズ(3管!)を従えた本格的なジャンプ バンドです 
ルーファス トーマス「All Night Walker」 ぼくはスマイリールイスのヴァージョンで
知る「Shame Shame Shame」 他1曲「Whistlin Joe」の計3曲

☆エレクトリック ブルーバーズ
ケイジャン/ザディコなどガルフコーストの音楽に寄り添う素晴らしいバンドです
当然アコーディオンのアラン ダンは凄腕どす
3曲のなかにはJ.J ケイルの「Call Me The Breeeze」のカヴァーも(これはレーナー
ド スキナードも演奏していましたね!)

☆ディズ&ザ ドアメン
言わずと知れた? 彼らはニューオーリンズR&Bスタイルの後継者といったところ
「誰かが鍵を変えちゃった」に「Mess Around 」といった選曲はもう説明不要でしょう
彼らはドクタージョンが渡英したときにバック演奏も務めたほどです
とくにディズ ワトソンのピアノさばきは圧巻!

☆シェヴァリエ ブラザーズ
ジャンプ/ジャイヴ音楽をごきげんに奏でる彼らは ルイジョーダンの
「モーという名の五人衆」などを演奏します 
彼らのアルバム(計2枚)はかつて吾妻光良さんも絶賛していましたね

こんな5組がたった1枚のLPに2〜3曲ずつ凝縮されているのですから聞き逃せ
ません 録音はすべて83年の1月から6月にかけて
70年代半ばにシーンを盛り上げたパブロックですが ”会計士がレコード会社を
仕切っていった” 80年代にもこんな素晴らしい裏街道があったのです

そんなわけでたぶん明日も練馬〜中野ラインをウォーキングするオビンでした(笑)

オビンの”B級街道”その10〜カムデンタウンの夜は更けて_e0199046_18423839.jpg

by obinborn | 2010-11-02 18:39 | one day i walk | Comments(0)  

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