1月27日〜あんたは死んだメキシコ人たちの手首を乾かして売っているだけだ
とにかく大好きだということ
たとえばノンポリVS活動家 60年代VS70年代 白人音楽VS黒人音楽
ジャズVSロック 商業音楽VS民俗音楽とか
なんでも二つに分けてどちらかに身を寄せながら論争するという価値観が
まさにそう 左翼VS右翼という構図も典型的なそれですね
ニューレフトといった言語さえ今や死語だし
すごくシンボリックに言えばGREYが皇居で演奏した時にロック=
反体制といった図式は(良くも悪くも)終わったのだ
自我を確立する過程で近代では有効だった純文学というジャンルも
もはやかろうじて文壇のためのハク付けといった程度でしかない
(それだけ多様な生き方が根を下ろした)
そうした区分で仮想敵を作リ自らをアイデンティファイ 仲間を増やしていく
っていうのはある意味すごく楽だと思うけど ぼくに言わせればまったく意味がない
でも連中はそんなことお構いなしなんだ、これが(苦笑)
そうした勢力分図そのものが旧ソビエトの崩壊以降何も機能しないことや
70年代以降音楽がどんどん越境していったことは自明であるにもかかわらず
本当にタチの悪い団塊の世代は未だ多いし
彼らは旗を高く振るわりに
案外権威に弱いという醜態を ぼくはさんざん見てきた
「ところで、オビくんは学校どこ出たの?」
「はあ、すいません 実はぼく東大の法学部なんですよ」
なんて冗談を言った途端に喜んですり寄ってくるような(苦笑)
『群れを作らず 徒党を組まず ひとりぽっちを恐れずに』という
ぼくの哲学は折りに触れて披瀝していますが
ここら辺も団塊の世代を下から見上げてきて感じ取ったものが とても
大きかったのかもしれないなあ
これだけ言っても解らない人はRCサクセションの「ぼくの好きな先生」
や「烏合の衆」を100回聞きましょう
今日のアヒルさん 背中を掻いています
泳ぎ始めました
ふうっ、朝風呂は気持ちいいなあ
by obinborn | 2011-01-27 15:19 | one day i walk | Comments(0)